前にも書いたんですが、僕が苦手、というか、よくわからない競馬場筆頭が金沢競馬場。
騎手もあまり知らないし、調教師はもっとわからない。
当然、馬もほとんど知らない。
君子危うきに近寄らず、で、本来、こういう競馬場のレースに手を出さないのが鉄則。
・・・なんですが、MRO金賞の面々があまりにも面白そうなので、今回は予想をしてみたいと思います。
金沢の3歳重賞・MRO金賞
さて、そのMRO金賞。
1着賞金250万円と、最近の地方競馬の賞金インフレ傾向にあってはやや低め。
にもかかわらず、いいメンバーが今年はそろいました。
出馬表はこちら。
注目は愛知県知事杯 東海ダービーの覇者・笠松ニュータウンガールと、地元・石川ダービーを制したハクサンアマゾネスの対決。
これに、舐めたら危ない兵庫勢、コスモピオニール・ガミラスジャクソンの2騎。
さらに前走大差勝ちで未知の魅力がある愛知のタイニーパワーも参戦。
ハクサンアマゾネスに石川ダービーで迫った北日本新聞杯馬・フジヤマブシも侮れません。
主催者さん、もっと賞金出してあげてよ、と言いたくなるくらい、いいメンバーです。
ポイントは・・・
さて、これだけの好メンバーが揃ったわけですが、カギになりそうなのはコース形態でしょうね。
MRO金賞の舞台は金沢1900mです。
正直言ってあまり金沢競馬場のコース形態に詳しくはありません。
ただ、これまでの1900mで行われてきたレースを見る限り、操縦性の高さがあるかどうかがポイントになりそうです。
というのも、スタートして割とすぐにコーナーがありますし、全体で6回コーナーを曲がります。
脚質的にはやはり先行力がある馬が有利になりそうですね。
乗り替わりがどう出るか
そしてもうひとつ、見逃してはならないのが騎手。
東海地区の覇者のみならず、西日本地区の覇者をかけて出走するニュータウンガールですが、騎手が佐藤友則騎手から藤原幹生騎手に乗り替わり。
ニュータウンガールはあまりクセがありそうなタイプの馬ではありませんが、テン乗りというのはやはり気になるところ。
藤原騎手は東海地区リーディングで9位(2020年7月25日時点)の騎手。
僕の印象では、そこまで派手さはないんですが、堅実なタイプというイメージ。
笠松の中では2番手グループという印象です。
ソツなく乗ってくれそうな気はするんですがね。
やっぱり、なんか気になります。
MRO金賞の結論
⑧ハクサンアマゾネス
馬の能力的なものからいうと、ニュータウンガールを推したいところ。
・・・ですが、上記の乗り替わりだとか、遠征競馬だとか、もろもろを考慮すると、軸馬は地元・ハクサンアマゾネス。
今年はコロナ禍で出稼ぎ遠征がなかなかできない吉原寛人騎手。
その吉原騎手が地元で続戦できるのならば、やはりこの馬の優位は動かないと見ていいでしょう。
前走も古馬相手に9馬身差をつけて圧勝していますし、距離は100m違えど石川ダービーで経験済み。
ここまで5戦5勝。
好メンバーが揃った今回のMRO金賞を勝つと、この先、ダートグレードレースへの出走など、視界が広がってくるのではないでしょうか。
それにしても、佐藤友則騎手は罪が深いですね。
何もなければ、ニュータウンガールで堂々、このレースに参戦できていたものを・・・。
馬券の軸としてはハクサンアマゾネスですが、応援するのはニュータウンガールと藤原騎手。
乗り替わってなかったら勝てた、とか言われないようなレースにしてほしいですね。
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