中央勢に分が悪い浦和競馬
3連休の最終日、浦和競馬では、ダートグレードレース・テレ玉杯オーバルスプリントが組まれています。
距離は1400m、中央勢4頭を迎えての一戦です。
ところで、浦和で行われるダートグレードレースには、
- さきたま杯
- オーバルスプリント
- 浦和記念
の3レースがありますが、なんとなく、中央勢が圧倒的な他の競馬場のダートグレードレースに比べて、浦和競馬場は中央勢に分が悪い気がします。
そこで、気になったので調べてみました。
2010年以降、地方勢が上記3レースで勝ったのは、
2010 オーバルスプリント ナイキマドリード
2011 さきたま杯 ナイキマドリード
2011 浦和記念 ボンタラス
2013 オーバルスプリント セイントメモリー
2014 浦和記念 サミットストーン
2015 浦和記念 ハッピースプリント
2016 さきたま杯 ソルテ
となっています。
24戦中7勝ですか。率にして29%。
うーん、多いように思えます。
ちなみに、比較対象として適当かわかりませんが、船橋競馬場で行われるダートグレードレースで見てみると、
2010 日本テレビ盃 フリオーソ
2011 かしわ記念 フリオーソ
2011 クイーン賞 クラーベセクレタ
のみです。(フリオーソ偉大・・・)
船橋のほうが、かしわ記念、ダイオライト記念、日本テレビ盃、マリーンカップ、クイーン賞とレースが5レースありますから、40戦中3勝ということになります。
率にして8%ですね。
やっぱり、浦和は地方競馬が中央競馬に一矢報いる場なんだと思います。(違うか・・・)
積極果敢に地方馬を狙うぞ!
というわけで、中央馬から一筋縄にはいかないのが浦和競馬場だとすると、今回出走の4頭の中央馬にとっても、鬼門になる可能性が高いといえます。
まして、今回の中央勢で、重賞勝ちがあるのはネロとオウケンビリーヴですが、いずれも1200m戦での勝利。
1400mになれば、また形成も変わるのではないでしょうか。
というわけで、このレースは積極果敢に地方馬を狙っていきたいと思います。
あれ?地方馬が・・・
という意気込みで馬柱を見たのですが・・・
あれ?
あれれ?
なんですか?この地方馬のラインナップは・・・。
先日の大井・マイルグランプリトライアルのメンバーのほうがよっぽどいいメンバーじゃないですか?
なんでキタサンミカヅキとか、リッカルドとか出てこないんでしょうか・・・。
アピアはどうしたんでしょうか。
バルダッサーレ、やっぱりこっちでよかったんじゃないでしょうか。
なんかげんなりするようなメンバーです。
このメンバーだと、やっぱり本命は、
ネロ
に打つしかないですね。
前走、セントウルSに出走してから間隔があいていませんが、タフな馬なので問題ないでしょう。
むしろ、その前のクラスターカップで見せた走りをここでも見せてくれれば、といったところ。
月曜日は雨が降りそうなので、芝・ダート兼用のこの馬にとっては、ベストなコンディションになるかもしれませんね。
堅軸とは思いつつ、ヒモ荒れはあると思いますので、手広くパターン②でいきましょう。
結局中央馬から・・・
さて、対抗ですが、やっぱりオウケンビリーヴにせざるを得ないでしょう。
前走、ネロに勝ってますから、こっちを本命にしてもいいくらいなのですが、大外枠を引いてしまったことと、日本一トリッキーな浦和コースなら、慣れていない北村友一騎手よりも、地方時代に何度も騎乗していて特徴をつかんでいる(はずの)、戸崎圭太騎手のほうが分があると思いました。
以下、▲にも中央勢でウインムート、△に左海×小久保の黄金コンビ、なおかつ浦和が得意なノブワイルドを挙げたいと思います。
×は、これも浦和が得意なアンサンブルライフ。さきたま杯3着が光っています。
注は、実は浦和が得意な大井の帝王・的場文男騎手騎乗のスアデラとします。
馬券は、三連複フォーメーションで、
9 – 5.12- 1.2.5.6.9.12
とします。
がんばれ、地方競馬!
さて、というわけで、中央馬を本命にしてしまいましたが、やっぱり応援するのは地方馬です。
中央馬が苦手とする浦和競馬なら、一発逆転があるかもしれませんね。
ぜひ、がんばってほしいものです。
コメント