週末の競馬を回顧
今週末の3連休は、競馬界にとっていろいろと話題の多い3連休となりました。
まず、土曜日の東京。
2歳重賞・サウジアラビアロイヤルCは、グランアレグリアの圧勝。
レースをリアルタイムで観ていましたが、思わず
「うわ~、強い!」
という言葉を漏らしてしまうほどの勝ちっぷり。
これはかなり行くところまで行くのではないでしょうか。
次に日曜日。
東京では伝統の重賞・毎日王冠。
モレイラ騎手騎乗のアエロリットが先行して押し切り。
こちらもかなり強い競馬でしたね。
府中千八展開いらず、とは言われますが、あの勝ち切り方は、なかなかできない芸当です。
お次はフランスに飛んで凱旋門賞。
エネイブルが連覇を達成しましたね。
文句のつけようがない勝ちっぷり。
そして、デットーリ騎手の自信たっぷりの騎乗ぶり。
いやあ、世界の壁は高いですね。
クリンチャーもいい競馬はしたと思いますが。
ちなみに予想はというと、3着のクロスオブスターズが抜けました。

まあ、仕方ないでしょう。
そして、月曜日・体育の日。
まず、京都で京都大賞典。
サトノダイヤモンドが見事に復活しましたね。
この馬、2歳時に見たときに、「なんてすばらしい馬なんだ」と感嘆した記憶があるのですが、その後、栄光と挫折を経て、ようやく復活した感じですね。
昨年の凱旋門賞以降、メンタル面でちょっとやられていたように思っていたのですが、今日は4コーナーを回る時に、いい時のサトノダイヤモンドが見れて、「あ、これなら勝てるな」と思いました。
この後、ジャパンカップへコマを進めるそうですが、この馬が復活してくると、競馬が盛り上がる感じがします。
ぜひ、がんばってほしいですね。
そして、地方ではダートグレードレースのマイルチャンピオンシップ南部杯。
勝ったのはなんと3歳馬のルヴァンスレーヴでした。
斤量差はあったとはいえ、ダート王・ゴールドドリームを完封と言える内容で退けました。
これは歴史に名を遺す、とんでもない馬かもしれませんね。
世界に挑戦できる馬だと思います。
それこそ、ドバイあたりにチャレンジしてくれませんかね。
熱い週末が終わり・・・
というわけで、熱い週末が終わりました。
今後を占う意味でも、意味のある週末の競馬だったと思います。
ちなみに馬券が全く当たなかった週末でもありますが・・・。
で、週が明けて、今週は大井でダートグレードレース・東京盃があります。
JBCスプリントの前哨戦として重要な一戦ですね。
中央からは6頭が参戦します。
マテラスカイは本物か?
このレースの最大の注目は、7月の中京・プロキオンSで驚異のレコードタイムを叩き出して圧勝したマテラスカイでしょう。

なんとそれまでのJRAレコードを1.2秒も更新する圧勝劇。
いくら不良馬場とは言え、そんなことがあるのでしょうか・・・。
しかもこの馬、ルヴァンスレーヴのように最初からずっと強いのではなく、ここにきて急成長している馬。
この春にドバイ遠征したときは、
「なんでこの馬が?」
とみんなが首をひねったものですが、今となってはその選択も正しかったのではないかと思わせる圧勝でした。
さて、それくらい他を圧倒するパフォーマンスを見せたマテラスカイですが、果たして同じようなパフォーマンスを、大井・東京盃で披露することができるのでしょうか。
やや気になるのが、ドバイ遠征を除くここ5戦で[4.1.0.0]とほぼパーフェクトな戦績を残しているのですが、いずれも稍重~不良という馬場状態での成績。
今週は雨予報もなく良馬場でのレースとなりそうですし、砂の深い大井。
同じパフォーマンスは発揮できない!とみるのもありだと思います。
逆転候補は?
そう考えると、逆転候補は何頭も出てきますね。
まずはテーオーヘリオス。
前走・北海道スプリントカップでは、初の重賞制覇を果たしました。
ややレース間隔があいてしまいましたが、地方の重い馬場をこなしたという実績は注目に値します。
次にキタサンミカヅキ。
こちらは船橋所属とはいえ、元中央馬。
地方転入後は、[4.3.2.1]とほぼ完ぺきな内容。
ダートグレードレースでも度々上位入線しており、このメンバーでもひけはとらないでしょう。
まして、同コースは春の東京スプリントで2着に入った実績があります。
その東京スプリントでキタサンミカヅキを下したのがグレイスフルリープ。
こちらもダートグレードレースの常連ですね。
ややムラがある成績ですが、昨年のコリアスプリント優勝から、
1→9→1→5→1→4
と来ていますから、この順番で行くと1着がありうるかも???
そのグレイスフルリープをさきたま杯でまったく寄せ付けなかったのがサクセスエナジーですね。
デビューが3歳の4月という遅咲きの馬ですが、ここにきて確実に力をつけています。
前走はマテラスカイにちぎられましたが、馬場状況が変われば逆転もありうると思います。
他にもエイシンバランサーやネロなど、伏兵がたくさん潜んでいるこのレース。
マテラスカイを盲目的に信じると痛い目に遭う気がしますので、予想パターンは③で行こうかな、と。
並みいる強豪相手に・・・
で、その予想ですが、本命は
キタサンミカヅキ
に打ちたいと思います。
どんな相手にも崩れない安定感。
大井コースでの実績。
アフター5スター賞を使われて、適度なレース間隔。
この辺を踏まえると、このメンツの中でも本命にふさわしいのではないか、と思います。
○には、テーオーヘリオスを推します。
他の強力メンバーを差し置いてこの馬を推すのは、1200m適性。
他のメンバーは1200mをこなせないわけではないものの、どちらかというと1400m寄りの馬が多い気がします。
その点、ここ2走で1200m戦で実績を残しているこの馬にアドバンテージがあると見ました。
混戦感が漂う・・・
▲には、マテラスカイを押さえておきたいと思います。
馬場が渋るようなことがあれば、一気に◎にしたいと思いますが、今のところ良馬場になりそうなので、ちょっと実力を疑問視してみました。
ま、あっさり勝ってしまいそうな気もしなくもないですが・・・。
以下、△に1200mにやや疑問符がつくものの、実力は上位のサクセスエナジー、×に大井では押さえておきたいグレイスフルリープ、注に下原騎手が不気味なエイシンバランサー、☆に最内枠からスルスルと行くと怖いキャンドルグラスを挙げたいと思います。
買い目は三連複フォーメーションで、
3.4.5 – 3.4.5 – 1.3.4.5.6.10.14
とします。
今週はもうひとつダートグレードレース
さて、実は今週はもう1レースダートグレードレースが大井であります。
レディスプレリュードですね。
このレースも後で予想をしたいと思いますが、なんか先週から今週にかけて、競馬が熱いですね。
今週末には秋華賞、アーモンドアイの3冠もかかりますしね。
いやあ、競馬って本当に面白いですね。
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