【地方競馬予想】サマーチャンピオン(2020年8月12日 佐賀7R)

競馬の世界にどっぷりつかると、いろんなところが気になりだします。

最初は馬から入り、そのうち、ひいきの騎手が見つかり、調教師が気になって、生産牧場が気になりだします。

ここまでくると、だいぶ「コア」なファンです。

さらに深みにはまって、ひいきのきゅう舎のきゅう務員さんに目が行くようになったらホンモノ。

ただ、まあ、ここまでは「正統」な競馬ファン。

実況中継のアナや、パドック解説の記者とか、運営側が気になりだすと、もう「邪道」に足を踏み入れています。

僕の周りにいる「邪道」な競馬ファンと酒を酌み交わすと、いつも盛り上がるのは「実況

それぞれに好きなアナウンサーがいて、個性豊かなフレーズを覚えていたりして、話が尽きません。

とはいえ、競馬の仲間うち10人くらいで飲んで、この「実況アナ」の話題に到達するのは僕を含め3~4人くらい。

さらにそこから、地方競馬の実況アナの話題にまで話が及び、盛り上がれるのは、僕以外にもう1人くらいしかいません。

まあ、それくらいニッチな世界なんですが、この世界にハマると競馬の新しい楽しみ方が見えてきます。

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佐賀の個性的過ぎる競馬実況

さて、地方競馬の実況という観点で見てみると、僕の中で高知競馬の橋口アナは別格

この人を嫌いな地方競馬ファンっていないんじゃないでしょうか。

高知競馬愛にあふれているのが、言葉の端々で伝わってきます。

あとは園田の二人、三宅アナと竹之上アナはどちらも好きですね。

伝説の競馬実況アナ・吉田勝彦アナの語り口を受け継いでいて、とても好感が持てます。

逆に、と言っていいのかわかりませんが、ホッカイドウ競馬や岩手競馬で実況をしている古川浩アナは、あまり好みではありません。

地方競馬の実況好き界隈では、人気の高いアナではありますが、こればっかりは人によって好き嫌いがありますからね。

僕は好きではありません。

で、地方競馬で僕が好きなアナは、佐賀の中島英峰アナ

この人の実況は、他の追随を許さない、唯一無二の個性にあふれています。

あまりここでその一端を語ってしまうと、実際に聞いた時の面白さが半減してしまうと思うので、あえて実況の内容は語りませんが、

とにかくクセが強い。

一度聴いたらヤミツキになる実況です。

ホッカイドウ・岩手の古川アナと同じく、おそらく好き嫌いは分かれるでしょうが、僕は大好きです。

もはや佐賀競馬は中島アナの実況を聞くために見ていると言っても過言ではありません。

この記事を見て、少しでも興味を持たれた方は、是非一度、佐賀競馬の実況を聞いてもらえればと思います。

佐賀のダートグレードレース・サマーチャンピオン

さて、その中島アナの実況を聞いてもらうのに絶好の機会となりそうなのが、佐賀で行われるダートグレードレース、第20回サマーチャンピオンです。

距離は1400m。

1着賞金は2,300万円の、夏の名物ダートグレードレースです。

今年の出走馬は12頭。

出馬表はこちら

JRAから5頭を迎えてのレースとなりました。

この時期、同じような距離で盛岡のクラスターカップもあり、サマーチャンピオンはメンバーが集まらないことも多々あるんですが、今年はいいメンバーが揃いました。

佐賀で無敵の力を誇っていたドラゴンゲートが、蹄のアクシデントで回避となったことは残念ですが、同じ厩舎で佐賀転入後好成績を残しているキャプテンハウテンが出走。

面白いレースが期待できそうですが、予想は極めて難解

切り口が難しいですね。

過去の傾向から切り口を探る

こういう切り口が難しいレースは、過去のレースから傾向を探るのが常套手段。

そこで、過去10年の3着以内馬を見てみると、

1着 2着 3着
2019 グランドボヌール(和田竜二) ヒザクリゲ シャインヴィトゥ
2018 エイシンバランサー(下村理) ブルミラコロ ヨシオ
2017 ラインシュナイダー(武豊) タムロミラクル ウインムート
2016 グレイスフルリープ(小牧太) ワンダーコロアール タガノトネール
2015 タガノトネール(川田将雅) タガノジンガロ レーザーバレット
2014 エーシンビートロン(武幸四郎) ピッチシフター タガノジンガロ
2013 エーシンウェズン(川田将雅) ガンジス コスモワッチミー
2012 テイクアベット(幸英明) ラブミーチャン スーニ
2011 スーニ(川田将雅) トーホウドルチェ ダイショウジェット
2010 セレスハント(福永祐一) ダイショウジェット マンオブパーサー

というような面々。

この面々を見て、まず思うことは「地味

失礼かもしれませんが、とにかく地味じゃないですか?

