3月第1週の南関は川崎開催。
例によって無観客開催になりますが、火曜日のメインに組まれているのは日吉オープン。
古馬による2000mの競走。
登録段階では、カジノフォンテンやらサウンドトゥルーやらマンガンやら凄いメンバーが名前を連ねていました。
ただ、まあ、そんなメンバーがこぞって出てくるわけもなく、結局そろったメンバーはこちら。
まあ、豪華とは言えませんが、レースとして面白くなりそうなメンバーではあります。
さっそく、予想していくことにしましょう。
川崎2000mの攻略方法
さて、舞台となる川崎2000mですが、川崎の中ではあまりメジャーとは言えないコース。
川崎競馬場における2020年の距離別レース施行回数を見てみると、
距離 | 施行回数 |
900m | 134 |
1400m | 273 |
1500m | 199 |
1600m | 89 |
2000m | 47 |
2100m | 9 |
となっていて、施行回数としては2100mに次いで少ない回数となっています。
この2020年に47回行われた2000m戦の、クラス別施行回数を見てみると、
クラス | 施行回数 |
OP | 6 |
B1 | 4 |
B2 | 6 |
B3 | 6 |
C1 | 7 |
C2 | 9 |
C3 | 9 |
という施行回数。
やや下級条件の施行回数が多い、といったところではありますが、どのクラスでも使用されている距離とも言えるでしょう。
ちなみにクラス別の平均勝ちタイムを出してみると、
クラス | 平均勝ちタイム |
OP | 2:10.6 |
B1 | 2:11.7 |
B2 | 2:10.3 |
B3 | 2:12.8 |
C1 | 2:13.8 |
C2 | 2:14.5 |
C3 | 2:16.4 |
というタイムになりました。
今回はオープンクラスのレースですので、馬場にもよりますが、だいたい2分11秒を切ってくるくらいのタイムで走れないと上位には食い込めない、というイメージかと思います。
ちなみに2020年の川崎2000m最速のタイムは2分9秒1。
このタイムをたたき出したのは、先日川崎記念を制したカジノフォンテン。
展開とか、馬場とか、いろんな要素があるので、タイムがすべてとは言いませんが、やっぱり強い馬は速いタイムで走れるんだな、という当たり前のようで忘れられがちのことを、この事実で気づかされますね。
なお、昨年の日吉オープンの勝ちタイムはタービランスがたたき出した2分10秒2でした。
じゃあ、この事実をもって、どのように川崎2000mを攻略していくか、ということなんですが、まあ、クラスはバラバラとはいえ、一応47レースも施行されているコース。
この47レースの上位入着馬にどんな共通点があるか、という観点から、攻略していくことにしましょう。
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