こんにちは。uskです。
最近、応援している馬がいましてね。
園田のシンアンドケンっていう馬なんですが、愛する我が子の、名前の一部が馬名になってるんです。
まだC1クラスですが、目下7連勝中。
レースぶりはかなり荒削り感があるので、まだまだ伸びしろがありそうです。
血統をよく見たら、母はネフェルメモリー。
南関牝馬2冠の名牝じゃないですか。
どうりで強いわけです。
そして、シンアンドケンの前走で手綱をとったusk期待の若手、高知の松木大地騎手。
前回は短期免許での騎乗でしたが、このたび園田に完全移籍することになりました!
先週で期間限定騎乗を終えた松木大地騎手の兵庫完全移籍が決定。2/21日付けでの移籍となるため、高知所属としての高知騎乗は明日が最後となります。
なお移籍騎手は3ヶ月間の研修期間が必要と定められており、兵庫での騎乗は5/22以降からとなります。— 競馬キンキ (@keibakinki) February 19, 2019
松木くんが乗れるようになるのは、ルールの関係でまだまだ先ですが、松木くん×シンアンドケンのコンビが今から楽しみです。
園田の3歳重賞・園田ユースカップ
さて、そんな理由でuskが大注目の園田ですが、今週は3歳の重賞・園田ユースカップが行われます。
出走は12頭の1400m戦。
7年ぶりに復活となりました。
最近、○年ぶりに復活という重賞が全国各地で目立つ気がするんですが、気のせいでしょうか。
話はそれますが、復活してほしいレースと言えば、中央競馬ですが、カブトヤマ記念ですね。
父内国産限定の重賞ということもあり、地味な血統の馬が勢ぞろい。
もう、出走馬の血統を見るだけで、ワクワクするレースでした。
父・内国産なんていう言葉は、今となっては死語みたいなものですからね。
今復活してもあまり面白いレースにはならなそうですが…。
混戦模様での予想の切り口
さて、話を園田ユースカップに戻しましょう。
今回のメンバー構成をみると、東海地区から2頭の有力馬が参戦したこともあいまって、混戦ムードが漂います。
特に笠松から参戦のブライアンビクターは、展開のカギを握りそうな馬だけに、この馬の出方を吟味するところから予想をはじめていきたいと思います。
まず、これまでのブライアンビクターの戦績を見ると、笠松や名古屋の1400m戦で実績を残しています。
園田ユースカップも1400m戦ですから、今回の舞台が向いていそうな気がします。
でも、笠松・名古屋・園田の1400mは、本当に「同じような」1400mなのでしょうか。
園田の1400m
まず、園田の1400mを見てみましょう。
園田の1400mは4コーナーのポケットから発走する形状。
1コーナーまでのホームストレッチは、小回りコースにしては比較的長いほう。
なので、外枠の馬でも1コーナーまでに内に取りつくことも可能。
その意味で、あまり枠の有利不利はない、というのがuskの印象です。
笠松の1400m
次に、笠松の1400mです。(画像は笠松けいばのwebサイトより)
笠松も園田と同じで、1400mのポケットからの発走ですね。
やっぱり1コーナーまでの距離が、小回りコースの割にはあるほうなので、外枠が不利になるようなことはありません。
名古屋の1400m
続いて名古屋の1400mです。(画像は名古屋けいばのwebサイトより)
あれ?名古屋も1コーナー奥のポケットからの発走ですね。
ということは、笠松・園田・名古屋で、1400mはそんなに大差はない、と考えていいのではないでしょうか。
小回りコースでは、1コーナーまでの入り方がとっても重要。
なので、コース形状をよく把握して展開を予想しないといけないんですけど、こと、この3つの競馬場に限って言えば、1400mは同じようなイメージで考えていいと思います。
ということは、ブライアンビクターの1400m実績は信用できる、ということになりますね。
前哨戦を穴があくほど見てみた
さて、もうひとつ別の観点から。
このレースの前哨戦ともいうべき、2/1の園田9R・3歳AB混合戦(1400m)。
