こんばんは。uskです。
この週末は東日本に大寒波が襲来。
関東地方でもこの三連休に積雪が予想されています。
東京競馬は中止になるかもしれませんね。
→2/9の東京競馬は中止、2/11に代替競馬となりました。
あるいは、芝コースのダート替わりなんてこともあるかもしれません。
そういえば、昔、共同通信杯の週に雪が降って、共同通信杯がダート開催になったことがありましたね。
そのレースを制したのは、ご存知エルコンドルパサー。
そんなエピソードを思うと、エルコンドルパサーって本当に凄い馬だったんだなあって思います。
早世して、あまり産駒を残せなかったのが残念でなりません。
佐賀記念の過去の傾向
そんなわけで、中央競馬が行われるかどうかわからない中、注目を浴びそうなのが、月曜日に行われるダートグレードレースの佐賀記念です。
【2/11祝月 第8R 16:30発走予定】中央・地方交流
農林水産大臣賞典 第46回佐賀記念JpnⅢの枠順が確定しました!!https://t.co/3QoDRp5WwX
①テーオーエナジー(岩田康誠)、②リーゼントロック(松岡正海)、③カガノカリスマ(渡邊竜也)、④アスカノロマン(太宰啓介)、続き→— さがけいば(佐賀競馬場)@イブニング開催中 (@sagakeiba) February 8, 2019
過去のこのレースを見てみると、いくつかの傾向があることがわかります。
このレースは別定戦なんですが、斤量がもっとも重い馬が勝ったのは、過去10年で2014年のランフォルセと、2009年のスマートファルコンの2頭のみ。
そもそも、斤量がもっとも重い、ということは、それだけ実績がある馬、ということなのですが、その実績がある馬にとってなかなか勝ちづらいのが佐賀記念、ということのようです。
今回もっとも重い斤量を背負うのは58キロのアスカノロマンとメイショウスミトモ。
この2頭にとってはイヤなデータです。
さらに、過去10年の3着までに入った馬を並べてみると、
年 | 1着 | 2着 | 3着 | |||
2018 | ルールソヴァール(セ6) | トップディーヴォ(牡6) | マイネルバサラ(牡5) | |||
2017 | ロンドンタウン(牡4) | タムロミラクル(牡5) | ストロングサウザー(牡6) | |||
2016 | ストロングサウザー(牡5) | マイネルクロップ(牡6) | クリノスターオー(牡6) | |||
2015 | マイネルクロップ(牡5) | ソリタリーキング(牡8) | ダノンカモン(牡9) | |||
2014 | ランフォルセ(牡8) | ソリタリーキング(牡7) | ナムラタイタン(牡8) | |||
2013 | ホッコータルマエ(牡4) | エーシンモアオバー(牡7) | キングスエンブレム(牡8) | |||
2012 | ピラニハイウェイ(牡7) | タカオノボル(牡4) | マイネルアワグラス(牡8) | |||
2011 | メテオロロジスト(牡4) | アドマイヤスバル(牡8) | セレスハント(牡6) | |||
2010 | ラッシュストリート(牡5) | フサイチピージェイ(牡5) | ロールオブザダイス(牡5) | |||
2009 | スマートファルコン(牡4) | ロールオブザダイス(牡4) | クリーン(牡5) |
ということで、5歳馬・6歳馬の活躍が目立つものの、出走頭数が少ないながらも、4歳馬が出走してくると、馬券に、特に1着に来るケースが多くみられます。
今回も有力な4歳馬出走していますので、注目してみたいと思います。
佐賀記念 予想の切り口
さて、今回の佐賀記念のメンバーを見てみましょう。
中央勢では近走冴えない成績の馬も多く、一見すると印を打つのに躊躇する馬もいます。
かといって、地方勢はというと、1頭を除き、さすがに中央勢に太刀打ちできないだろうというメンバー。
1頭を除き、基本的には中央勢から馬券戦略を立てるべきだろうと思います。
その1頭を除き、という1頭は、
グレイトパール。
ついこの前までバリバリ中央で走っていた馬ですが、そんな馬が今、佐賀にやってきています。
グレイトパールが佐賀にやってきた経緯は、中内田厩舎のブログに記載されています。
この記事、とってもいい記事なんで、ぜひ読んでもらいたいですね。

そんなグレイトパールですが、佐賀に転入後も圧倒的なパフォーマンスで2戦2勝です。
そりゃそうですよね。
かつては、中央のGIを獲っても不思議ではないと見られていた馬ですから。
まあ、この馬は中央馬として扱うこととしましょう。
それから、佐賀2000mの傾向ですが、スタートから最初のコーナーまでの距離が、佐賀競馬場にしては長くとってあるので、そこまで枠の有利不利はありません。
脚質的には逃げが比較的有利ですので、前に行く馬は積極的に狙っていきましょう。
佐賀記念の見解
それでは、佐賀のダートグレードレース、佐賀記念の予想です。
◎はテーオーエナジー
昨年のJBCクラシック7着のあと、オープン特別を2連勝。
もともと兵庫チャンピオンシップを勝っている重賞勝ち馬ですが、ここにきて安定感が出てきました。
最強世代・現4歳勢の一角ですし、ここでも好勝負必至です。
○はヒラボクラターシュ
この馬も4歳馬。
まだオープン特別を勝ったばかりではありますが、3歳時に古馬相手に出走したシリウスSで4着。
チャンピオンズカップにも出走して、勝ち馬から1.2秒差の9着でした。
オープン特別では、安定的に好成績を重ねており、このメンバー相手なら、無様な競馬は見せません。
▲はアスカノロマン
しばらく勝ち星に恵まれていませんが、この馬なりの走りはしています。
前走の東海ステークスも、インティから1.9秒離されたものの5着に入っています。
斤量が58キロということで、だいぶ見込まれたなぁ、という印象なので、その分は割引。
追い込みがきくような馬場になれば台頭すると思います。
△はグレイトパール
どうなんでしょうかねぇ、この馬は。
前にも書いたように、順調にいっていれば、中央のGIすらも取れたほどの逸材。
ただ、過去2戦、佐賀のゆる~い競馬の中での圧勝ですから、そういう環境下で、中央時代の闘争心や競走能力が衰えていないといいんですが。
個人的には、佐賀でもうひと花咲かせてほしいなぁ、とは思うので、応援はしています。
佐賀記念のまとめ
ということで、佐賀記念を予想してみました。
まとめると、
- トップハンデ馬が頭にくる可能性は低い
- 4歳馬出走している場合は4歳馬に注目
- 枠の有利不利はなく、前目にいける馬が狙い
このような条件を満たす馬ということで、テーオーエナジーを本命に指名しました。
ここでテーオーエナジーがあっさり勝つようなことがあると、ますます4歳馬の評価が高まりますね。
どんなレースになるんでしょうかねぇ。
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