みなさん、寒さMAXの中、いかがお過ごしですか?
uskです。
uskが住む千葉県北西部では、金曜日から土曜日にかけて、日曜日から月曜日にかけて、雪がガッツリ降りました。
子供たちは楽しそうに雪遊びにいそしんでいますが、大人にはこの寒さはたまらないですね。
その雪の影響で、土曜日の東京競馬は月曜日に代替開催。
おかげで地方と合わせると、月曜日は7場開催となりました。
子供の面倒を見なくていいなら、朝から晩まで競馬ができる、絶好の「競馬日和」と言える日なんですがね。
浦和桜花賞に続く?3歳牝馬の重賞
さて、今週の南関は浦和開催。
開催のメインは水曜日のユングフラウ賞。
3歳牝馬限定の1400m戦です。
浦和桜花賞のトライアルレースで、上位3頭までに優先出走権が与えられます。
ただ、本番の浦和桜花賞は1600m戦。
このユングフラウ賞は1400m戦です。
浦和の1600mは、かの有名な内枠絶対有利コース。
一方、1400mはというと、比較的1コーナーまでの距離が長く、実績的には外枠が有利になりがちなコース。
レース展開的にも両レースが同じような展開になることは稀なので、ユングフラウ賞がそのまま浦和桜花賞に直結するかというと疑問が残ります。
予想の切り口
そんな、本番に直結するかしないかよくわからないトライアルレースのユングフラウ賞。
こういうトライアルレースは、馬のこれまでの戦績もさることながら、陣営の思惑を見込んで、予想を立てることが大事です。
ではこのレースに出走させる陣営の思惑はどんなところにあるのでしょうか。
本番にむけて賞金が足りている馬の陣営
すでに重賞を制しているなどして、本番に向けて賞金が足りている馬の陣営が、わざわざトライアルレースに出走するのは、だいたいレース間隔の調整目的です。
本番の浦和桜花賞は3/27ですから、まだ結構日にちがありますからね。
レース間隔が開きすぎると、当然調整も難しくなりますから、一度レースを挟んだ方がいい、という判断は至極当然。
まして調教施設が貧弱な地方競馬ならなおさらです。
調整目的のレースですから、当然のことながら、メイチの仕上げはしてきません。
勝てたらもうけもの、勝てなくてもちょっと賞金を稼げて、体調が整えばいいや、くらいに捉える陣営も少なくはないと思います。
本番に向けて賞金が足りるかどうか微妙な陣営
こういう陣営も当然あります。
というより、こういう陣営のために、本来はトライアルレースがあるのです。
やっぱり3歳馬を扱っている以上、クラシック狙いなのは当たり前。
賞金的に微妙なボーダーラインの陣営は、トライアルで優先出走権を確保するため、このレースに照準を合わせてきます。
なので、メイチまではいかないまでも、勝てる仕上げをしてくることは必至なので、戦績が他の馬に劣るような馬でも、要注意ですね。
外厩がモノを言わせて、トライアルを使わすまでに仕上げてくる昨今の中央競馬より、レース≒調教になりがちな地方競馬ならなおさらです。
ユングフラウ賞の見解
それでは、浦和の3歳牝馬重賞、ユングフラウ賞の予想です。
◎はビービーガナール
ビービーガルダン産駒ですか。
渋いですねぇ。
こういう血統は地方競馬ならではだと思います。
門別から南関に転入後、3戦3勝。
しかも圧勝続きではありますが、他の出走馬に比べると、獲得賞金が少ないんですよね。
確実に桜花賞出走を果たすならば、ここで権利を獲っておきたいところ。
シントーアサヒとかち合った左海騎手に代えて吉原寛人騎手を配してきたところからしても、陣営は勝負がかりでしょう。
活躍が目立つ、門別出身馬という点も考慮すると軸に最適と見ました。
○はシントーアサヒ
デビューから3連勝。
しかも2着に2.5秒差→2.1秒差→0.9秒差という圧勝続き。
まったく底を見せていません。
前走は牡馬相手の勝利ですし、牝馬限定戦のこのレースならば、力は断然上と見ていいでしょう。
上記のビービーガナールを蹴って、左海騎手がこっちを選んだという点も考慮しなければなりません。
ただ、賞金面でいえば、メンバー中でも上位なので、仮にここで権利が取れなくても、本番・浦和桜花賞への出走はおそらく可能でしょう。
同型馬が多いレースだけに、本番にむけて、ここで控える競馬を覚えさせるなど、いつもと違うレース運びをするかもしれません。
そんな陣営の思惑を推量して、2番手評価としました。
▲はホウショウレイル
この馬には期待しているんですけどね。
ローレル賞がイマイチなレースで、一気にテンションが下がってしまいました。
ただ、前走もそうですけれど、陣営、特に御神本騎手が、レースを通じてこの馬を育てようとしている様子がうかがえます。
逃げるだけではなく、差す競馬もできた前走は大きな収穫。
ただ、大きいところ(=浦和桜花賞)一本狙いで来ているようにも思えます。
そう考えるとこのレースは、少し割引で考える必要がありそうです。
メンバー中随一、浦和コースの経験が豊富なのはプラスだと思いますが。
△はスティールティアラ
門別から転入後、ローレル賞4着、東京2歳優駿牝馬も4着と、パッとしない成績が続きました。
ただ、決して大負けしているわけではありませんし、この馬のレースはしていると思います。
また、2走とも距離が1600mでしたが、この馬にとってはやや長かったのかもしれません。
今回は距離が200m短くなります。
ここで権利を獲らないと、本番への出走が難しくなりそうな中、大駆けに期待したいと思います。
まとめ
それでは、浦和桜花賞トライアル、ユングフラウ賞をまとめてみましょう。
ユングフラウ賞を予想する上では、
- トライアルということを踏まえ、陣営の思惑を読み解くことが大事
- 賞金が足りている馬よりも、微妙に足りていない馬を狙え
- スピードの違いで逃げて勝ってきた馬は、同型馬の出現でもろくなる
というようなところを押さえておきたいと思います。
それにしても、今回のメンバーはかなりの豪華メンバーですね。
牡馬の方のクラシック路線は、まだこれといった軸になりそうな馬が現れていませんが、牝馬の方は今回のメンバーに、クラシック候補がギュッと凝縮されているような気がします。
後々もこのレースでのレースぶりがポイントになりそうな気がしますので、しっかりとレースを見ておきたいところですね。
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