幻の2018桐花賞の予想

4頭目・・・

今朝、通勤電車の中でいつものようにTwiiterを見ると、やたらタイムラインに「岩手競馬」の文字が。

イヤな予感がして検索をしたら、新たな禁止薬物陽性馬の発覚を知らせる岩手日報の記事がヒット。

岩手競馬、当面休止へ 今季5頭目、禁止薬物検出
岩手競馬に出走した競走馬から、新たに禁止薬物が検出されたことが25日、関係者の話で分かった。検出は今季5頭目で、県競馬組合は26日にも当面の競馬開催の休止を発表する方向だ。大型レースが組まれている年末に今季3度目の休止判断となれば、経営への…

せっかく、せっかく再開できたのに、また禁止薬物陽性。

それも、今までの水沢の厩舎ではなく、盛岡の厩舎での発生。

ホント、これから岩手競馬はどうなってしまうのか。

困惑は落胆へ、落胆は犯人に対する怒りへ、そして犯人だけでなく、あたかも犯人ではなく岩手競馬が、競馬関係者が悪いかの如き書きっぷりの岩手日報への怒りがこみ上げてきました。

責められるべきは犯人

もはやこれだけの短期間に、同じ薬物で、違う厩舎、なおかつ水沢だけでなく盛岡の厩舎で発覚したということは、明らかに岩手競馬の開催を妨げる目的で誰かが投薬したに違いありません。

したがって、責められるべきは犯人であるにもかかわらず、岩手県競馬組合の管理が行き届いていないことが原因であるかの如き書きぶりは、ちょっと許せません。

むしろ、これだけ事案が発生しているにもかかわらず、犯人を捕まえられない地元警察の怠慢を指摘すべきではないでしょうか。

地元メディアまで犯人とグルになって、岩手競馬を潰そうとしているようにすら思えてきます。

絶対に屈しない

こんなことで、こんなクソみたいなことで、日本の競走馬生産を古くからリードしてきた伝統の地・岩手から競馬がなくなるなんて、絶対に許せないし、絶対に阻止しなければいけません。

でも、僕らは単なる競馬ファン。

できることは限られていて、こうやってブログやSNSで声を挙げることくらいしかできないのが悲しい現実です。

でも、岩手競馬のために、今できることをちょっとでもやることが大事だとも思います。

そこで、考えました。

幻の桐花賞を予想してやろう

今回の薬物陽性馬発覚で、1月7日までの開催が休止となり、年末の「みちのくの有馬記念」桐花賞も中止となりました。

その、実際には行われない桐花賞の予想をして、絶対に犯人の意図には屈しないという姿勢を見せてみてはどうかと。

まあ、そんなことをしたところで、すぐに犯人が「や~めた」となるわけがないのですが、それでも、岩手競馬を熱烈に支持しているファンがいるのだということを、ちょっとでも知らしめることができれば、犯人に対しての圧力になるのではないかと思うのです。

というわけで、実際には行われない「幻の桐花賞」ではありますが、全力で予想をしてみたいと思います。

ファン投票上位馬

さて、桐花賞は「みちのくの有馬記念」ですから、ファン投票によって出走馬が選出されます。

すでにファン投票は締め切られており、結果も発表されています。

岩手競馬グランプリ『第44回桐花賞』出走馬ファン投票 結果発表! – 岩手競馬
レーシングプログラムとライブ中継、録画放...

1位はエンパイアペガサス。

エンパイアペガサス | 競走馬データ - netkeiba.com
エンパイアペガサスの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

まあ、岩手を代表する馬ですからね。

1位選出は妥当だと思います。

2位は3歳王者・チャイヤプーン

チャイヤプーン | 競走馬データ - netkeiba.com
チャイヤプーンの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

チャイヤプーンがエンパイアペガサスにどれくらい通用するのか。

そう、何が見たかったかって、このエンパイアペガサスとチャイヤプーンの対決が見たかったんですよね。

ホントに残念だし、またフツフツと犯人に対する怒りがこみ上げてきます。

3位はラブバレット

ラブバレット | 競走馬データ - netkeiba.com
ラブバレットの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

今回の禁止薬物発覚で実は一番被害を被っているのはこの馬と、その関係者かもしれません。

なんと明日の兵庫ゴールドトロフィー出走を予定していたにもかかわらず、除外となってしまったのです。

なんということでしょうか。

そんな理不尽なことがあっていいのでしょうか。

もう、絶対に犯人が許せません。

江戸時代だったら市中引き回しの上、磔獄門にしてやりたいです。

それはさておき、桐花賞の予想としては、兵庫ゴールドトロフィーに出走するはずだったので、ラブバレットは桐花賞に出走しない、ということで整理できるかと思います。

そもそも、短距離中心の馬ですから、桐花賞に出走してくる可能性は低かったのですが、それでも3位に選ばれているということは、それだけこの馬の人気が高い、ということでもあると思います。

現に3位ラブバレットの得票数は637票ですが、4位ユッコが364票ですから、大きく差が開いています。

4位ユッコのあと、5位がチェリーピッカー、6位がサンエイゴールド、7位がロキ、8位がココロノママニと続いています。

若い馬優勢?

