出世馬輩出の3歳戦
今週の東海地区は名古屋開催。
開催のメインは水曜日に行われるマイル戦、新春ペガサスカップです。
出走は12頭。
昨年のこのレースは、圧倒的に強さでサムライドライブが制し、6連勝を飾りました。
2016年は開催時期が3月になったものの、カツゲキキトキトが制しており、活躍馬が相次いで輩出されている出世レースと言えるかもしれません。
本命は不在
さて、今年の東海地区の3歳戦線を見てみると、エムエスクイーンという馬が8戦8勝で注目を集めています。
年末のライデンリーダー記念も圧倒的な人気を集めていましたが、勝利を収めました。
昨年のサムライドライブの活躍を見るようですね。
その本命・エムエスクイーンが出走しない新春ペガサスカップですが、エムエスクイーンと対戦したことがある馬も複数いますので、予想する上では、エムエスクイーンがひとつのモノサシになるかもしれません。
本命と僅差なら負けられない
それでは新春ペガサスカップの予想です。
◎はボルドープラージュ
前走ライデンリーダー記念は、エムエスクイーンの2着。
この馬が直線で先頭に立ったとき、エムエスクイーンの手応えが今ひとつだったので、一瞬こちらが勝ったかと思いました。
結局はエムエスクイーンに力でねじ伏せられた感じになりましたが、それでも0.1秒差は立派。
エムエスクイーンとほぼ互角の力があるとみたいです。
この馬の力量を測るモノサシはエムエスクイーンだけではありません。
4走前に倒したブライアンビクターは、年始の重賞・湾岸ニュースターカップを制しています。
今後、東海地区のクラシック戦線の主役を担う一頭として、ここは負けられない一戦でしょう。
◯はアンタエウス
デビュー戦の3着と、2走前にエムエスクイーンに負けた2着がある以外は、危なげない勝ち方をしています。
特に今回の条件である名古屋のマイル戦を制しており、コース適性があることは明らかです。
エムエスクイーンを基準にすると、◎馬が0.1秒差しか負けていないのに対し、この馬は1.5秒差をつけられていますから、相対的に評価を下げましたが、他の馬との比較でいけば力は上位だと思います。
▲はリードメロディー
上位2頭はすんなり決まったのですが、ここからは結構悩みました。
悩んだ理由は、やっぱりエムエスクイーンとの力関係。
特にこの馬は、エムエスクイーンと3度対戦していて、最初の2戦は圧倒的な差をつけられているのに、前走のライデンリーダー記念では0.2秒差と差を詰めてきています。
これをどう見るか、なんですが、素直にこの馬が成長しているものだと見て、上位2頭に次ぐ印を打ちたいと思います。
門別でのデビュー時は450キロ台だった馬体が名古屋に来てから430キロ台になり、一時は410キロ台まで減らしましたが、前走は439キロまで戻してきました。
もっと馬体が増えてきてくれれば、もうちょっと強気に推せますね。
△はマサノビジョン
中央未勝利から笠松に転入し、2戦2勝なんですが、正直内容はイマイチかと。
まだ本気を出していないならいいんですが、一気に相手が強化されるだけに、重い印を打つ勇気はありません。
佐藤友則騎手が思い切った騎乗をしてくれると楽しみなんですが。
×はトリマゴラッキ
この馬もエムエスクイーンにコテンパンにやられていますが、それ以外の馬とは差のない競馬をしており、安定感があります。
リードメロディー同様、もう少し馬体ができてくれば面白い存在になりそうなので、当日の馬体チェックは不可欠ですが、堅実さでどこまで馬券内にまで食い込めるかどうか、といったところでしょうか。
一応押さえておきましょう。
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