たまには予想を振り返る
競馬の予想をする上で、一番大事なこと。
それは結果が出た後で、振り返ること。
これが、なかなかできないんですよね。
どうしても、次のレース、次のレース、となってしまう。
でも、自分がどういう筋道で予想をして、
それが結果と合っていたのか、
合っていなかったのか、
合っていなかったら何が間違っていたのか、
をちゃんと分析することが大事だと思います。
というわけで、今回は、最近予想したレースの結果を振り返ってみたいと思います。
11/15 道営記念 ◎▲○

まあ、これは堅いレースでしたからね。
○のドラゴンエアルは、一度4着以下に沈むように見せかけて、盛り返しての3着。
スーパーステションは別格として、いい競馬を見せてくれたと思います。
11/15 東海菊花賞 ◎×○

まあ、このレースも堅かった。
カツゲキキトキトはレース間隔が厳しくても、ここでは力が違いました。
レース前の予想通り、こういうレースでは積極的なレース運びをしてくれるんですが、ダートグレードレースにいくと・・・。
11/15 園田クイーンカップ 無無▲

レース前に恐れていたことが起こりましたね。
そういう意味では、予想通りなのですが。
サムライドライブはまだまだカツゲキキトキトの足元にも及びませんね。
今後も地元以外のレースは割引と考えていいでしょう。
11/18 マイルチャンピオンシップ △×◎

印のつけ方は別として、予想通り、中距離型の馬が上位を占めました。
来年以降も、この見方で間違いないでしょう。
そして、この日の京都は内枠天国。
中距離型×内枠を狙えば、素直に取れるレースでした。
11/18 北國王冠 無無無

アサクサポイント・・・。
10歳馬・・・。
言い訳じみたことを言うと、気にはなっていました。
でも、10歳馬じゃなあ・・・、ということで候補から外しました。
これはムリってもんですよ。
事故だと思いましょう。
11/18 黒潮ジュニアチャンピオンシップ ◎無無

これも言い訳させてもらうと、グローサンドリヨンは気になっていた。
というより、期待の2歳馬として挙げていた一頭。
ただ、近走のだらしなさで評価を下げていました。
近走成績の悪さがなぜなのか、というところまでキッチリ分析してからジャッジすべきですね。
勉強不足でした・・・。
金沢の2歳重賞
さて、気を取り直して今日予想したいのは、金沢の2歳重賞・兼六園ジュニアカップです。
距離は1500m。出走は11頭。
未来優駿2018の対象レースとなっています。
金沢って、けっこう2歳~3歳にかけて、怪物級の勝ち方をする馬が出るんですよね。
そのあとが続かないケースがほとんどなんですが・・・。
そんな勝ち方をする馬が出てくるのでしょうか。
基準となるタイムは
さて、今回の1500m戦ですが、2歳時だと、良馬場でだいたい1分39秒を切ってくれば勝ち負けのラインだと思います。
このレースが1500m戦となった2014年以降の勝ちタイムも、重/不良で1分36秒台が記録されています。
良馬場なら1分38秒台から、レベルが高ければ37秒台もあるかもしれません。
ステップレースでそれくらいのタイムを出している馬がいれば、ねらい目だと思います。
門別馬から
それでは、予想です。
◎はアイオブザタイガー
門別で7戦して、すべて馬券内。
ただし勝ったのは一度だけ。
そんな馬が金沢に転入して、後続に1.2秒差をつけて圧勝。
さすが門別出身馬の貫録を見せました。
スマートファルコン×キングカメハメハ。
近親に活躍馬はいませんが、血統背景は悪くないと思います。
金沢2戦目も勝ち負けでしょう。
○はハッピーフライト
こちらも門別出身馬。
門別から転入後、初戦を勝って、2戦目はアイオブザタイガーの3着。
その後の3戦目はきっちり勝ちました。
アイオブザタイガーとは力の差がありそうですが、他のメンバーとの勝負付けも済んでいます。
上位は間違いないでしょう。
ちなみにこの馬の祖母はノースフライト。
おじはミスキャスト。
良血馬ですね。芝でもいけそうです。
▲はカイジンワンダー
3走前に1500mを1分37秒台で走っています。
スピードはありそうですね。
ここ2走は凡走していますが、スムーズに逃げられれば、馬券内のチャンスはあると思います。
大好きなグラスワンダー産駒。
種牡馬としては相当歳がいっていますが、まだまだ健在ですね。
△はロンギングルック
タイム的にはやや物足りません。
ただ、前走重賞で3着。
5戦してすべて馬券内という堅実さを評価したいと思います。
グランプリボス×サクラローレルという血統。
半兄・クリノヒビキは園田で活躍中の重賞ウイナー。
つい先日の楠賞にも出ていましたね。
×はチジョウノホシ
ここ2走は上り最速。
2走前は1500mで1分37秒台を出しています。
馬券内なら突っ込んでこれるのではないでしょうか。
血統を見るのが面白い地方競馬
さて、今回のメンバーを見ると、中央競馬ではまず見ることのない血統がズラリ。
トーセンロレンス産駒なんて初めてお目にかかりました。
決して一流とは言えない血統。
だけど、その二流・三流血統の中から突然変異が生まれる面白さ。
二流・三流血統の馬が一流血統馬を倒す面白さ。
これが地方競馬のだいご味のひとつだと思います。
この中から、将来、中央馬と渡り合えるような怪物が出現することを期待しましょう。
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