このブログでも何回か触れたことがありますが、中央競馬と地方競馬の違いのひとつに、馬:騎手の割合があると思っています。
一般的には、馬7:騎手3だと言われますが、地方競馬は馬6:騎手4くらい、騎手の比重が高いというのが僕の持論。
だから、必然的に当ブログでは、騎手に着目した記事が多くなります。
そんな騎手に着目することが多い僕が馬券を買うときに、この騎手が乗っていれば必ず買うという騎手がいます。
当ブログをよくご覧いただいている方は、
「どうせ御神本でしょ?」
と思うかもしれません。
違います。
僕くらいの御神本ファンになると、御神本騎手の買い時がわかるので、御神本騎手の乗る馬を買う時と買わない時があります。
まあ、御神本騎手について語り始めるとキリがないので割愛しますが、御神本騎手は常に買う、とまではいきません。
御神本騎手ではない、別の騎手で「必ず買う!」という騎手がいます。
それは、兵庫の吉村智洋騎手。
なぜ吉村騎手の馬券を必ず買うのか。
それは、吉村騎手の騎乗に納得のいかないことがほとんどないからです。
騎乗ミスが少ないですし、たまにミスがあっても、どうにか挽回しようという姿勢が見て取れます。
とにかく勝利への執着心が強い。
勝利への執着心が強いから、負けても納得感があるんですよね。
あれだけ追ってくれたのに伸びなかったんだから、仕方ないよねって思えるんですよ。
馬券を外しても、吉村騎手なら仕方ないって。
馬券って外した時に後悔するのが普通じゃないですか。
なんでこの馬買ってなかったんだろうとか、なんでこの馬が負けるのを見抜けなかったんだろうって。
それが時には騎手に矛先が向かう時がある。
なんであそこで追わないんだとか、なんで前に行かないんだとか、なんで足をためないんだとか。
それが吉村騎手の騎乗にはないんですよ。
だって、最後まで勝ちに行ってくれるから。
勝利への執着心という点でいえば、的場文男騎手に近いものがありますね。
的場騎手も勝利への執着心が強いというイメージがありますが、それでも直線で手ごたえがなければ追わないこともあります。
でも、吉村騎手はそれがないですね。
先行してどんなにズルズルと後退しても、最後まで勝利を目指して追ってくれる。
勝利が厳しい展開なら、1つでも順位を上げようと努力をしてくれる。
もし僕が馬主だったら、ぜひ騎乗を頼みたいと思える騎手が吉村智洋騎手です。
そんな吉村騎手も騎乗する、第5回ウインターカップ。
今年は姫路での開催となります。
距離は1400mで全国交流レース。
出馬表はこちら。
さんざん冒頭から語りましたが、今回着目するのは、騎手。
今年から本格稼働している姫路競馬場のこれまでの開催を振り返りつつ、姫路をモノにしている騎手を探してみることにしましょう。
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