血統表を見るのが楽しい地方競馬
前からこのブログで何回も言っていますが、地方競馬の楽しみ方の一つに「血統」があります。
別に中央がいいとか、地方がいいとか、そう言うつもりはありませんが、中央ではめったに見られないような血統の馬を、地方では見ることが多くあります。
たとえば、今回予想したい笠松・ジュニアキングに出走のクニノゲラン。
この馬の父はサウンドボルケーノ。
中央・1000万下で引退した馬です。
なぜこの馬が種牡馬入りできたのか、知る由もありませんが、こういう珍しい血統を見るのが、僕は大好きです。
ディープ・キンカメ・ハーツばかりじゃ飽きちゃいますよね。
やっぱり門別馬?
さて、そんな楽しい地方競馬でも、2歳戦が佳境。
笠松では準重賞・ジュニアキングが行われます。
ここまでの地方競馬の2歳戦を振り返ると、門別出身馬の活躍が例年にも増して目立ちます。
やっぱり調教施設がしっかりしていて、しっかりした調教ができているといないとでは、競馬での差が出てしまうもんですね。
まあ、暮れに近づくにつれ、門別出身馬以外の馬もしっかりと結果を残しはじめていますから、あまり深追いしすぎるのも、いけないかもしれません。
軸は不動
それでは予想です。
◎はボルドープラージュ
門別から笠松転入後、目下3連勝中。
前走ラブミーチャン記念も楽勝でした。
その前走と同じ条件下でのレースですから、軸は不動。
アメリカに帰ってしまった父・アイルハヴアナザー。
父の名誉のためにもがんばってほしいですね。
○はフォアフロント
スターリングローズ産駒。
スターリングローズも地方ではよく見る、優秀な種牡馬ですよね。
自身が短距離馬でしたから、短距離で活躍する馬をよく輩出しています。
このフォアフロントもここまですべて1400m以下のレースで[3.2.0.1]と安定感抜群。
1600mに伸びてどうか、という不安はありますが、他の馬との力関係を考えると、対抗でも妥当だと思います。
▲はセントサレディー
こちらはアッミラーレの産駒。
中央だとアッミラーレ産駒と聞くと、4流・5流の馬を想像してしまいますが、地方ではよく活躍馬を輩出していて、優秀な種牡馬の部類だと思います。
なおかつこの馬は門別出身馬。
門別では勝ち星を挙げられませんでしたが、笠松転入初戦で勝利。
以降も2戦して3着→2着です。
距離は今まで1400m以下を使われてきましたが、血統的にも長くなって不安になることはないと思います。
馬券内は十分ありうるでしょう。
△はドリームパーリオ
この馬も門別出身の馬。
門別では馬券内にすらなっていない中、笠松に転入した初戦からえげつない勝ち方をしてくれました。
前走は▲セントサレディーを突き放す快勝。
今回は内枠も引きましたし、ナカヤマフェスタ産駒ですから、多少の距離延長なら問題なし。
すんなり自分の形に持ち込めるか、でしょう。
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