関東地方は年が明けてから、ほとんど雨が降っていない気がします。
そのせいもあるのかないのか、インフルエンザが大流行中。
周りがバタバタと感染していくと、次は自分の番じゃないかと不安になりますね。
ちなみに僕は、ここ10年くらいのあいだ、1年おきに感染していて、今年はその当たり年。
今のところ感染していませんが、これから罹るのではないかと心配しています。
手洗い、うがい、徹底したいですね。
物足りないメンバー
さて、今年初のGI(本当はJpnIですが、面倒なのでGIにします)となる川崎記念の出馬表が発表になりました。
出走11頭中、JRAからは6頭が参戦。
ほか、笠松から2頭、名古屋・大井から1頭ずつ。
地元川崎からはツィンクルソード1頭のみの参戦です。
JRAの各馬もそうですが、地方の各馬も、なんかパッとしないメンバーです。
南関にはそこそこ勝負になりそうな馬もいるはずなんですが、何で出てこないんでしょうかね。
確かに、最近はJRA>地方の差が激しくなってはいますが、出ないことにはチャンスがありません。
地方側にチャレンジ精神がないことはとても残念なことです。
前走と同じレースができるか
正直、地方勢は、地方競馬の中でも2段も3段も落ちるメンバーなので、自然とJRA馬6頭の選択になります。
JRA馬の中で注目は、東京大賞典3着のケイティブレイブと、浦和記念を制したオールブラッシュ。
ケイティブレイブは使い詰めで来ていますが、このメンバー相手ならば、実力は一枚も二枚も上でしょう。
一方のオールブラッシュ。
一昨年にこの川崎記念を制していますが、その一昨年の川崎記念以降、前走の浦和記念まで勝ち星から遠ざかっていました。
その浦和記念は、向こう正面から一気のマクリという豪快な競馬。
田辺騎手の好騎乗が光りました。
ポイントは、前走のような積極的なレースが、今回の川崎記念でもできるかどうか、というところ。
川崎コースと浦和コースは、左回りでコーナーがキツイことなど、似ている面は多いので、再現できなくもない気がします。
復活なるか
もう一頭、JRA馬の中で注目したいのはアポロケンタッキー。
前走東京大賞典は10着に敗れましたが、外枠から押していって、2番手につける積極的な競馬でした。
同じような競馬を、東京大賞典より1枚も2枚も落ちる今回のメンバーでできれば、上位進出も可能だと思います。
復活という点でいえば、もう一頭。
前走名古屋グランプリで2着に残ったミツバ。
名古屋グランプリの前2走では、この馬らしくない競馬が続いていましたが、前走はレースの流れに乗って、最後まで粘り切りました。
今回久々の騎乗となる和田竜二騎手とどんなレースを見せてくれるのでしょうか。
力は断然、不動の軸
それでは、川崎記念の予想です。
◎はケイティブレイブ
使い詰めになっているのはやや気になりますが、このメンバーならば力が違います。
この馬、特に地方でのレースは、安定感が抜群。
枠順も内枠を引いて、スムーズに先行ができそうです。
おそらく1番人気に推されると思いますが、過去10年で1番人気は[8.2.0.0]のパーフェクト連対。
しかも勝率8割です。
前走東京大賞典で上位にきた馬が好成績を残しているレースでもありますし、連覇は濃厚でしょう。
○はオールブラッシュ
ここ最近はマイル前後を使われるケースも多かったオールブラッシュ。
しかし、一昨年に川崎記念を制していることや、前走の浦和記念を見る限り、2000m前後がベストの馬だと思います。
なおかつ、小回りのコースのほうが、前走のようなレースもしやすいでしょう。
同じようなマクリを期待するのは酷かもしれませんが、外枠に入ったので、再現はしやすい気もします。
メンバー的には前走の浦和記念と大差ない感じがしますから、当然ここでも上位の評価です。
▲はミツバ
メンタル面に問題がありそうで、GIではちょっと足りない印象の馬ですが、型にはまれば強い競馬をします。
今回久々の騎乗となる和田騎手。その時とは馬もだいぶ変わっているでしょうから、ほぼテン乗りに近いと言っていいでしょうね。
和田騎手は僕の中ではテン乗りに強い印象のある騎手です。
どういうレースをするか、注目です。
△はアポロケンタッキー
この馬もケイティブレイブ同様、使い詰めで来ています。
いや、ケイティブレイブ以上に使い詰めかもしれません。
近走の着順は散々ですが、レース内容自体は決して悪くないと思います。
今回コンビを組む戸崎圭太騎手とは、2016年のブラジルカップ以来のコンビ。
そのときは敗れていますが、戸崎騎手とは計3回コンビを組んで2勝を挙げています。
決して手が合わないことはないと思います。
川崎記念で思い出すのは・・・
さて、川崎記念で思い出すのは、2014~2016年まで3連覇を達成したホッコータルマエです。
この馬、大好きだったんですよね。
3歳時から目をつけていた馬で、引退までずっと長く応援することができました。
種牡馬としても、初年度から頑張っているようですね。
どんな産駒を輩出してくれるのか、今から楽しみです。
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