いない。
やっぱり、いない。
なんでだろう・・・。
念のため言っておきますが、笠松の某騎手のことではありません。
僕が地方競馬に深くのめりこむきっかけとなった馬のことです。
その馬は、カツゲキキトキト。
去年の9月、金沢のレースに出走したのを最後に、レースに出ていません。
彼はいったい、今どこで何をしているのでしょうか。
今回予想する名古屋の重賞・名港盃は1900mのレース。
彼の庭とでも言うべきコースなんですが・・・。
最近、僕は彼の馬名がレースにないかと、毎週、名古屋のオープン戦の出馬表を見ています。
今週こそは、今週こそは、と思って、出馬表をnetkeibaのアプリから開くのですが、やっぱり彼の名前がありません。
本当に心配です。
ただ、改めてカツゲキキトキトの競走成績を見てみると、凄まじい馬だと気づきます。
これまで53戦しているカツゲキキトキト。
3歳の2月以降、45戦して、ダートグレードレース以外のレースで複勝圏内を外したことが1度もありません。
彼がレースに出走しなくなってからというもの、東海地区の古馬重賞戦線は混とんとしています。
やっぱり東海地区の覇者はカツゲキキトキトです。
どうか、もう一度、その雄姿を見せてほしい。
心からそう願っています。
大混戦?名港盃
さて、今回予想するのは、カツゲキキトキトがいない名港盃。
1着賞金400万円の北陸・東海・近畿地区交流レースです。
距離は1900mで、今年の出走は12頭。
出馬表はこちらなんですが、いろいろと違和感があるところがありますね。
まず、アドマイヤムテキ騎乗の岡部誠騎手の所属が「大井」となっています。
これは短期騎乗期間中だからなんですが、違和感しかありません。
そしてもう1頭。
②ストーンリバーです。
彼は門別か南関のイメージなんですが、なんで東海地区で走っているのだろう、と思ってしまいました。
前々走から園田に移籍したようですね。
でも、なんか違和感。
そして、こちらは違和感ではありませんが、燦然と輝く⑩メモリージルバ11歳。
11歳なのに、前走重賞で勝利。
ここまで131戦ですか。
名港盃は2013年、2015年、2016年、2017年、2018年と出走し、今回は2年ぶり6回目の出場。
もはや勝ち負けを超越した、レジェンドと呼ぶにふさわしい馬です。
そんなこんなで話題に事欠かない名港盃。
近畿地区からも遠征を受けいれているのもあり、とっても予想が難しいメンバーが揃いました。
展開も読みにくく、「この馬は絶対ないな!」と言い切れる馬もいません。
難しい。
実に難しいレースだと思います。
こういうときは、素直に馬の「格」で軸馬を決めてしまいましょう。
名港盃の結論
⑪エイシンニシパ
きわめて乱暴な言い方にはなりますが、馬の全体的なレベルで言えば、兵庫>東海
兵庫からの遠征馬は当然一目置かないといけません。
まして重賞ウイナーが参戦するとなれば、近走の実績が悪くても押さえておくべきでしょう。
軸馬として推奨するエイシンニシパは、重賞10勝の実績を誇る、兵庫の中長距離界を代表する馬。
名港盃もかつて2017年に制しており、2018年はカツゲキキトキトの2着。
メモリージルバに負けると劣らない名港盃の参戦歴を誇ります。
ここ4走は勝ち星から見放されていますが、すべて掲示板、かつ3回は馬券内と安定した成績。
前走は4着ということで馬券外になってしまいましたが、決して力負けした感じではない内容でした。
普通に、きわめて普通に、馬の格だけで予想するならば、エイシンニシパ1択です。
最近は吉村騎手とのコンビが多かったのですが、前走に引き続き、今回も田中学騎手とのコンビ。
田中騎手とは2017年の名港盃でコンビを組んで勝利。
乗り替わりがマイナスになることはまずないでしょう。
というわけで、名港盃の軸馬は⑪エイシンニシパ。
あ~あ、カツゲキキトキトが参戦してくれれば、もっと面白かったのに・・・。
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