イチオシ馬を紹介する前に
昨日、地方競馬のイチオシ2歳馬を2頭、紹介しました。

正直、全部の2歳戦を見ているわけではないので、「いい2歳馬、いないかなあ」と探していたところ、あることに気が付きました。
なんか、ダンカーク産駒がやたら勝っているなあ、と。
で、調べてみたところ、今年地方では産駒が27回出走して、すでに8勝を挙げています。
勝率29.6%ってすごいと思いませんか?
御神本騎手の勝率みたいです。
(たとえがアレですが・・・)
ダンカークの産駒が本格的に走り始めたのは今年からのようですので、これからブレークする種牡馬かもしれません。
ちなみに中央では、今年39回出走して3勝を挙げています。
芝でもダートでも勝ち鞍を挙げていますから、なかなか優秀ですね。
イチオシ~園田編~
さて、今回の地方競馬・イチオシ2歳馬ですが、前回の南関編・東海地区編に続き、園田編です。
さっそく紹介しましょう。
テツ 牡 園田・橋本忠明厩舎
なかなかインパクトのある馬名ですね。
父・ストロングリターン、母・ヴェネチアンレッド、母の父・マンハッタンカフェ、という馬です。
母系をたどると、曾祖母がケイウーマンではありませんか。
なかなかの良血ですね。
そんなテツのデビュー戦の走りがこちら。↓
このときのタイムが820mで50秒9。
今年の園田の2歳戦では4番目に速いタイム。
ただし、この馬より速いタイムが出たレースのうち2つのレースは、速いタイムが出やすい道悪でのもの。
この馬のレースのほうが中身はあると思います。
血統的に距離が伸びて悪いとは思えませんので、次走がとても楽しみです。
ちなみに、この馬より良馬場で速いタイム(50秒6)を出したグランミュークという馬も、いい走りをしていて、なかなか面白いと思います。
こちらも次走が楽しみですね。
イチオシ~高知編~
さて、お次は愛しの高知競馬編です。
高知は財政難から、しばらく新馬戦ができなかった時代があったんですが、ここ最近は新馬戦をやるようになりました。
新馬戦をやるようになってから、ディアマルコやフリビオンといった、他地区でも通用する馬が出てきていますから、今年の高知競馬の新馬戦も見逃せないと思います。
そんな高知競馬から、現段階でイチオシの馬はこちら。
グローサンドリヨン 牡 高知・打越勇児厩舎
すでに高知で2戦2勝の馬です。
いずれのレースも、着差は大きくつけていませんが、タイムが優秀ですね。
初戦で800mを50秒7、2戦目で50秒4ですから、過去の高知競馬の活躍馬が出した800mのタイムとそん色ないと思います。
2戦目のレースはこちら↓
このあと、どういうレース選択をするのでしょうか。
高知競馬ファンとして、とても楽しみな一頭です。
次回は佐賀競馬?
ということで、園田と高知から1頭ずつ、注目の2歳馬を紹介しました。
あと紹介していないのは、門別を除けば、岩手競馬(盛岡・水沢)と、佐賀競馬でしょうか。
一度紹介した地区でも、特に南関なんかは、注目の馬がまだまだいますので、追って紹介していきたいなと思っています。
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