かすりもしなかった京成杯
被災地に勇気を与える、という高尚な名目のもと、穴狙いで臨んだ京成杯オータムハンデですが、1~3番人気が上位を占めるという、まったくもって順当な結果に。
当然のことながら、渾身の穴予想もハズレ。

荒れると思ったんですがねぇ・・・。
ま、気を取り直して、地方競馬を予想していきましょう。
重賞盛りだくさん
さて、今週の地方競馬は、門別が地震の影響で開催中止となりましたが、それでも重賞が盛りだくさん。
とくに9/11は金沢、名古屋、佐賀で3重賞が組まれています。
なんでこの日にこんなに豪華なんでしょうか・・・。
さっそく、金沢の重賞・イヌワシ賞から予想していきたいと思います。
やっぱり強い門別勢
ところで、先週予想した笠松の秋風ジュニアですが、ちょっと格落ちかなあ、と思われた門別出身馬のワンツーフィニッシュでしたね。
やっぱり成績が奮わない馬でも、門別の馬は強いですね。
それだけに、今回の地震の影響がどれくらい今後の地方競馬に影響を与えるか。
そういう意味でも心配です。
そんな屈強な門別勢、あるいは門別出身の馬がイヌワシ賞にも参戦しています。
まずは、2走前に門別から金沢に転入したドリームズライン。
金沢転入後は3着→1着と好成績を収めています。
前走1900m戦で勝利を挙げているのは、ほぼ同じ距離である2000m戦の今回においては強みになりそうですね。
そしてもう1頭。
こちらは門別所属のモズオトコマエです。
こちらは通算成績12戦7勝。
JRAでのデビュー戦を除き、掲示板を外したことはなく、なおかつ馬券外になったのも1回だけという、超堅実馬です。
3歳時には高知の黒潮菊花賞も制していますから、実力的には抜けていますね。
軸候補の1頭と言っていいでしょう。
地元勢はどうか
さて、門別がらみの馬はなかなか屈強ですが、地元勢はどうでしょうか。
純粋な地元勢とは言えませんが、中央オープンから金沢に転入したナガラオリオンは、前走1番人気に推されながら4着に敗れました。
とはいえ、明らかに距離が短い900m戦ですから、悲観することはありません。
転入初戦は1500m戦で1.2秒差、その次は1700m戦で2.3秒差ですから、地元で、なおかつ適距離と思われる今回は、まあ間違いなく盛り返してくるでしょう。
ちょっと混戦かな?
まあ、上位に推したい馬はこの3頭なんですが、ナガラオリオンが一枚上と思われるものの、そんなに力差はないかと。
ほかにも伏兵的な馬がいて、やや混戦ムードですね。
こういうときはパターン③で臨みたいと思います。
本命は安定かつ勢いのある馬から
さて、このレースの◎ですが、
モズオトコマエ
としたいと思います。
門別からの輸送になりますので、地震の影響が懸念されるところですが、体調さえ整っていれば、このレースでも間違いなくいいレースを見せてくれると思います。
鞍上の園田・鴨宮騎手とは4走前にコンビを組んで1着。
全く問題ないでしょう。
何より4歳馬ということで、勢いがありますよね。
ここを制して、これからダートグレードレースに羽ばたいていってほしい一頭です。
相手関係はやや難解
◎はモズオトコマエとして、以下はちょっと選ぶのが難しいメンツですね。
一応、○は実力を踏まえて、ナガラオリオンとします。
ただ、何で吉原騎手でないのかが気になります。
そして大外枠。
2000m戦なので、あまり影響しないように思えますが、終始外々を回らされるようだと厳しいかなと。
実力は抜けていると思いますがね。
▲はマイネルリボーンとします。
前走はドリームズラインにこそ敗れましたが、金沢の長距離レースでは勝ち鞍があり、力を出せる条件だと思います。
△に、そのマイネルリボーンを下したドリームズラインを入れ、×に吉原寛人騎手騎乗のムーンファーストを入れます。
あとは注として、中央1000万下の2000m戦で好走歴があるキングカヌヌでしょうか。
中央転入後1戦しての参戦だけに、変わり身が期待できると思います。
買い目は三連複フォーメーションで
5.10.11 – 5.10.11 – 4.5.6.7.10.11
とします。
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