今朝の朝日新聞朝刊。
第2紙面の連載「フロントランナー」で名古屋競馬の宮下瞳騎手が取り上げられていました。


こうやって地方競馬にスポットが当たるのは、地方競馬ファンにとってこの上なくうれしいことですね。
先日も炎の体育会TVに、園田の鴨宮祥行騎手と岩手の関本玲花騎手が出演。
売上も好調ですし、地方競馬がどんどん盛り上がるといいですね。
東海地区の頂上決戦 東海ダービー
さて、今回予想するのは、愛知県知事杯東海ダービーです。
東海地区の3歳馬No.1を決定する一戦。
距離は名古屋1900m。
出走は12頭。
1着賞金700万円のレースです。
出馬表はこちら。
今年は1頭抜けた馬(ニュータウンガール)がいて、前哨戦もほぼニュータウンガールが独占状態。
ただ、同じように負けなしで九州ダービー栄城賞に臨んだミスカゴシマがまさかの敗退。
東海ダービーの歴史においても、2年前には確勝と言われていた単勝1.0倍のサムライドライブが2着に敗れました。
みんなが狙いに来るレースだけに、何が起こるかわからないのがダービー。
実績に惑わされない「フラットな目」で予想することが重要だと思います。
愛知県知事杯東海ダービー uskの軸馬
④エイシンハルニレ
やや説教じみていますが、前回に続いて孫子の兵法から。
孫子に
善く戦う者は、人を致して人に致されず。
という言葉があります。
意味は「戦いに巧みな者は、先に主導権を握って相手を動かし、相手のペースに巻き込まれない」
なんか競馬のためにあるような言葉ですね。
そんな競馬ができる馬は、今回の東海ダービーのメンバーの中でどの馬だろうと出馬表を見たとき、エイシンハルニレではないかと思いました。
スピードがありますからハナを取れるでしょうし、ハナを取ってしまえば、あとは岡部誠騎手の手綱に任せておけば、レースの主導権は握れるでしょう。
当然、ニュータウンガールは意識して競馬をするでしょうが、相手のペースより、自分の競馬に徹すれば負かすことができない相手ではありません。
これも孫子の有名な言葉に
彼を知り己を知れば、百戦してあやうからず。
という言葉があります。
敵の実情を把握し、味方の実情も把握していれば百戦たたかっても危険はない、という意味ですが、ニュータウンガールとエイシンハルニレは前走・駿蹄賞で対戦しています。
このレースで岡部誠騎手はニュータウンガールの力量を知ったことでしょう。
ニュータウンガールの力量を知り、エイシンハルニレの力量もわかったうえでレースを進めれば、あとは誰もが認める名古屋No.1ジョッキーの腕の見せ所。
ダービーという舞台だからこそ、名手の腕がモノを言うとみました。
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