秋の深まり
いやあ、朝晩の冷え込みが強くなってきました。
ついこの前までうだるような暑さだったのに。
季節のうつろいは早いものですね。
GI戦線も中盤
中央競馬の秋のGI戦線も、秋の深まりに連れて中盤戦です。
ここまでは、ルメール騎手をはじめとした外国人騎手の活躍が目立ちます。
日本人騎手の奮闘を期待したいですね。
マイル王者は?
さて、今週の中央競馬のGIは、マイルチャンピオンシップです。
秋の最強マイラー決定戦ですね。
春の安田記念を制したモズアスコットも参戦し、春秋マイルGI制覇に挑みます。
今回のメンバーを見ると、マイル路線以外からの参戦も目立ちます。
あっさりモズアスコットの春秋制覇がなるかというと、そう一筋縄ではいかない気がします。
中距離馬に分がある?
ところで、毎年このマイルCSを見てて思うんですが、コテコテのマイラーというより、やや中距離寄りの馬が好成績を残している気がしませんか?
言い方を変えると、本質的にスプリンターだけど、なんとかマイルもこなせる、みたいな馬より、1800mから2000mで実績のある馬に分がある気がします。
枠も大事
それと、京都の高速馬場は、内枠がやっぱり有利ですよね。
ですが、近年の上位入線馬を見ると、外枠の馬もかなりいます。
昨年は大外枠のペルシアンナイトが制していますし、2着のエアスピネルも11番枠でした。
先行馬なら内枠、差し追込なら外枠、という感じで、その馬の脚質を踏まえて、枠の有利不利を見た方が良さそうです。
マイルは合うはず
では、早速予想です。
◎はアルアイン
昨年の皐月賞馬です。
ですが、前からマイルを使って欲しかった。
やっと使ってくれたか、という印象です。
皐月賞馬とマイルCSって相性は悪くないですよね。
ダイワメジャー、ジェニュインが勝ってます。
まさに、中距離寄りのマイラーが台頭するこのレースにピッタリなんだと思います。
仕上がりも抜群のようですし、ここはビシッと決めてほしいですね。
◯はモズアスコット
前走はロードクエストの激走に不覚をとりました。
ただ、ある程度想定通りなのではないでしょうか。
ひと叩きして、ここを本番に、という仕上げだったのでしょう。
そもそも連闘で安田記念を制するくらいの馬ですから。
鞍上は絶好調のルメール騎手。
凡走は考えられません。
▲はアエロリット
今週から短期免許騎乗のムーア騎手が鞍上。
心強いですよね。
先行脚質で外枠を引きました。
これがどう出るか、ですが、過去のレースでも外枠で結果を残してますし、大きな問題にはならないでしょう。
△はステルヴィオ
この馬のイメージは中距離寄りのマイラー。
それだけに、このマイルCSの舞台が一番合う馬だと思います。
ひと叩きして、状態は上向き。
人気薄ですが、内枠をうまく使って立ち回れれば、一発あるのではないでしょうか。
×はペルシアンナイト
近走奮いませんが、昨年の覇者。
近走も、着順が今ひとつなだけで、決して悪いレースをしているわけではありません。
得意の舞台で、巻き返しがあるんじゃないでしょうか。
やや気になるのは鞍上ミルコ・デムーロ騎手。
ちょっとルメール騎手の陰に隠れてしまってますよね。
ただ、こういう時怖いのがデムーロでもあります。
内枠からどんな競馬をするのか、楽しみでもあります。
混戦ムード
実は他にも気になる馬がたくさんいます。
かなり人気が割れるのではないでしょうか。
それでも勝つ馬は1頭のみ。
どんな混戦でも、どんな馬が勝っても、勝ちには必然があります。
レースの終わったあと、当たった、当たらなかったは別にして、どうしてその馬が勝ったのか。
それを分析することが、的中の近道だと思います。
…と、頭ではわかっているのですが、なかなかできないんですよね。
どうしても、次のレース、次のレース、ってなってしまいます。
こういう混戦ムードのレースほど、後分析が大事なんですがね。
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