知名度が高い馬としてはラブミーチャンが2012年の2着。

あとはいぶし銀というメンバーが顔を連ねています。

勝ち馬の騎手を見ると、川田騎手が3勝。

お父さんが佐賀の調教師で、地元ですからね。

今年も要注意でしょう。

逃げ馬は不利?

次に、各年の勝ち馬のレースぶり(レース中の位置取り)を見ると、

勝ち馬 レース中の位置取り
2019 グランドボヌール 4-5-3-1
2018 エイシンバランサー 5-5-4-2
2017 ラインシュナイダー 3-3-3-2
2016 グレイスフルリープ 1-1-1-1
2015 タガノトネール 5-4-4-1
2014 エーシンビートロン 1-1-1-1
2013 エーシンウェズン 8-7-1-1
2012 テイクアベット 1-1-1-1
2011 スーニ 3-2-2-1
2010 セレスハント 1-1-2-1

というような感じ。

直線が短いので、直線一気というようなレースをする馬は皆無ですが、スタートからハナを切って勝ち切るという馬が少ないのも特徴的。

どちらかというと、中団につけて、3コーナーで前に進出して押し切る形の競馬をする馬が好成績を残しています。

3勝を挙げている川田騎手も、ハナを切っての勝ちはありません。

このあたりは予想をする上での重要なポイントになりそうです。

例年の勝ちタイムは?

次に過去10年の勝ちタイムを見てみると、

開催年と馬場状態 勝ち馬 勝ちタイム
2019 稍 グランドボヌール 1:26:6
2018 良 エイシンバランサー 1:25:7
2017 不 ラインシュナイダー 1:26:1
2016 良 グレイスフルリープ 1:25:7
2015 重 タガノトネール 1:26:2
2014 不 エーシンビートロン 1:26:1
2013 良 エーシンウェズン 1:27:0
2012 稍 テイクアベット 1:25:0
2011 重 スーニ 1:23:8
2010 良 セレスハント 1:26:4

というようなタイム。

かなりばらつきがありますね。

JRAでは未勝利ながら、大井に転入し11勝。

佐賀に転入後も圧倒的な競馬で2戦負けなしのキャプテンハウテン

2走前の、佐賀転入初戦の1400m戦の勝ちタイムが1:26:4(重)

後続に1.3秒差をつける楽勝だったことを考慮すると、もう少しタイムは詰められそうです。

例年の勝ちタイムから考えれば、中央馬相手でも十分太刀打ちできるレベル、かもしれません。

トップハンデ馬・3歳馬・最内枠は敬遠すべき

もうひとつ、注意したい傾向はハンデ

過去10年間で、トップハンデ馬が馬券内に来たのは、

2016年3着のタガノトネール

2012年3着・2011年1着のスーニ

の3回のみ。

今回トップハンデを背負うコパノキッキングにとっては、あまり好ましくない傾向と言えるでしょう。

また、3歳馬も過去10年間で馬券内に来たことはありません。

古馬混合の3勝クラスを勝ってここに駒を進めてきたメイショウテンスイにとって悪い傾向。

さらにさらに、ここ10年で最内枠で馬券内に来たのは、2010年1着のセレスハントのみ

内の砂が厚く、全体的に外枠の馬が有利な傾向にある佐賀1400mですが、今回最内枠を引いたGI馬・ヤマニンアンプリメ×川田将雅はどういう競馬をするのでしょうか。

サマーチャンピオンの結論

uskの軸馬

⑥キャプテンハウテン

名だたるGI馬や重賞勝ち馬を差し置いて、軸馬に指名したいのは地元佐賀のキャプテンハウテン。

ここのところ地方馬がこのレースで馬券内に入ったのは、一昨年のエイシンバランサーくらい。

全体的に地方馬は苦戦していますが、今年のこの混戦模様ならば、一矢報いることができるのではないでしょうか。

前述の通り、持ちタイムは十分例年の勝ちタイムをクリアしていますし、何より斤量が52キロと極めて軽量

中島アナの名文句「ミスターほとんどパーフェクト」の名で知られる、地元佐賀を代表する名手・山口勲騎手が鞍上とくれば、強力な中央馬相手でも期待していいのではないでしょうか。

当日の馬場状態がどうなるか、というところもありますが、この馬自身は馬場状態不問

地元馬が馬券に絡み、中島節がさく裂する展開になることを願って、キャプテンハウテンを推します。

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