地方競馬場はB級グルメの宝庫。
僕もこれまで、
大井、船橋、川崎、浦和、園田、名古屋、笠松
に行ったことがありますが、どこも美味しい食べ物がありました。
中でも一番好きなのは、船橋の赤モツ・白モツ。
これは1度食べるとヤミツキになります。
牛スジも美味しいですね。
無観客が続いている地方競馬。
観客を入れての競馬が復活した時に、こういうB級グルメが再び食べられるのでしょうか。
無観客が長引けば長引くほど、そういうことが心配になってきます。
東京湾カップトライアル・ブルーバードカップ
さて、今回予想するのは3歳の準重賞・ブルーバードカップ。
東京ダービーにつながる重要な一戦、東京湾カップ(5/6)の優先出走権が1・2着馬に与えられます。
今年の出走は9頭と少頭数。
出馬表はこちら。
距離は1700mです。
ちなみに昨年のこのレースの予想はこちら。

開催時期が昨年とはちょっと違うんですね。
さて今年のメンバーを見ると、ちょっと難解な一戦になりそう。
慎重に予想をしていくことにしましょう。
船橋1700mの特徴
かつて、以下の記事で船橋1700mについて論じたことがあります。

このときの記事でも書いていますが、基本的に1800mとあまり傾向は変わりません。
スパイラルカーブということもあって、枠の有利不利もほとんどないと言っていいでしょう。
こういうコースは、馬にとってはフェアではあるものの、予想をする側にとってはひとつのバイアスがなくなるわけですから、予想の難易度を上げる要素になります。
参考レース
京浜盃(3/18 大井1700m)
うーん、向こう正面で急に手ごたえが怪しくなったドイテー。
どうしたんでしょうかね?
不可解な負け方です。
前走から間隔を空けないで出走してきましたから、馬体に異常があるわけではなさそうです。
でも、よく直線の走りを見ると、直線に向いたらまた伸びてきているんですよね。
若さが出て、走ることに集中できなかった。
・・・そんなところが凡走の原因なのかもしれません。
クラシックトライアル(2/27 大井1800m)
このレースを制したブラヴールが京浜盃を制しています。
レースのレベルとしては高かったということでしょう。
デスティネはそのブラヴールと遜色ない末脚でした。
この時の末脚を左回りの船橋で再現できるかどうか。
できれば確勝級なんですが…。
もうひとつこのレースで注意しておきたいのはリヴェールブリス。
直線で伸びてこようとしたところで、前にいたサンスクリットがよれて、進路がふさがれてしまいました。
山本聡哉騎手がうまく立て直して、間を割って伸びてきましたが、あれがなければもっと際どかったでしょう。
ナイキアディライト・メモリアル(12/9 船橋1600m)
いやあ、この時のドイテーはいい走りでしたね。
直線でエンジンがかかってからの伸びは素晴らしいものがありました。
ただ、よーくレースを見ると、ちょっとエンジンのかかりが遅い感じがしますね。
スタートでも後手を踏んでいますし、まだまだ課題がたくさんある馬、という印象です。
ブルーバードカップの推奨馬
うーん、予想の決め手を欠くというか、少頭数の割に難解な印象です。
伏兵に警戒が必要ですね。
展開面から考えてみることにしましょう。
逃げるのはサンスクリットでしょうね。
追うか、絡んでいきそうなのは、前走逃げて結果を残しているジュンスピード。
この2頭が飛ばしていく展開になれば前は速くなりそうです。
ハイペースで差しが決まる展開と仮定したとき、ドイテーあたりが浮上してきます。
そもそも1月の川崎でブラヴールを完封していますし、左回りならば巻き返しは大いにあると思います。
ただ、走りぶりを見えいると、どうも当てにならないんですよね。
ちゃんと走れば能力は1枚上だと思うのですが。
同じことがデスティネにも言えます。
安定感は抜群なのですが、こちらは初めての左回りがどう出るか。
いや、実は左回りの方が得意でした、みたいなこともありうるとは思いますが、リスクは大きいと思います。
そんな中で狙ってみたいのは
①リヴェールブリス
です。
勝ち切れていない点はひっかかるものの、強敵相手にいいレースを続けているのは確か。
牝馬ながら、前述の通り、不利がありながらも最後まで伸びたのは立派。
今回は最内枠。
かつ少頭数で前に行く馬を見ながら道中進められれば、すんなり直線で抜け出せるのではないでしょうか。
前回よりもロスなく競馬ができそうです。
欲を言えば、前走この馬のいいところを引き出した山本聡哉騎手に乗ってもらいたかったんですが・・・。
とはいえ、今回5回目のコンビとなる本橋騎手ならばパートナーとして不足はありません。
今年の3歳牝馬のレベルの高さを示してもらいたいところです。
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