ここのところ、馬券の調子が上がりません。
ことごとく、ウラをかかれているなあ、という感じです。
こうなったら、馬券が当たらないのもコロナのせいにしてしまいましょう。
コロナが収束すれば、きっと馬券も当たるようになるはず。
早く、収束してくれ~!
高知優駿へのきっぷ付き・土佐春花賞
さて、今回予想するのは、コロナの影響を受けつつも、売上好調な高知競馬の重賞。
3歳による土佐春花賞(とさしゅんかしょう)です。
距離は1300m。
出走は12頭。
出馬表はこちら。
このレースの1着馬には、高知3歳馬の最高峰・高知優駿への優先出走権が与えられます。
とはいいつつも、1300m戦に対して、本番は1900m戦。
時期的にもだいぶ空くので、あまり関連性はないと言えるでしょう。
高知1300mの傾向
高知1300mは1400mと並んで、高知でもっとも使われるコース。
私も、もうイヤになるほど何度も1300mのレースを見ています。
常日頃見ている者として思うのは、1400m同様、
その日の馬場傾向次第
のコースです。
まあ、一般には外枠有利と言われているものの、1コーナーまでの距離が1400mよりもない分、わりとごちゃつきやすいコース形状ですね。
スタート直後の位置取りがカギを握るコースと言えるでしょう。
(高知競馬が好きな方は、どこかで聞いたことがあるようなフレーズではないでしょうか?)
参考レース
2/23 土佐水木特別(高知1600m)
2歳チャンピオンのレインズパワーとリワードアヴァロンの一騎打ち。
1週目のホームストレッチの半ばからそんな感じのレースとなりました。
4コーナーでは他の各馬を引き離す2頭。
ただ、余力があったのはレインズパワーの方。
リワードアヴァロンはかなりしぶとく食い下がりましたが、レインズパワーの手ごたえには余裕がありました。
これだけのパフォーマンスができれば、本番も安心してみていられそうです。
3/3 高梨くんの半分は土佐でできています特別(高知1400m)
中央の重賞でも活躍していたトラキチシャチョウが高知2戦目のレース。
デビュー戦でも完勝していたので、ここも楽勝かと思いきや、そのトラキチシャチョウを完封したフルゴリラ。
3歳馬ながら見事なレースでしたね。
赤岡騎手の手綱さばきというか、ペース配分が絶妙でした。
3歳馬同士の一戦ならば当然上位争いになりそうですが・・・。
3/3 甘里シュガーデビュー4周年特別(高知1400m)
「追い込みのイク」というニックネームがつくほど、追い込みのイメージがある倉兼騎手。
でも、レインズパワーのレースを見ててもそう思ったんですが、倉兼騎手は先行するといい競馬をするなぁと最近思います。
このレースでも、スタートからうまーく内のコースを選択すると、2コーナーあたりでピッチを上げて後続を引き離す逃げ。
最後まで余力を残しつつ、うまーく逃げ切りました。
もちろん、アウトラウドの力があるからできる芸当なのでしょうが、いいレース運びだったと思います。
3/8 愛媛県いしづち特別(高知1400m)
人気は2着のマイネルリベラルの方でしたが、勝ったのはスーパーセヴン。
コーナーの曲がり方なんかを見ると、まだまだ粗削りな感じがする馬です。
粗削りな分、伸びしろはあるようにも思えますね。
中央から転入して2連勝。
どこまで成長しているかが上位に食い込めるかどうかのカギになりそうです。
3/11 C3-10(高知1300m)
古馬との混合戦ながら、楽勝したレイニーウェイ。
なかなか躍動感のある動きをする馬ですね。
競馬に対して前向きな感じがします。
中央未勝利から高知に転入して2戦目のレースでした。
楽な手ごたえで勝ちましたが、さらに上積みが見込めるかどうか、といったところでしょう。
土佐春花賞の推奨馬
中央からの転入馬が着実に好成績を残しており、全体的にレベルが上がっているなぁ、という印象の高知・3歳戦線。
この土佐春花賞も、既存勢力vs新興勢力という構図のレースになりそうです。
ただ、各前哨戦を見る限り、やっぱり、
③レインズパワー
の力は抜けているなあ、という印象です。
倉兼騎手も余裕を持って乗っている感じで、まだまだ伸びしろがありそうな気配。
スピードがある馬は、スピードの違いでハナに立つことが多く、同レベルの馬と初対戦となった時にそれが脆さになることがよくあること。
ただ、この馬はスピードがあるのに、ちゃんと番手で控えられます。
今回は先行して結果を残してきた馬ばかりの構成ですが、仮にごちゃつく展開になったとしても、レインズパワーのような気性と脚質ならば安心してみていられますね。
新興勢力の伸びしろがどれくらいあるか、という点も見ものですが、ここはレインズパワーで鉄板でしょう。
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