このブログをご覧になっている方で、競馬ゲームをされる方はどれくらいいるのでしょうか。
競馬ゲームと言ってもいろいろありますが、僕は断然、
ウイポ、すなわちWinning Post派。
Winning Post4の時代からやっていますから、かれこれ17~8年くらいやっている気がします。
ウイポをやりこんで、血統とか、レース名とかに詳しくなりました。
そのウイポの最新作がつい先日発売になりました。

ただ、僕、最新作はここ数年、買ってないんですよね。
8の2017年版で止まっています。
ウイポ最新作を買わなくなった時期って、ちょうど地方競馬にのめりこみ始めた時期と一致しているんですよね。
地方版のウイポがあれば、2万円でも即買うんですが・・・。
誰か、作ってくれないですかね、地方版ウイポ。
実況も各競馬場のアナウンサーにしてもらって。
ファンファーレも各競馬場のものにしてもらって。
浦和のマイルは異常に内枠が有利になるとか、そういう特性も出してほしいですね。
高知の最終レースは記者選抜なので、登録してもなかなか出走できないとか・・・。
あとは、地方ならではのイベントが出現したりすると面白いんですがね。
御神本が一時期いなくなるとか
岩手競馬が突如中断するとか
いつまでも引退せず、80歳でも現役の的場文男とか・・・。
あー、絶対面白いゲームになると思うんだけどなぁ・・・。
羽田盃への登竜門・京浜盃
さて、余計な話が過ぎましたが、今回予想するのは京浜盃。
南関クラシック第1戦・羽田盃につながる重要な一戦です。
距離は1700m。
出走は14頭。
出馬表はこちらです。
余談ついでですが、京浜盃は「京急電鉄賞」のタイトルがついているんですね。
船橋のマイル重賞「京成盃グランドマイラーズ」は、京成電鉄の「京成」が入っています。
これは、京成に「船橋競馬場駅」があるからでしょうね。
大井の最寄駅のひとつ、立会川駅は京急の駅。
京急の名前がレース名にちゃんと入っているレース、特に重賞があってもいいんではないかと思うのは僕だけでしょうか。
大井1700mの傾向
さて、京浜盃の舞台となる大井1700m。
施行回数が少ないため、非常に分析がしづらいコースです。
一応、過去にこのブログでデータ出しをしたことがあります。

ただ、やっぱりサンプルデータが少なくて、極端な傾向が出てしまいました。
コース形状から言えることとしては、スタートから最初のコーナーまでの距離が短いので、イン争いが激しくなりがちです。
外枠で先行したい馬にとって有利になるコース形態、とは決して言えないでしょうね。
参考レース
12/18 全日本2歳優駿(川崎1600m)
逃げるアイオライトを最後の最後でヴァケーションが差し切ったというレース。
アイオライトが勝つ流れでしたけどね。
よく差し切ったな、という印象です。
まあ、ただ、このレースのレベルはどうだったんでしょうかね?
上位馬がまったくそのあとレースに出ていないので、他路線組との力関係が測りかねます。
唯一、このレース後に1レース走ったのは、7着のゴールドビルダー。
大井の重賞・雲取賞でしたが、結果はあまり差のない5着。
なんとも微妙な結果だけに、全日本2歳優駿のレースレベルを語るに足る材料ではないでしょう。
2/6 雲取賞(大井1800m)
大外枠から巧みなコース取りで突き抜けたゴールドホイヤーが勝ったレース。
スタート直後から押して押して、果敢に逃げたファルコンウイングが2着でした。
この先行力というかスピードは脅威ですね。
捕まえに行くとつぶれるし、かといって好きに逃がすと逃げ切られる。
ファルコンウイングが、今回の京浜盃の勝敗のカギを握る一頭であることは間違いありません。
1/15 ニューイヤーカップ(浦和1600m)
このレースを見て、グリーンロードとヴァケーションはどっちが強いんだろうかと妄想するのが楽しいですよね。
そんな今年の南関3歳の主役の一頭・グリーンロードに前半しっかりついていったファルコンウイング。
最後は離されたものの、3着に粘りこんでいるのは立派。
普通の馬ならバテてるでしょうね。
なかなか中身のある競馬をしたと思います。
2/27 クラシックトライアル(大井1800m)
いやあ、向こう正面でのブラヴールのレースぶりを見ると、とても上位に来る感じはしないのですが・・・。
直線を向いてからは凄い脚で伸びてきましたね。
2着デスティネと併せ馬の形になったのがよかったのかもしれません。
しかし、クラシックトライアルを勝って権利を得ているのに、なんで京浜盃に出てきたんでしょうかね?
このあたりの戦略がイマイチ解せません。
1/29 ジョイホース浜松開設7周年記念(川崎1600m)
このときも鋭く伸びてきたブラヴールでしたが、前のドイテーには届かず2着。
ドイテーは安定した走りぶりで、ここまで連を外していない5戦3勝2着2回。
このレースのように外々を回っても突き抜けられる余裕がありますね。
京浜盃の推奨馬
いやあ、好メンバーが揃いましたね。
どういう角度から予想に入るべきか、迷ってしまいます。
ただ、ひとつ押さえておきたいのは、このレースが
羽田盃や東京ダービーの前哨戦である、
ということ。
本番に向けて、各陣営がどういう腹づもりで出走してきているか。
ここをよく見極めて、推奨馬を選んでいく必要があるでしょう。
たとえば、昨年の全日本2歳優駿を制したヴァケーション。
能力的には昨年の時点で、他馬を圧倒している、という評価。
当然、このレースも勝ち負けでしょう。
ただ、あくまで本番は羽田盃であり、東京ダービー。
賞金は当然のことながら足りているので、ヴァケーション陣営にとってここは落としても問題ないレース。
同じことがクラシックトライアルを制したブラヴールにも言えます。
そもそもブラヴール陣営は権利を獲得しているのになぜこのレースに出してきたのでしょうか。
出走手当を稼ぎたいからでしょうか。
あるいは、あわよくばこのレースの賞金が得られるからでしょうか。
いずれにしても、あまり積極的な理由ではない気がします。
一方で、なんとしてもこのレースを勝って、賞金を加算して、本番=クラシックに臨みたい、という陣営もいます。
当然そういう陣営の方がこのレースに対しての力が入ります。
そういう陣営はどこか、と見極めつつ、馬がその陣営の想いに応えられるかという点をよく見る必要があるでしょう。
今回の推奨馬ですが、
③ドイテー
としました。
他の実績馬に比べて見劣りする戦績であることは否めません。
大井コース初というのも不安要素です。
ただ、そんな中でわざわざこのレースに出してきたということは、それなりに陣営も自信があるからでしょう。
ここ2戦は成績だけでなく中身も優秀。
コンスタントに使われているという点も好感が持てます。
御神本騎手騎乗という点も安心材料の一つですね。
なんとも面白い名前ですが、ファルコンウイングが引っ張ってくれるよどみない流れの中で、「ドイテー」という馬名を言わんばかりに前をこじあけてくると面白いですね。
ここを勝たないと羽田盃も東京ダービーも安心して出走できるレベルに達しません。
陣営も鞍上も、しっかり勝たせる競馬をするのではないでしょうか。
ドイテーにとっては正念場の一戦です。
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