こんにちは。uskです。
今週の南関は大井開催。
大井と言えばトゥインクルレース!
仕事終わりに競馬が楽しめるぞぉ!
…といきたいところなのですが、まだこの時期はデイ開催なんです。
まあ、まだまだ寒いですし、仕方ないですね。
この時期、南関でナイターをやっているのは、船橋だけ。
その船橋も、通年ナイターは今年から始まったばかり。
しかも最終レースは20時前なので、ちょっと仕事が長引いたりすると、間に合わなかったりしますよね。
そんな時はやっぱり高知競馬です。
高知はこの時期、南関のナイターがないのを狙ってか、平日でもナイター競馬を開催します。
だいたい火曜日か水曜日に開催することが多いですね。
南関やりたいけど、仕事あるからできないっていう人は、この時期、高知のナイターがおススメです。
金盃 予想の切り口
さて、そんなデイ開催の大井ですが、今開催は重賞が2つもある豪華ラインナップ。
そのひとつが、水曜日に行われる金盃です。
【金盃 枠順確定】
2/6(水)第63回 #金盃(SII)の枠順を発表しました。- https://t.co/WdJVWIkjiKJRAからの転入初戦となった東京大賞典で4着の #サウンドトゥルー や、報知オールスターカップを勝利し勢いにのる4歳馬 #ヤマノファイト のほか、再起を図る昨年の覇者 #クラージュドール など全16頭! pic.twitter.com/ejmotmrKeM
— 東京シティ競馬(TCK) (@tck_keiba) February 3, 2019
金盃というと、どうしても中央競馬の金盃(金杯)のイメージですよね。
中央競馬の金盃(金杯)はお正月のレースですが、大井の金盃は2月頭に行われます。
距離も、大井競馬としては最長距離となる2600m。
地方競馬でこれだけ長い距離のレースはけっこう珍しいですね。
その昔、大井には3000mなんていうコースもありましたが…。
まあ、そんな長丁場のレースなので、当然のことながら距離適性が問われます。
中央の芝の長距離のように、直線までスローで流れてヨーイドンみたいなことは、地方の長距離ではまずありませんから、純粋にその馬の長距離適性を考えて予想するのがベターでしょう。
それと、やっぱり長距離は騎手の腕ですよね。
過去の金盃の馬券内に来た馬の騎手を見ると、地方でもトップクラスの騎手が再三上位に来ています。
開催年 | 1着 | 2着 | 3着 |
2018 | 森泰斗 | 町田直希 | 石崎駿 |
2017 | 吉原寛人 | 山本聡哉 | 森泰斗 |
2016 | 真島大輔 | 吉原寛人 | 本橋孝太 |
2015 | 御神本訓史 | 森泰斗 | 石崎駿 |
2014 | 戸崎圭太 | 吉原寛人 | 御神本訓史 |
騎手の格も、予想の上では大事にしたい要素ですね。
ついでにもうひとつ、このレースで気にしたいのは斤量。
僕は斤量の決まり方とか、よくわからないのですが、今回のメンバーを見ると、
「え?この馬がこの斤量?」
と首を傾げたくなる馬が複数います。
そんなところにも注意して予想を組み立てたいですね。
金盃の見解
それでは、大井の長距離重賞・金盃の予想です。
◎はサウンドトゥルー
この馬がこのレースに出てくるのは反則だと思いませんか?
いくら9歳馬とはいえ、ついこの前まで中央でバリバリやっていた馬。
ダートグレードレースの、しかもGIの上位常連ですよ?
前走東京大賞典も4着ですし…。
出てくるなら斤量も59とか、60でもいいくらいなのに、56って…。
さすがにこのレースで馬券外になるイメージができません。
まあ、しいて言うならば、御神本訓史騎手と手が合っているか、若干疑問です。
御神本研究の第一人者を自称する僕からすると、あまりタイプ的には合っていないと思うんですよね、この人馬。
とはいえ、地力が違いますからね。
堅軸でしょう。
◯はエンパイアペガサス
軸は堅いと思うんですが、2番手以降は混戦。
混戦というか、豪華メンバーが揃いすぎて目移りしてしまいますね。
その中で推したいのは、岩手から転入のエンパイアペガサス。
現在の岩手の中長距離では最強の一頭です。
特に2000mを超える長距離戦では安定した成績。
既に南関に転入して、実績を残しているベンテンコゾウを退けていますし、実力は間違いありません。
過去にも南関に転入して走っていて、その時は好成績を残せていないものの、昨年のこのレースでは4着。
また、その時コンビを組んだ名古屋の岡部誠騎手が鞍上です。
人馬ともに昨年の雪辱を果たすべく、燃えているのではないでしょうか。
▲はウマノジョー
この馬も、もともとは岩手で走っていた馬。
岩手時代は短距離で結果を残していましたが、南関に転入して以降、2000m以上で好成績を残しています。
2017年にはダートグレードレース、ダイオライト記念(2400m)で、7番人気の低評価ながら3着に入り、昨年の金盃でも2着、一昨年の金盃でも2着に好走しています。
今回はダイオライト記念で3着に入った時にコンビを組んでいた、岩手の山本聡哉騎手とのコンビ。
おそらく人気もないと思いますので、(3年連続2着を目指して)思い切った騎乗を見せてほしいですね。
△はガヤルド
前走、金盃トライアルでは6番人気ながら1着と好走しました。
川崎では好走する馬なのですが、大井でこれだけの走りができるとは思いませんでした。
初めてコンビを組んだ岡村健司騎手と手があっているのかもしれません。
今回は52キロという軽斤量も魅力。
上位の壁は厚いと思いますが、一発に期待したいと思います。
×はシュテルングランツ
ここ2走はダートグレードレースが続きましたから参考外。
しかもこの馬にとっては、浦和記念の2000mですら短かったかもしれません。
3走前に東京記念(2400m)を、その前は東京記念トライアル(2400m)を連勝していますから、長距離適性は間違いなし。
鞍上は大井の帝王・的場文男騎手です。
ダートグレードレースを除けば、この馬とのコンビで[2.0.1.0]と好成績を残しています。
文男さんは寒い時期、あまり調子が良くないのですが、そのあたりと、斤量57キロという不利を克服できれば、上位進出は可能と見ました。
まとめ
それでは、大井・金盃の予想のまとめです。
- 当然のことながら長距離適性重視
- 騎手の腕と斤量差も大事な要素
- 軸はサウンドトゥルーで堅いと思うが、それ以下は混戦ムード
といったところでしょうか。
いずれにしても、好メンバー揃いで、熱いレースが期待できそうです。
お天気がちょっと心配で、雨が降るとなると、また馬場要素をよく考慮して検討する必要がありそうですね。
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