令和になって何が一番変わったかと言えば、
天皇誕生日
ですね。
今上天皇は2月23日がお誕生日。
なので、今年から天皇誕生日の祝日は2月23日になります。
で、23日が今年は日曜日なので、24日が振替休日と。
3連休なので、家族と一緒にどこかに出かけたいところではありますが、世間はコロナウイルス、コロナウイルスで、出控えの雰囲気。
まあ、家でゆっくり競馬でも観るのが一番ですね。
名古屋の3歳重賞・スプリングカップ
さて、その振替休日24日に行われるのが、名古屋の3歳重賞・スプリングカップです。
出走は12頭。
1800mのコースで行われます。
出馬表はこちら
1/28に行われた3歳牝馬の重賞・梅桜賞と同じコースで行われるせいもあってか、その時のメンバーがごっそり集結。
まずはその梅桜賞の振り返りから今回の予想を始めていくことにしましょう。
梅桜賞を振り返る
さて、その梅桜賞ですが、1番人気に推されていたのはニュータウンガール。
年末のライデンリーダー記念を制して、ここに挑んでいました。
単勝は1.6倍と圧倒的な人気。
2番人気は年始の重賞・新春ペガサスカップを制していたエムエスオープン。
この馬も3.0倍と人気を集めていました。
次いで3番人気がジェネラルエリア。
こちらが5.8倍で、以下4番人気のビックバレリーナは15.8倍と、上位3頭が抜けた人気となっていました。
そんな中で行われた梅桜賞ですが、レース映像はこちらから。
ハナを切ったのはビックバレリーナ。
続いたのは園田から参戦のメディエイコ。
人気のニュータウンガールは内で3〜4番手を進みます。
向正面までは淡々とした流れ。
流れが変わったのは後方にいたエムエスオープンが一気にまくった3コーナー手前から。
それでも逃げたビックバレリーナの脚色はおとろえず、2頭が先頭になったまま直線へ。
ニュータウンガールは4コーナーで外に持ち出してジワジワと進出。
最後の100mくらいで伸びてきてようやく前の2頭を交わした感じになりました。
まあ、スローペースで、完全にビックバレリーナが雪崩れ込む流れでしたから、
よく差したな、
という印象です。
エムエスオープンは、結果的にあのマクリで脚を使った分、最後まで持たなかった感じ。
本質的に距離が少し長いのかもしれません。
そのほかの参考レース
それでは一応、梅桜賞以外の参考レースも見ておくことにしましょう。
1/23 ゴールドジュニア(笠松1600m)
このレース、ダルマワンサがほぼ勝ちに等しいレースでした。
足元をすくわれたのは、園田から参戦したガミラスジャクソン。
外からの鬼脚で、ダルマワンサは一気に差し切られてしまいました。
ただ、このレース、レベルとしてはそんなに高くない印象。
ガミラスジャクソンも先日の園田ユースカップでは着外に沈みました。
いくら勝ちに等しいとは言え、このレースでダルマワンサの評価を上げるのは厳しいと思います。
1/28 ドリーム戦(名古屋1600m)
このレースを制してデビューから3連勝となったノビルメンテ。
今回のスプリングカップで最も不気味なのはこの馬でしょう。
勝ちタイムは特筆すべきタイムではありませんが、一切追ってませんからね。
伸びしろはあると思います。
ただ、この時の2、3着馬は次走で惨敗。
ただ単にレースレベルが低かった可能性は高いと思います。。
揉まれる競馬になると脆い面を出しそうな気もします。
2/5 ひめじ広峰特別(姫路1400m)
いやあ、勝ったエイシンダンシャクはなかなか強い競馬でした。
直線まで全く馬なりで先頭に進出し、追い出すと鋭い伸び脚。
門別でもそこそこやれていた馬ですから、これくらいのパフォーマンスができて当たり前なのかもしれません。
門別での1800m実績もありますし、距離が伸びても問題ないでしょうね。
スプリングカップの推奨馬
梅桜賞は牝馬限定戦。
今回は牡牝混合。
なおかつ他地区からも参戦があります。
梅桜賞でスローペースから前のなだれ込みをよく差したとはいえ、ニュータウンガールにとって、前走以上の厳しいレースになることは間違いないでしょう。
かといって、ニュータウンガールにスキがあるかと言うと、特段見当たりません。
ですが、そんな時こそ疑ってかかるべきだと考えました。
そこでスプリングカップの推奨馬ですが、兵庫からの遠征馬、
⑨エイシンダンシャク
を推したいと思います。
上記の通り、前走のパフォーマンスは圧巻。
追ってからの反応がいい馬ですね。
追ってからの反応がいいということは、小回りで直線が短い名古屋コースにも適性があるということ。
前走のように前目につけて、仕掛けどころでちゃんと仕掛ければ、しっかりと伸びてくれることでしょう。
門別時代の1800mのレースを見ても、スタートが良いですし、追ってからの伸びもいいですね。
このときは3着に敗れていますが、このとき勝ったピュアインペリアルは金沢の重賞でも好走。
門別時代は1000mや1200mで使われることも多かった馬。
ダノンシャンティ産駒なので短い距離が合っていそう、ということなのでしょうが、1800mくらいなら十分こなせる走りです。
兵庫からの刺客が名古屋の重賞を制する、と見ました。
コメント