なぜ前哨戦というべきかというと、このレースに出ていた馬が、今回の園田ユースカップに4頭出走しているのです。
このレースで勝ったのはバンローズキングス。
門別から転入後3連勝を飾る快勝でした。
向こう正面でうまく押し上げていって、直線で伸びる馬場を選んで走らせた吉村騎手のナイス騎乗だったと思います。
2着のハーキーステップは、正直、この競馬でよく2着に来たな、という印象。
口向きが悪くて、4コーナーもうまく回れていませんでした。
逆に、あんなチグハグ感あふれる競馬で2着に来れるということは、能力は高いのかもしれません。
逆に、1番人気に推されながら5着に敗れたのはテツ。
ハナを切って、折り合いもバッチリでしたし、田中学騎手の騎乗ぶりはまったく問題なし。
なおかつ、先頭集団を形成したバンローズキングスとハーキーステップが残る中、直線半ばで失速してしまいました。
タイム的にも、もうちょっと走れてもいいはずなのですが、不可解な負け方。
3着に入ったホマレボシセーラは、直線、凄い脚で追い込んできました。
この「前哨戦」は、ホマレボシセーラのような後方待機馬が突っ込んでこれる展開で、前目に行って残したバンローズキングスとハーキーステップが強かったのであり、テツはその2頭に並ぶ力もなく、なおかつ展開も向かなかった、という風に整理できると思います。
となると、ここまで底を見せていないバンローズキングスと、馬券外に崩れないハーキーステップは、このレースでも注意しなければならない2頭だと思います。
園田ユースカップの見解
それでは、復活なった園田の3歳重賞・園田ユースカップの見解です。
◎はブライアンビクター
初の東海地区を出ての遠征になります。
その点は不安要素ですが、前走の笠松・ゴールドジュニアでは、それまでの逃げ一手から、好位差しの競馬による新境地。
結果はオオエフォーチュンの怒涛の追い込みに敗れましたが、並ばれてからも食らいついていきました。
内容的には悪い内容ではなかったと思います。
得意の1400mに戻り、笠松・名古屋と大差のない園田1400m。
枠も内過ぎず、外過ぎないので、競馬はしやすいでしょう。
軸としては最適だと思います。
○はバンローズキングス
前走は吉村騎手の好騎乗に助けられた感はあります。
でも、好メンバー相手に、厳しい競馬できっちり勝ち切ったのは評価されるべきでしょう。
レースぶりを見る限り、展開に注文が付くタイプの馬でもない印象。
相手は一気に強化される印象ですが、決して能力的に引けを取らないと思います。
▲はジンギ
前走は、金沢で重賞を制しているアイオブザタイガーを徹底マークしての完勝。
力のある所を見せました。
その前走は1700m戦でしたが、ロードカナロア産駒でもありますし、今回の距離短縮は歓迎なはず。
前々走、今回の距離を走ったときのタイムもなかなか優秀でした。
△はテンマダイウェーヴ
前走の敗因はいろいろあると思います。
外枠が不利なコースでの外枠。
その結果、結局逃げられず。
1600mもちょっと微妙だったと思います。
ただ、その点、今回は1400m。この舞台では2歳時に重賞も制しています。
地元勢の意地を見せたいところですね。
×はハーキーステップ
正直、勝てるところまでは厳しいと思います。
前走からあまり間隔が開いていませんから、その間で気性面の成長がみられるとは思いませんが、これまでも相手なりに走ってきましたから、馬券内は十分ありうる一頭でしょう。
まとめ
それでは、園田ユースカップの見解についてまとめると、
- 笠松や名古屋の1400mの実績は、園田でも通用する
- 前哨戦の1・2着は信用に値する内容
- テンマダイウェーヴは距離短縮で巻き返し必至
といったところでしょうか。
まあ、上位の馬はけっこう実力が伯仲していると思いますので、オッズも割れるのではないでしょうか。
乗り替わりも多いので、陣営の思惑も絡めつつ、若駒ということを踏まえて、当日のテンションなども押さえておいたほうがいいでしょう。
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