さて、過去の桐花賞の傾向を見てみましょう。

過去10年の勝ち馬を見てみると、3歳・4歳勢の活躍が目立ちます。

過去10年の勝ち馬9頭(’15・’16はナムラタイタンの連覇)を馬齢別にみてみると、

3歳馬 … 3頭

4歳馬 … 3頭

5歳馬 … 1頭

6歳馬 … 1頭

7歳馬 … 0頭

8歳馬以上 … 1頭

となっています。8歳馬以上の1頭は前出のナムラタイタンです。

特に3歳馬については、馬券内というところまで広げてみると、度々顔をのぞかせており、全体的に若い馬が優勢な傾向にあると言えます。

ただし、ここ5年の勝ち馬で見ると、3歳馬の勝ち馬は0頭。

昨年のベンテンコゾウも古馬の高い壁に阻まれました。

タイムをみると・・・

 今回の出走(しただろう)メンバーを見ると、やはりエンパイアペガサスとチャイヤプーンはダントツで抜けていると思われます。

では、2頭のどちらが勝つのか、ということなのですが、エンパイアペガサスの3歳時の戦績がチャイヤプーンの戦績と似ていますので、同じレース同士でタイム比較をしてみたいと思います。

たとえば、盛岡1800mのやまびこ賞では、エンパイアペガサスの勝ち時計1.56.8(不良)に対し、チャイヤプーンの勝ち時計は1.55.6(良)でチャイヤプーン優勢

次に、盛岡2000mの不来方賞では、エンパイアペガサスの勝ち時計2.10.4(良)に対し、チャイヤプーンの走破タイムは2.06.1(良)でこれまたチャイヤプーン優勢

一方、桐花賞と同じ水沢2000mで行われるダービーグランプリでは、エンパイアペガサスの走破タイム2.09.0(不良)に対し、チャイヤプーンの勝ち時計は2.12.2(不良)と、こちらはエンパイアペガサスに分があります。

レースによってペースもあり、同じ良馬場であっても、馬場差があります。

なおかつ、馬の成長は個体によって全然違いますから、一概にタイムで比較することはできませんが、なんとなくではありますけれど、盛岡ならチャイヤプーン、水沢ならエンパイアペガサスという印象ですね。

幻のレースの予想

それでは、残念ながら幻となった2018桐花賞の予想です。

◎はエンパイアペガサス

先にもちょっと触れましたが、この馬、水沢ではいまだ連対を外していません。

しかも、2年前のダービーグランプリで2着になった以外は、すべて水沢のレースで勝っています。

盛岡のレースでは度々取りこぼしがあるものの、水沢では無類の強さを誇っていることを考えると、水沢が舞台となる桐花賞では優勢と考えていいでしょう。

ローテーション的にも昨年勝った時と同様、11月末~12月上旬のレースを使って、ここに臨むというローテーションですから、万全の態勢で臨める(た)はずです。

連覇濃厚とみていいでしょう。

○はチャイヤプーン

この馬も実は水沢では一度も負けたことがありません。

なので、決して水沢が得意ではない、ということはありません。

ただ、勝ちタイムがちょっと平凡なんですよね。

圧勝を続けているので、あまり直線でも本気で追っていないのでタイムが出ない、ということもあると思いますが、対エンパイアペガサスという点で見ると、ちょっと物足りなさが残ります。

それでも、エンパイアペガサス以外の馬とは力の差があると思います。

初の古馬との対決になると思いますが、エンパイアペガサス以外には負けないと見ていいと思います。

▲はチェリーピッカー

チェリーピッカー | 競走馬データ - netkeiba.com
チェリーピッカーの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

いつもエンパイアペガサスの後塵を拝しているイメージの馬で、今年に入って9戦して2着4回というもどかしさ。

ただ、他の馬にはきっちり先着しており、安定感はあると思います。

上位2頭に食い込むことは、はっきり言って難しいとは思いますが、上位2頭を除けば力上位は間違いないと思います。

△はストロングサウザー

ストロングサウザー | 競走馬データ - netkeiba.com
ストロングサウザーの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

ファン投票12位なので、一応出走できる、という前提です。

中央オープンから岩手に転入して緒戦は快勝。

その後、大井の東京記念に出走して惨敗したものの、地元に戻って圧勝が期待された前走紅葉特別でまさかの8着大敗。

かつてのダートグレードレースの勝ち馬がいったいどうしたのか、というところですが、能力的には格上の馬です。

出走してくれば、形は作れるのではないかと思います。

なんとか再開を

というわけで、行われる予定のないレースを予想するという、前代未聞の予想になってしまいました。

今回の開催中止措置は一応、1月7日まで、ということになっていますが、その後開催されるかどうかの見通しは、今のところ立っていません。

仮に再開されたとしても、年明けに桐花賞を行うとも思えませんし、犯人が見つかっていない今のこの状況では、1月7日までの「喪」が明けて、すぐに開催、ということにはならないのではないか、と思っています。

となると、やっぱり今シーズンの桐花賞は開催されないことになってしまいそうです。

本当に、本当に残念なことですが、禁止薬物陽性馬が出た、という事実は変えられません。

とにかく、一時も早く犯人が捕まって、今回の事案の全容が明らかになって、気持ちよく岩手競馬が再開されることを心から祈っています。

近い将来、エンパイアペガサスvsチャイヤプーンを、岩手の地で見れることを楽しみしたいと思います。

 

 

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