急に寒くなった
千葉に住んでますが、今日はなんか寒いですね。
つい先日までうだるような暑さだったのに。
いよいよ、本格的な秋の気配です。
高知競馬の菊花賞
さて、日曜日の高知競馬は重賞・黒潮菊花賞が組まれています。
距離は1900m。
1300m戦と1400m戦がほとんどのレースを占める高知競馬では、長距離に部類するレースです。
その辺が、中央競馬の菊花賞とダブるところでしょうか。
昨年、このレースを2.05.4という好タイムで制したのは、モズオトコマエ。
このタイム、ここ20年で最速のタイムですね。
モズオトコマエは、先日、金沢のイヌワシ賞も制すなど、その後も活躍が目立ちます。
一昨年はディアマルコ。
ディアマルコは、今年のグランダムジャパンを制すなど、今や高知を代表する馬となりました。
というわけで、この黒潮菊花賞は、地方競馬界のスターダムにつながる、登竜門的なレースと言えるかもしれませんね。
そんな黒潮菊花賞に臨む今年のメンバーは11頭です。
復活したネオプリンセス
さて、今年のメンバーの戦績を見ると、まず目を引くのはネオプリンセス。
2歳時に高知の2歳チャンピオンを決める金の鞍賞を制して、来年はこの馬の年になるか、と思われていたところ、春はスランプに陥りました。
ところが、夏以降、調子を取り戻して4連勝。
こういう馬ってけっこう珍しいですよね。
一度崩れると復活できない馬の方が多いだけに。
高知の帝王・赤岡騎手を鞍上に据えていますし、ここは勝負気配かと思います。
この距離をどう見るか
ただ、ネオプリンセスにとって、ちょっと不安なのは、1900m戦ですね。
百戦錬磨の赤岡騎手だけに、この距離を持たせる戦略は練っていると思いますが、春は1800m戦と1900m戦で惨敗しています。
ここのところの4連勝も、1300mと1400mのもの。
バトルプラン産駒は決して短距離向きというわけではありませんが、かといって長距離向きでもありません。
長めの距離を得意とする馬に逆転を許すようなシーンがあってもおかしくないと思います。
長めならこっち?
では、その長めの距離を得意とする馬は出走メンバーにいるのでしょうか。
そもそも高知競馬に長めの番組があまり組まれていないので、そんな馬を見つけるのは難しいのですが、ヴァリヤンツリはその一頭ではないでしょうか。
先程述べた、ネオプリンセスの負けた1800m戦(山桃特別)と1900m戦(高知優駿)でいずれも先着。
山桃特別では1着に来ています。
血統的にもスズカマンボ産駒ということで、長めの方が向いていることは明らか。
ここまで23戦して、高知優駿(4着)と古馬相手のヴェガ特別(7着)以外、すべて馬券内という堅実な走りも魅力です。
ここのところ、ネオプリンセスにだいぶ差をつけられて敗れていますが、条件が変われば十分逆転できると思います。
そんなわけで、高知・黒潮菊花賞の◎は、
ヴァリヤンツリ
に打ちたいと思います。
相手関係は難解
対抗以下ですが、◯にはネオプリンセスではなく、マイネルセボンを推したいと思います。
この馬も長距離で結果を残してきた馬。
門別の王冠賞で3着という実績があり、能力は高いと思います。
高知でも1300m戦ではありますが勝ち鞍がありますし、コース適性は証明済み。
どんぐりの背比べ状態の高知3歳勢の台風の目となるのではないでしょうか。
▲にはアウトスタンディンを抜擢したいと思います。
最近の成績は奮いませんが、この馬も長めのレースで好成績を残してきた馬。
やっと適性が発揮できる条件になったと見るべきです。
△でネオプリンセス。
連勝の勢いは買いたいのですが、やはり距離に不安があります。
昨年に引き続き連覇を狙う赤岡騎手の手綱さばきに注目ですね。
×はスターアイリス。
この馬は長めの距離でも短いところでも、安定した走りができる馬。大外を引きましたが、馬券内は十分ありうると思います。
注にサンダンベンポートを挙げます。
この馬も重賞や特別戦の常連組。
内枠を引いたのがちょっとどうかな、と思いますが、一発がある可能性はあります。
馬券戦略はパターン③から
このレース、ちょっと波乱含みのレースだと思います。
なので、馬券は波乱を想定して、パターン③で対応したいと思います。
いつものように、三連複フォーメーションで、
3.7.8 – 3.7.8 – 1.3.7.8.9.11
とします。
コメント