2歳戦線本格化
11月に入り、中央もそうですが、南関も2歳戦が多く組まれています。
特に2歳の重賞は、これから年末にかけて目白押し。
10/17に行われた川崎の鎌倉記念を皮切りに、今回予想する船橋の平和賞。
そして来週には大井でハイセイコー記念が行われます。
どれも暮れの川崎で行われる全日本2歳優駿に向けた大事なステップレースです。
圧倒的な力を見せたミューチャリー
ところで、少し前にはなりますが、鎌倉記念を振り返ってみましょう。
勝ったのはミューチャリー。
2着に6馬身差をつけました。
行き脚もイマイチ、途中押っ付けるようなしぐさもありました。
しかしながら、追ってからの伸びが断然でした。
御神本騎手はホウショウレイルもお手馬にいます。
いったい、どちらに乗るんでしょうか。
で、そのミューチャリーに敗れた面々。
何頭か、平和賞に出走してきます。
その鎌倉記念組と、その他組の力関係が、予想をする上では重要になりそうです。
門別組は要注意
さて、過去の平和賞の勝ち馬。
ここ10年でホッカイドウ競馬の馬が4頭います。
昨年も門別のリンノストーン。
他の2歳戦でもそうですが、やっぱり門別組は要注意ですね。
先週の(物議をかもしている)北海道2歳優駿も、門別馬のワンツーでした。
しかも、このレースで上位に来た門別馬。
決して良績の馬ばかりではありませんでした。
人気のない馬が上位に来るケースもあります。
油断はなりません。
いろいろあるけれど・・・
さて、予想です。
◎はサージュ
門別から船橋に転入。
前走は浦和でトーセンボルガ相手に0.1秒差の2着。
力はありそうです。
兄弟にサクラゴスペルがいる血統。
中央のコスモス賞でも5着に入っています。
最内枠を引きましたし、スムーズに回ってくれば勝ち負けだと思います。
○はトーセンガーネット
むむっ。この馬は・・・。
そう、先日の小久保厩舎禁止薬物事件の当事馬です。
でも、別に競走能力を上げるために使われた薬物ではないんですよね。
外傷の治療に使われたようです。
しかも、規程通りに。
ここまで強い競馬をしてきています。
普通に考えればこの馬が本命でもいいんですが・・・。
こういう一頓挫あった馬を、普通に勝たせますかね?
八百長とは言いませんが、忖度が入るとみて、2番手評価です。
▲はヒカリオーソ。
こちらは鎌倉記念からの転戦組。
今回のメンバー中最上位の4着でした。
前走よりももう少し前で競馬を進められるか。
しぶとさを活かせるか。
自分の競馬に徹すれば、上位に食い込める力はあると思います。
△はカジノフォンテン
フォンテン?
どこかで耳にしたことのあるフレーズだな?
と思ったら、ジーナフォンテンの仔だったんですね。
懐かしいですねえ。
ところで、過去の産駒を見てみると、初年度から3年連続で名ジャンパー・ゴーカイ・・・。
どういうことなんだろうと思ったら、ジーナフォンテンと同じ馬主さんだったんですね。
知らなかった・・・。
さて、母・ジーナフォンテンの話はさておき、この馬、結構走りそうですよ。
初出走の1500m戦で、重馬場ながら1.36.7。
馬場差はあれど、前出のトーセンガーネットが同じ船橋1500mで出したタイムが1.39.0(良)ですからね。
2走目なので、ちょっと未知数のところもありますが、あっさり勝ってもおかしくないかもしれません。
×はハルディネロ
地方で旋風を巻き起こしつつあるダンカーク産駒。
1400m戦とはいえ、大井で2連勝してきました。
初の左回りでどうか。
久々でどうか。
この辺が気になりますが、能力的には高そうです。
今年の馬場は?
ところで、この平和賞。
2011年以降、良馬場で行われたことがありません。
ただ、今年は今のところ天候が良さそうです。
久々の良馬場開催となりそうです。
馬場が渋るといい馬、悪い馬、それぞれいると思います。
当日の馬場状態はよく確認しないといけないですね。
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