こんにちは。uskです。
今月から、ブログの書きっぷりを変えてみたんですが、気づいていただけているでしょうか。

まあ、書きぶりが変わろうが、変わらなかろうが、やっていることは一緒。
競馬の予想です。
ただ、ちょっとでも、読みやすい記事を書こうと、日々、試行錯誤しながらやっています。
もしお気づきの点がありましたら、遠慮なくコメント欄やツイッター(@everydaykeiba)でお知らせいただけると助かります。
今後とも、「ほぼ毎日競馬」をよろしくお願いします。
今年から重賞に昇格 雲取賞
あれ?なんか、今日のブログ、もう終わり!みたいな感じになっちゃいましたね。
・・・肝心の予想を載せていませんでした。
今回予想したいのは、大井の重賞・雲取賞です。
このレース、昨年までは準重賞でしたが、今年から重賞に昇格した3歳戦です。
栄えある第1回の雲取賞制覇に向けてエントリーしたのは16頭。
メンバー構成を見ると、この時点ではベストともいえるそうそうたる顔ぶれがそろい、激戦が予想されます。
将来、南関のクラシック戦線につながりそうな1800m戦になりそうです。
雲取賞 予想の切り口
さて、その雲取賞について分析していきましょう。
今回、予想の切り口にしたいのは、もうこのブログではおなじみの
「門別出身馬」
という考え方です。
もうここ10年来以上でしょうか、門別出身の馬は2歳戦に強い、と言われてきました。
ただ、門別出身馬は、明け3歳になると、あまり他の地区出身の馬と変わらなくなる、という傾向がありました。
ところが今年は、以下の記事でも話題にしたのですが、門別出身馬が、明け3歳になっても力を発揮しているケースが目立ちます。

そんなわけで、この雲取賞でも、門別出身の馬を狙って、予想を組み立てていきたいと思います。
それから、もうひとつ気をつけておきたいことがあります。
それは、
1800m
という距離。
大井競馬に詳しい人たちの間では、この1800mが一番荒れる可能性が高いレース、と言われています。
1800mは外回りコースを使いますので、向こう正面のバックストレッチが長いんですよね。
このバックストレッチで繰り広げられるポジション争い、ペース配分などで、レースがめまぐるしく動く大井1800m。
直線も長いので、特に逃げ馬にとっては鬼門というべきコースです。
そんなタフな大井1800mを2歳から明けてまだ間もない3歳馬で重賞をするっていうんですから、このレースも荒れる要素満載、と見た方がいいでしょう。
雲取賞の見解
それでは、新設重賞・雲取賞の予想です。
◎はマイコート
門別出身馬。
大井ではないものの、1800m実績あり。
先行脚質ではあるものの、ハナにはこだわらない。
内枠発走。
これだけの条件がそろったら買わざるを得ないですよね。
前走は明らかに浦和コースが合わなかった印象です。
大井の1800mも経験済み(白鳥特別・3着)ですから、少なくとも前走よりはこの馬にとって条件が好転していると思います。
他の馬よりもマイナス要素が少ないということで軸にしました。
○はアイオロス
この馬も門別出身馬で、前走転入初戦は1番人気に推され快勝。
ハナに行くのはこの馬だと思われるので、重い印を打つのはどうかな、と思いましたが、地力のある馬によくある、「今まではスピードの差で逃げていただけで、本当は逃げなくてもいい」なんていうことなんじゃないかと。
そんな都合のいい解釈で対抗評価です。
▲はミューチャリー
期待された全日本2歳優駿では、まさかの6着。
さすがに中央勢の壁は厚かった、ということでしょうか。
また、展開的にもこの馬にとっては厳しいレースとなりました。
ちょっと間隔が開いて、ここで立て直しを図りたいところです。
このメンバー相手にあっさり勝つようなことがあると、この先も楽しみですね。
△はラプラス
印を打った馬の中では、この馬が一番1800m適性がありそうです。
いや、実績があるわけではないのですが、血統的にも、走り的にも、距離が伸びてよさそうなタイプだと思いました。
昨年11月のハイセイコー記念以来ということで、ちょっと間隔が開いているのは割り引いてこの評価としました。
×はヒカリオーソ
平和賞の勝ち馬ですね。
鞍上の瀧川寿希也騎手は、この馬に相当ほれ込んでいるようで、年始には以下のようなツイートをされていました。
まあ、前走のニューイヤーカップは、本人の骨折と、馬の浦和不向きでふがいない結果になったようですが。
余談になりますけど、瀧川騎手のツイートは、批判が多いですよね。
僕はそんなに気にならないというか、むしろ、正直にいろいろツイートしてて、面白いなぁ、と思ってみています。
騎手の人の、特に地方競馬の騎手の日常なんて、けっこうわからないものですからね。
前走の敗因がはっきりしている、ということを踏まえると、条件が180度違う今回のレースでは力を発揮できるのではないでしょうか。
まとめ
ということで、大井の新設重賞・雲取賞を予想しました。
印を打った馬以外にも、魅力的な馬がたくさんいて、予想が難しかったのですが、まとめると、
- 明け3歳も活躍が目立つ門別出身馬を狙いたい
- タフなコースなので、逃げ馬は不利
- 1800mへの適性を重視
といったところが、予想のポイントになると思います。
繰り返しになりますが、今年のクラシック戦線を占う意味でも重要な一戦になると思います。
こういうレースは、レースが終わった後の回顧もしっかりやりたいですね。
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