禁止薬物問題は?
岩手に続いて浦和でも発生した禁止薬物陽性馬の発生。
第三者による犯罪感が漂う岩手と比べ、外厩での管理不行き届きが原因のようなので、深刻度はちょっと違う気もするのですが、南関リーディング厩舎の小久保厩舎で発生した事態だけに、年末年始の南関競馬に暗い影を落としました。
年が明けて、1月4日に浦和競馬は、発生防止対策を公表しました。
小久保厩舎だけは全頭検査、ということになるようですね。
次、発生したら相当ヤバいことになりそうなだけに、どんな事情があれ、再発しないことを祈るばかりです。
ニューイヤーカップでもカギを握るのは
さて、有力な2歳馬(明け3歳馬)を多く抱える小久保厩舎。
年末の2歳戦には出走できず、その余波が年始の浦和開催にきたようです。
まあ、浦和の厩舎ですから、浦和のレースに出すのが自然な流れですがね。
浦和の新年を飾る重賞・ニューイヤーカップでも、小久保厩舎の馬の取捨選択が予想のカギを握ることになりそうです。
浦和のマイルは…
ところでそのニューイヤーカップですが、舞台は浦和の1600m。
この浦和の1600mは、3コーナーの途中にスタート地点があり、内枠が圧倒的に有利。
逆に外枠は圧倒的に不利です。
今回、狙いたい一頭がいたのですが、外枠に入ってしまったので、ちょっと厳しそうですね。
左回りなら改めて
それでは浦和のニューイヤーカップの予想です。
◎はトーセンボルガ
前走大井のハイセイコー記念は1番人気ながら4着。
先手を奪い、悪くないレースぶりに見えましたが、直線で失速しました。
この敗戦の要因を大井コース、とりわけ右回りにあると見れば、左回りに変わる今回は、過去連対を外したことがない舞台ですから、見直しは必至でしょう。
枠も4枠で手頃なところを引きました。
左海誠二騎手とのコンビは3走ぶりですが、実績のあるコンビだけに問題ありません。
小久保厩舎の禊の一戦となるでしょうか。
◯はヒカリオーソ
前走の全日本2歳優駿は10番人気ながら7着と奮闘しました。
強力な相手が揃った中での7着なら、ここでも十分強気になれると思います。
そして、今回は内枠2番。
先述の通り、浦和マイルの内枠は圧倒的に有利です。
ただ、浦和コースは癖のあるコース。一筋縄にはいきません。
前々走のようにスッと前に行ければいいのですが、前走のように後手を踏むと、やや不安要素ありとみて2番手評価としました。
▲はレベルフォー
現在浦和で2連勝中。
癖のある浦和コースとの相性は良さそうです。
ハナをスッときれる脚質も良さそうですね。
やや外枠を引きましたので、その点が不安要素ですが、ハナを切ってスムーズに内側の進路が取れれば、大いにチャンスありとみていいでしょう。
△はアギト
本当はこの馬を本命にしたかったんですが、外枠に入ってしまいました。(7枠9番)
これは不利としか言いようがありません。
あまりにも枠を気にしすぎじゃないか、と言われるかもしれませんが、本当に浦和の1600mだけは外枠不利なので、仕方ありません。
それでも浦和で実績のある馬でもありますし、枠の不利を跳ね返して頑張ってほしいと思い、印を打ちました。
×はアイアス
ちょっと怖いのはこの馬。
2歳戦で大活躍だった門別出身馬で、浦和転入後も3連続馬券内。
今回は内枠3番枠を引きましたから、うまく立ち回れば一発がありそうです。
あれ?ホウショウレイルは?
さて、ここまでニューイヤーカップの予想をしてきました。
実はこの予想、けっこう物足りなさを感じてるんですよね。
予想内容については、それなりに自信を持って予想したつもりですが、出走馬の中に期待していた馬がいなかったんです。
その馬はホウショウレイル。
浦和で怪物と称されて、圧倒的な人気で臨んだ川崎のローレル賞でまさかの5着。
そのローレル賞からの復帰がこのニューイヤーカップだと思っていただけに残念なんです。
ただ、ホウショウレイルは前日の浦和5R、若水特別に出走します。
慣れた日中開催、浦和コース、しかも内枠ならば、流石にここは勝ってくれるのではないかと期待しています。
仕切り直して、また春のクラシックを賑わせてほしいものですね。
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