ハイセイコー
今週の南関は大井開催。
メイン競走は2歳馬の重賞・ハイセイコー記念です。
ハイセイコーはオグリキャップと並ぶ、日本競馬史に残る人気馬。
そのハイセイコーを輩出したのが大井競馬です。
大井競馬のオフィシャルサイトによると、ハイセイコーは、当時、相当な鳴り物入りで入厩したようですね。

今とは違い、中央と地方に馬の力の差がなかった時代。
地方から中央へ殴り込み。
オグリキャップも同じですが、こういう構図、日本人って好きですよね。
今ではこんなことも、もう起きないんでしょうねぇ・・・。
そんなハイセイコーの名を冠したレースがハイセイコー記念です。
中長距離型が活躍
さて、このハイセイコー記念の連対馬の血統を見ると、あることに気が付きます。
過去10年間、連対馬の父名にサウスヴィグラスの名前がありません。
サウスヴィグラスといえば、地方競馬のディープインパクトというべき、圧倒的な種牡馬成績を残している大種牡馬。
地方競馬で父サウスヴィグラスの名前を見れば、思わず買いたくなるほどです。
そんなサウスヴィグラスが勝ち馬はおろか、2着馬も、そして3着馬も出していません。
これはかなり珍しいことなのではないでしょうか。
ちなみに目立つのはタイムパラドックス、カネヒキリといった中距離系の種牡馬。
距離は1600m戦で、サウスヴィグラスの十分守備範囲ですが、このレースに限っては、どちらかというと中距離寄りのレースになるのかもしれません。
良血馬に期待
さて、早速ですが、予想です。
◎はシビックヴァーゴ
前走は、このレースの前哨戦となるゴールドジュニア。
これを快勝しました。
着差も2着に0.7秒差をつけてのもの。
不良馬場での勝利は気になるところですが、最内枠を取りました。
ここも連勝が期待できると思います。
祖母がダイワルージュという良血馬ですね。
将来的にも楽しみな一頭です。
○はトーセンボルガ
トーセンモナーク産駒という渋い血統。
ただ、トーセンモナーク自身は、スウィフトカレント、アサクサデンエン、ヴィクトワールピサをきょうだいにもつ良血です。
さて、トーセンボルガはここまで5戦4勝2着1回。
まあ、ここでは実績最上位なのは間違いありません。
ただ、すべて左回りばかりというのが気になります。
森泰斗騎手がどういうレースを見せるのでしょうか。
▲はラプラス
前走はシビックヴァーゴの2着。
ただ、前々走では、シビックヴァーゴに0.3秒差をつけて勝っています。
馬場次第で逆転もありそうですね。
カジノドライブ産駒で、中距離血統という点でも、このレースには合っていると思います。
△はダルヴァザ
前走がデビュー戦だったこの馬。
2着に1.7秒差をつける圧勝でデビューを飾りました。
今回と同じ1600mでの勝利には価値があります。
一気に相手強化となるのがどうか、といったところでしょうか。
伏兵警戒
過去のこのレース。
けっこう人気薄が上位にきています。
まあ、まだ2歳馬ですからね。
必ずしもここまでの実績が大事とは限りません。
当日の落ち着き度合いとかもよく見ておく必要があると思います。
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