いろんなところで公言しているが、僕が見てきた中で一番強いと思う馬はオルフェーヴルだ。
あの馬ほど、心底強いと思った馬はいない。
一方、僕が一番好きな馬はグラスワンダーだ。
グラスワンダーの好きなところはたくさんある。
一番好きなところは、あの前脚を叩きつけるように走る独特の走法だ。
あの走法で中山の3〜4コーナーを馬なりで捲ってくるシーンは何度見ても痺れる。
考えてみると、僕が好きな馬はだいたい走法が独特だ。
最近だとオジュウチョウサン。
オジュウチョウサンの走法というと、「またぐ飛越」をイメージする人が多いかもしれない。
でも、僕の中でのオジュウチョウサンの走法と言えば、頭の位置。
とにかく頭が低い。
頭を低くしたまま、障害に突っ込んで行く。
残している成績然り、ホント唯一無二の馬だと思う。
さて、話はガラッと変わるが、今日(4日)の夕方、暇なので、BSイレブンの競馬番組の第2部を見ていた。
たまたま安田記念の出走全頭の調教映像が流れていた。
普段、僕は調教映像は見ない。
そもそも調教を見て予想しようとするなら、同じ1頭の前回、前々回と見比べながら予想しないといけない、と思ってる。
それが映像が手に入らずできないなら、当該のレースの調教だけを見ても仕方ないと思ってる。
まして、中央競馬は最近、外厩の仕上げが全盛。
昔と違って追い切りで目一杯追い切って結果を出す時代じゃない。
だから、調教映像を見ても意味がない、と思っているのだ。
ただ、暇なので、ボーッと調教を見ていたのである。
最近は地方競馬ばかり見ているので、中央の馬はどの馬もよく見える。
ただ、2頭、気になった馬がいた。
1頭はサリオス。
明らかに動きが悪い。
いわゆる軽めの調教なのだろうが、それにしても迫力が伝わってこない。
ああ、これは厳しいな、と思った。
もう1頭はイルーシヴパンサー。
こちらはサリオスと真逆。
見るからに躍動感が伝わってくる。
いい動きだなぁ、と思わず呟いてしまうほどだ。
そんなわけで、走り方に躍動感があって、力強いフットワークだな、と思ったイルーシヴパンサーを今年の安田記念の軸馬にしたい。
単純過ぎて拍子抜けされるかもしれない。
でも、たまにはこんな予想だっていいじゃないか。
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