今回予想するのは門別の2歳重賞、リリーカップです。
距離は1200m。
出走は12頭。
出馬表はこちら。
例によって難しいこの時期の2歳戦。
しかも牝馬限定戦。
まずは8月12日に行われたフルールカップの振り返りから予想の糸口を探ってみることにしましょう。
フルールカップの振り返り
8月12日に行われた2歳牝馬の重賞・フルールカップ。
リリーカップとの違いは距離。
リリーカップは1200m戦ですが、フルールカップは1000m戦です。
そのあたりを注意しながら、レースを振り返ってみることにしましょう。
スタートは実況もされていましたが、バラバラっとしたスタート。
先行争いで抜け出したのは2着に入り、今回のリリーカップにも出走しているトンデコパでした。
そのままいいペースで逃げたトンデコパ。
最後はマーサマイディアの底力に屈して2着に終わりましたが、大健闘の一戦でした。
あの出足と道中のスピード、直線でのしぶとい脚があれば、今回のリリーカップでも勝負になるでしょうね。
後続勢で見どころがあったのは6着のレーヴプルーヴ。
展開の助けは必要そうですが、最後の直線で鋭く伸びてきました。
距離が長くなるのは歓迎でしょうね。
フルールカップ組以外では・・・
そんなわけでフルールカップ組からは2着トンデコパと6着レーヴプルーヴをピックアップしました。
では、フルールカップ組以外の勢力はどうでしょう?
注目は3連勝中のソロユニットでしょうかね。
前走、8月11日のベリドット特別のレースは勝ち時計が1:13:8(稍重)と好時計をマーク。
レースぶりをみると、まあ危なげないなぁ、という感じですね。
ただ、出足がちょっと鈍い印象も受けました。
ハナをどうしても切らないといけないタイプではないにしても、1200m戦だけにちょっと気になるところではあります。
リリーカップの結論
⑦レーヴプルーヴ
前哨戦で見せた末脚が印象的なレーヴプルーヴを軸にします。
前走より前目につければ、前述の通り、鋭い末脚がさく裂するとみます。
距離延長もいいですね。
ディスクリートキャット産駒は2017年から日本で供用され、2018年産、すなわち今年の2歳馬が実質デビューに近い形。
これまで地方で15頭が出走、41回の出走回数のうち、4勝を挙げています。
これはけっこうな好成績と言っていいのではないでしょうか。
中央でも芝で2勝を挙げ、いずれも短距離ですから、短いところに向いているのでしょう。
今回のリリーカップの舞台はもってこいですね。
不安点を強いて挙げるとすれば、展開が向かなかった時と、五十嵐冬樹騎手のリリーカップとの相性の悪さ、でしょうか。
まあ、気にならない程度だと思います。
ここ数年、
プリモジョーカー
アークヴィグラス
ストロングハート
とその後も活躍する馬を輩出しているリリーカップ。
今年はどんな馬がスターダムを駆け上がるのでしょうか。
楽しみですね。
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