今週から来週にかけての南関競馬は変則開催。
船橋開催が土曜日まであって、日曜日からは大井がはじまります。
ただ、コロナウイルスの影響による無観客競馬は続きます。
いっこうに収束している感じがしないんですが、それは
マスコミが新たな感染者だけを報じているからなのではないか、
と思うようになりました。
そもそも、感染者を累計していっても意味がないんじゃないかと。
感染して治っている人もいるのであって、現時点で治癒していない人がどれくらいいるのかを報じるべきではないでしょうか。
まあ、とにもかくにも、早いことこの異常事態が終わることを祈るばかりです。
そして、無観客とはいえ、競馬ができる幸せを毎日かみしめて、馬券をネットで買いたいと思います。
ブリリアントカップトライアル
さて、今回予想するのは日曜日の大井メイン・ブリリアントカップトライアル。
大井はトゥインクルではなくデイ開催。
このメインレースが16:10スタートになっています。
中央競馬とモロ被りなんですが、大丈夫でしょうか…。
距離は1800m。
出走は14頭。
出馬表はこちら
なかなかの好メンバーが揃って面白いレースになりそうです。
早速分析していくことにしましょう。
大井1800mの傾向
大井1800mの傾向はこのブログでも何度か取り上げています。



まあ、データ面としてはこの通りなのですが、レースを見ているときに感じることとしては、
クセがないコースだなぁ
とは感じます。
2000mよりも最初の直線が短いので、外枠の逃げ馬はインを取りづらいのですが、そこくらいでしょうかね。
あんまり枠とか脚質とか、考えないでもいいというか、それにとらわれすぎない方がいいコースだと思います。
参考レース
2/27 朧月賞(大井1600m)
勝ったサラーブは強い競馬でしたね。
2着のサンロアノークがけっこう速いペースで逃げていたんですが。
この2頭は前にいって残ったのですが、それ以外の前に行った馬は総くずれ。
代って台頭してきたのが、4着のマースインディなどです。
マースインディは1800mで直線が長ければ、もうちょっと上に来れる力はあると思いますがね。
1/28 シリウス賞(川崎2000m)
うーん、森泰斗騎手の絶妙な逃げですね。
それにこたえるワグナーコーヴも立派。
ただこのときはヒドイ不良馬場。
極端な馬場状態で行われたレースの評価は、慎重に行うべきでしょう。
1/20 ウェルカム2020賞(大井2000m)
これも騎手の腕がモノを言った感じの結果になりましたね。
ストーンリバーは通ったところが良かった。
勝てるコース取りをした吉原寛人騎手はさすがの一言です。
2着に入ったビーザライトもいい伸びでした。
ビーザライトは今回、的場文男騎手から藤本現暉騎手に乗り替わり。
この乗り替わりが果たして吉と出るか、凶と出るか。
11/12 ノベンバー賞(大井1800m)
繁田騎手の勝負服で、4コーナーを馬なりであがってくると、モジアナフレイバーを思い出しますね。
そんなモジアナフレイバーばりの脚で勝ったのがキャッスルクラウン。
キャッスルクラウンの末脚に敗れはしたものの、自身もいい伸びで馬群を割ってきたスギノグローアップ。
まあ、これくらいの距離でもこなせるんでしょうが、なんとなくもう少しながいところのほうが、この馬の力が出せる気もします。
ブリリアントカップトライアルの推奨馬
最近中央から転入してきた馬がとにかく多いですね。
- ゴールデンブレイヴ
- レイダー
- ディープオーパス
- ロードアルペジオ
最近、南関競馬を見てて思うのですが、こういった中央からの転入馬は、両極端だな、と。
走る馬は走るし、走らない馬は走らない。
あたりまえの、それこそ今はやりの小泉進次郎大臣ばりの表現ですが、けっこう真理をついていると思っています。
地方の環境に慣れて、すぐ結果を出せる馬もいれば、まったく地方の環境に慣れず、成績を残せないまま引退する馬もいる。
で、私はこういうJRAからの転入馬がいるときは、いつもこうすると決めていることがあります。
その馬から馬券を買わない
ということです。
地方の砂が合うか合わないかは走ってみないとわからない。
メチャメチャ適性があって、その馬が馬券内に来たとしても、それはそれでよいこと。
不確定要素が大きすぎる馬は買わない、
というのが鉄則だと思います。
では、それらの転入馬を除いてどの馬を推奨馬にするか、ということですが、今回は、
②ワグナーコーヴ
にしたいと思います。
目下2連勝。
川崎での2連勝なので、今回の大井開催にフィットするのか、という疑問はあります。
ただ、全5勝中、3勝は右回りで挙げていますので、そこは特段問題にならないでしょう。
注目したのは鞍上。
今回ワグナーコーヴに騎乗するのは、近走で騎乗し勝利を挙げている森泰斗騎手ではなく、岩手から期間限定免許で南関騎乗中の山本聡哉騎手。
森泰斗騎手と手が合っていたようにも思えたので、乗り替わりは残念。
しかしながら、山本聡哉騎手は30代前半ながら、岩手を代表する名手。
南関の期間限定騎乗でも、度々おっ!と思わせるナイスな騎乗を見せてくれています。
そんな名手に導かれ、うまく自分のペースに持ち込めれば、並みいる強豪も一刀両断できると見ました。
それくらいの能力を秘めた馬だと思います。
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