いろいろあった7月
もう7月も終わりですね。
今月はいろいろありましたね。
なによりも、西日本を襲った豪雨。
台風でもないのに、しかも風はほとんどなかったというのに、とてつもなく甚大な被害。
自然はホントに恐ろしいですね。
競馬界は、というと、グッドニュースとバッドニュースが入り混じりましたね。
グッドニュースは、オジュウチョウサンの平地挑戦が盛り上がったこと。
この先が本当に楽しみですね。
バッドニュースは角居調教師逮捕のニュース。
続報があまりないのですが、この件はどうなったのでしょうか?
それから、無敗でアメリカ三冠を制したジャスティファイの突然の引退。
古馬とどんなレースをするのか楽しみにしていたんですが、本当に残念です。
8月初日は好メンバーの重賞
さて、そんな中スタートを切る8月。
その初日である8月1日には大井のマイル重賞、サンタアニタトロフィーが開催されます。
出走は13頭ですが、かなりの好メンバーが揃いました。
なんといっても注目は、前走帝王賞5着以来の出走となるヒガシウィルウインですね。
帝王賞では、並み居る中央馬のあいだを割っての掲示板でした。
マイルがどうか?
帝王賞の結果を見れば、ヒガシウィルウインが地方競馬トップクラスであることは疑いありません。
ただ、今回は帝王賞と違ってマイル戦。
本質的には中距離馬と思われるヒガシウィルウイン。マイルでの成績は芳しくありません。
そこを力だけでねじ伏せてしまうのかどうかが、このレースのポイントになりそうです。
骨のあるメンバー
ヒガシウィルウインだけが抜けた存在なら、力だけで押し切れる、という予想もありなんですが、そうも言えないメンバー構成になっています。
ヒガシウィルウインも含めて重賞勝ち実績のある馬が8頭もいて、その中にはマイルの重賞を制している馬もいます。
さすがのヒガシウィルウインでも、このメンバー相手にマイルで押し切るのは、ちょっと厳しいと思われます。
大井マイルの実績を買いたい
というわけで、ヒガシウィルウインを負かせる馬を見つけ出したいのですが、その際に重視したいのは、今回の舞台である、大井マイルでの実績です。
マイル実績のある馬は今回のメンバーの中にも多数いますが、大井マイルの実績がある馬は限られます。
今回の出走馬の中で、大井のマイル戦の勝ち鞍がある馬は、
ムサシキングオー
グランディオーソ
カンムル
ゴーディー
リコーベルリネッタ
グランユニヴェール
リアライズリンクス
バルダッサーレ
ニシノラピート
の9頭です。結構いますね・・・。
ただ、この9頭のうち、その大井マイル実績に「?」がつく馬も多数います。
たとえば、グランディオーソは大井マイルで複数の勝ち星があるなど、一見すると適性が一番ありそうにも見えますが、最後に大井マイルで勝ったのは何と3年前のこと。
カンムルとグランユニヴェールの勝ち鞍は3歳時の世代限定戦のみ。
ニシノラピートの実績は牝馬限定戦のもの。
こうやって難癖をつけていくと、大井マイルに実績があると言っても、ある程度胸を張って「実績があります!」と言えるのは、
ムサシキングオー
ゴーディー
リコーベルリネッタ
リアライズリンクス
バルダッサーレ
の5頭のみです。この5頭から本命を絞り込んでみましょう。
本命は前走の勝ちタイムが優秀なこの馬
さて、上記の絞り込んだ5頭の直近の大井マイルにおける走破時計を見てみると、
ムサシキングオー 1.41.1(良・隅田川オープン1着)
ゴーディー 1.42.3(良・武蔵野オープン8着)
リコーベルリネッタ 1.41.5(良・サンタアニタトロフィートライアル1着)
リアライズリンクス 1.43.3(稍・’17ムーンライトカップ9着)
バルダッサーレ 1.40.1(良・武蔵野オープン1着)
となっています。
まあ、開催ごとの馬場差はありますから、単純比較はできないことを承知の上で、バルダッサーレの1.40.1はかなり優秀な時計だと言えます。
バルダッサーレはれっきとした東京ダービー馬ですが、東京ダービーを制した後、長らく勝てない時期が続いていました。
それが、2走前の大井1400m戦で復活を遂げ、そして前走の武蔵野オープンを好タイムで連勝と、かつての勢いと力を取り戻してきている感があります。
ここも勢いに乗って、ダービー馬の先輩としての意地をヒガシウィルウィンに見せつけるのではないでしょうか。
というわけで、本命は、
バルダッサーレ
に打ちたいと思います。
相手関係も大井マイル実績のある馬から
さて、馬券の相手関係ですが、これも大井マイル実績のある、バルダッサーレ以外の上記4頭と、鞍上・御神本騎手がいかにも不気味なモンドアルジェンテを加えて、馬複11から1.2.5.7.10でいきたいと思います。
うーん、ホントにヒガシウィルウィンを切って大丈夫でしょうか・・・。
大井の帝王の大記録がかかる?
さて、このレース、というより、今週の地方競馬における最大の注目は、なんといっても、大井の帝王・的場文男騎手の地方競馬最多勝記録達成の瞬間です。
個人的には、以前からツイッター等で予言していたのですが、このレースで達成!なんてことがありうるのではないかと思っています。
しかも騎乗するゴーディーは以前からずっと乗ってきたお手馬の一頭。昨年のこのレースを文男さんとのコンビで制しています。
てか、その前の年のこのレース、やっぱり文男さんがリアライズリンクスで制しているんですよね。今年勝てば3連覇ということになります。
・・・まあ、そこまでのドラマは求めませんが、今週の大井開催でこの大記録をなんとか達成してもらいたいですね!
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