歴史的名牝の誕生
ジャパンカップ。
アーモンドアイ、圧巻の走り。
2分20秒6という信じられないタイム。
走り終わっても飄々とした表情。
まさに圧巻の一言でした。
母はフサイチパンドラ。
現役時代、好きな馬でした。
そのフサイチパンドラからこんな馬が生まれるなんて…。
これぞ競馬の醍醐味ですね。
年度代表馬も決定!でしょう。
歴史的名牝の先駆け
さて、中央競馬で歴史的名牝の先駆けといえば、皆さんはどんな馬を思い浮かべますか?
僕はエアグルーヴですね。
ちょうど競馬を見始めた頃に活躍していたので、そんな印象なのかもしれません。
地方競馬では、現役時代をリアルタイムで見ていないけど、ロジータ。
15戦10勝。
牝馬ながら南関牡馬三冠、東京大賞典、川崎記念を制した名牝です。
ロジータの引退レースとなった川崎記念は、川崎競馬場から京急港町駅まで、人で溢れかえっていたと聞きました。
そんな歴史的名牝ロジータの名を冠したロジータ記念。
南関重賞のなかではもっとも格が高い「S I」に位置付けられています。
4度目の対決
さて、メンバーを見ると、この路線で火花を散らしてきた2頭が名を連ねています。
クレイジーアクセルとゴールドパテック。
ここ最近の3走はまったく同じ戦績。
結果はゴールドパテックの2勝1敗となっています。
ただ、ここ2走のタイム差はほぼありません。
実力的にはほとんど変わらないと思われます。
他のメンバーとの兼ね合いで、どういう位置取りになるか、次第でしょう。
両馬とも外枠に振られたのはちょっと不安要素ですかね。
乗り替わりがどう出るか
それでは予想です。
◎はクレイジーアクセル
逃げ馬ですが、戦績が安定していますね。
スピードがあって、強い馬の証拠だと思います。
牡馬相手の戸塚記念で3着。
そのときと同じコースです。
同型馬が複数いて、しかもその馬たちより外枠。
このあたりの兼ね合いがポイントになりそうです。
鞍上・御神本騎手の手綱に期待です。
○はゴールドパテック
ダートグレードレース・関東オークスで2着。
戦績的にはこちらを上に据えるべきかもしれません。
ただ、今回は内枠有利な川崎で大外枠。
そして、前走で結果を出している瀧川騎手から山崎騎手に乗り替わり。
もともと山崎騎手が乗っていた馬とは言え、このあたりが気になります。
▲はクロスウインド
南関に移籍して3戦目となります。
前走はややちぐはぐな競馬。
参考外としていいでしょう。
北海優駿(2000m)の2着がありますので、距離は問題なし。
2強の一角を崩すとすればこの馬だと思います。
△はファーストスキップ
ここまで8戦5勝。
強い相手とはまだ対戦していませんが、底を見せていないのは魅力的。
前走も後続を1.5秒も離す圧勝。
アッミラーレ×アフリートですから、距離もむしろ長い方がいいでしょう。
×はタオルデスカーフ
面白い馬名ですね。
ただ、血統は筋が通っています。
祖母はサワヤカプリンセス。
ということは叔父にデュランダルがいるという良血。
南関転入後は馬券外なし。
血統的に距離が微妙ですが、この馬も底を見せていない魅力があります。
ロジータ級の名馬?
このロジータ記念が行われる前の日にはローレル賞が行われます。

そこに出走するホウショウレイル。
この馬はロジータ級になる可能性を秘めている馬だと思います。
来年のいまごろ、このロジータ記念を走っている馬になるかもしれませんね。
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