地方競馬の予想をする上で、重要な要素のひとつと言われている「馬場状態」。
良だとか、稍重だとか、重だとか、不良だとかいうコンディションだけではなく、
内が伸びる
とか
前残り馬場
だとかいう要素が予想をする上で重要だと言われています。
正直に言うと、僕はこの
「馬場状態」の予想要素がよくわかりません。
内が伸びるとか、外が伸びるとか、どうやって見極めるのでしょうか。
仮に見極められたとしましょう。
見極められたとしても、そのコースをどの馬が通るかなんて、予想できないですよね?
例えば内が伸びる馬場だったとして、すんなり内枠の馬が内を通るとは限りません。
内が伸びると思っている外枠の馬に騎乗している騎手が、外から一気に内に切り込んでいくシーンはよく目にします。
インタビューで、
「今日は外差しの馬場だ」
とか
「今日は前が止まらない」
とか口にしています。
騎手の騎乗した感覚でそういったこともあるのでしょう。
でも、その情報を予想に生かそうとしても、狙っている馬が外に持ち出せるかどうか、なんてことは誰にも分りません。
だから、僕は、あまり馬場状態は重要な予想ファクターではないと考えています。
むしろ、こういう不確実性の高い要素を予想ファクターとして取り入れると予想自体がまとまらない気がします。
予想するとしたら、せいぜい重・不良馬場か、良馬場か、という観点程度で十分でしょう。
さて、そんな点を踏まえて今回予想するのは、31日大井のメイン、隅田川オープン。
距離は1800m。
1着賞金は610万円です。
出走は16頭。
出馬表はこちら。
最近はずっと重賞レースの予想ばかりをしてきましたが、今回は好メンバーが揃った隅田川オープンを分析していきたいと思います。
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