もう帝王賞の時期ですか。
早いですねぇ、月日が流れるのは。
今年はコロナ騒ぎで、なんか余計に時間がたつのが早く感じられます。
今年上期の地方競馬を振り返ってみると、無観客競馬にもかかわらず、どこの競馬場も売り上げが好調。
コロナ騒ぎで家にいる時間が長くなり、地方に手を出す人が増えたのでしょう。
地方競馬ファンとしては、すそ野が広がるのはうれしいこと。
肝心の競馬内容の方も、無観客ながら白熱したレースが多く、地方競馬に縁がなかった人にも、地方競馬の良さをわかってもらえるようなレースが繰り広げられていたと思います。
コロナでどこもかしこも大変なんですが、地方競馬はコロナ騒ぎの中でも成功した、数少ないコンテンツと言えるかもしれません。
超豪華メンバー集結 帝王賞
さて、帝王賞です。
いやあ、凄いメンバーですね。
中央馬もさることながら、地方馬も今回はかしわ記念のようなことがなく、一線級が出てきました。
日本のダートレースの頂点を決めるにふさわしい、すばらしいメンバーです。
つくづく、現地で観たいと思わされるメンバーですね。
出馬表はこちら。
今回のメンバーをざっと見て、もう戦績だけでいえば、どの馬を選んでも正解になりそうなのですが、勝敗を分けるポイントになりそうなのが「臨戦過程」。
臨戦過程に着目すれば、おのずと軸馬が見えてきました。
帝王賞の見解
⑪オメガパヒューム
超豪華メンバー、どの馬が勝ってもおかしくない今年の帝王賞ですが、オメガパヒュームの軸は堅いでしょう。
各馬の陣営は、大舞台を前に渾身の出来に仕上げてきてはいるのでしょうが、どの馬もカンペキに近い状態だけに、何かひとつでも不安要素があると、それが命取りになります。
その意味で、順調な臨戦過程は重要だと考えます。
今回のメンバーを見渡すと、上位人気を形成しそうな馬は、若干、臨戦過程に不安要素がある馬ばかり。
その中でオメガパヒュームだけが、順調な臨戦過程を歩んでいます。
前走の平安ステークスは、重い斤量のこともあり、おそらくは取りこぼしてもよかったレースでしょう。
ところが、59キロを背負って、まったく危なげないと言える完勝。
その平安ステークスから今回の帝王賞は、斤量が2キロ減。
さらに、これまで4戦して連を外したことがなく、GI・3勝を挙げている大井コース。
オメガパヒュームにとって完ぺきな条件がそろっています。
他の各馬が調子を上げてきて、足元をすくわれることがあったとしても、連を外すことはないと見ました。
オメガパヒュームを不動の軸に、あとは当日、パドックと返し馬の気配で、調子のよさそうな馬を狙ってみることにしたいと思います。
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