この時期の競馬の話題といえば、地方でも中央でもダービー。
話題の中心は、競馬なので当然「馬」ですが、馬だけでなく人の様々な想いが込められているのもまたダービー。
馬主さんだったり、生産者だったり、厩舎だったり、そして騎手だったり。
とりわけ騎手は「悲願の…」みたいな感じでよくマスコミにも取り上げられます。
昨年のダービーなら浜中騎手ですし、その前なら福永騎手でした。
ただそれは中央競馬の話。
地方競馬
ダービー
騎手
というキーワードで、地方競馬に普段から慣れ親しんでいる人の9割が思い浮かべる騎手はあの人でしょう。
大井の帝王・的場文男騎手ですよね。
文男がどの馬に乗って東京ダービーに臨むか。
この話題はもはやこの時期の風物詩。
そして、今年「も」ダービーが獲れず、また来年だ!というところまでがセット。
個人的には、的場文男騎手に勝って欲しいなぁという気持ちはもちろんあるものの、勝ったら騎手を辞めちゃうんじゃないかという不安が勝ります。
で、結局は、まだまだ騎手やってて欲しいので、
「まーたダメだったかぁ」
という結末を期待してしまいます。
今年の的場文男騎手はどうやらモンゲートラオに騎乗のようで、付きっきりで調教に乗っているようです。
前評判は高くありませんが、本気でダービーを獲りに来ていることは間違い無いので、応援は別にして、馬券上も抑えておく必要があるでしょうね。
スプリント準重賞・メトロポリタンジューンカップ
さて、そんな東京ダービーの週を迎える大井。
火曜日のメインレースは準重賞・メトロポリタンジューンカップ。
距離は1200m。
出走は9頭。
少頭数ながら難解なメンバーですね。
早速軸馬です。
’20 メトロポリタンジューンカップ uskの軸馬
②メモリーメンヒル
このレースを難解な一戦たらしめているのは、各馬の脚質。
後ろから行く馬が多いんですよね。
逃げるのはサマーダイアリーでしょうか。
競りかける馬も見当たらないので、おそらくそこまで飛ばした逃げにならないと思われます。
そうなると番手で競馬を進めるだろうメモリーメンヒル×的場文男の出番です。
枠も内枠ですし、インで番手に控え、赤胴白星散らしが直線で余裕を持って抜け出す。
もう大井の直線で幾度となく見た光景が目に浮かびます。
メモリーメンヒル自身、最も得意としている距離、というより、この大井1200mしか走ったことがないという、なかなか稀有な馬であるメモリーメンヒル。
的場文男騎手にはここを勝ってもらって、上り調子のまま東京ダービーに臨んでもらいたいですね。
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