つい先日、年が明けたと思ったら、もう2月も後半です。
年を取ると月日が経つのが早く感じるのはなぜでしょうか。
疑問に思ってネットで調べてみたら、心理的な作用があるみたいですね。
以下のサイトに詳しく書かれています。
日々を長く感じるためには、「適度な緊張感やワクワク感」も大事な要素だそうです。
そして「時間に気を配って」「広い空間で仕事をする」ことも大事だとか。
・・・ん?
これって、競馬場で競馬するってことじゃないですか?
適度な緊張感やワクワク感を持って予想し、締め切り時間を意識して、広い空間=競馬場で仕事=馬券を買う。
なるほど、競馬って月日が経つのを遅く感じるために大事な行為なんですね。
そう都合よく解釈することにして、今回は園田の重賞・園田ウインターカップを予想したいと思います。
混戦模様の重賞
さて、園田ウインターカップですが、今年の出走は11頭。
距離は園田の王道・1400m。
出馬表はこちら。
メンバーをパッと見て、
「抜けた馬はいないな」
という印象です。
混戦模様ではないでしょうか。
早速、分析していくことにしましょう。
園田1400mの特徴
前日に行われる3歳重賞・園田ユースカップも1400m戦です。
園田ユースカップの予想の方はすでにアップしました。

そこで園田1400mについての傾向についても触れていますので、詳細は割愛させていただきますね。
参考レース
12/27 兵庫ゴールドトロフィー(園田1400m)
勝ったJRA・デュープロセスがハナを奪って、ナチュラリー、ハヤブサマカオー、テーオーエナジー、ランスオブプラーナが競っていく形。
道中、前はかなり速くなり、デュープロセス以外の馬は結果的に沈みます。
イルティモーネは先団から離された後方3番手でしたが、外から凄い脚で伸びてきてあわやの2着。
展開がハマった感じはありましたが、素晴らしい末脚でした。
ただ、ここからは余談になりますが、先団で残った馬はデュープロセスともう1頭いました。
3着の10歳馬(当時)サクラレグナムです。
直線でもしぶとく伸びていましたし、本当に馬齢を感じさせない素晴らしい走りだったと思います。
なんというか、鬼気迫る迫力がありました。
11/21 笠松グランプリ(笠松1400m)
これも前にケイマという速い馬がいて、さらにエイシンテキサスが絡み、ペースがかなり速くなったレース。
前目につけたナチュラリーとエイシンエンジョイは、そのペースにハマって後半で脚がなくなりました。
特にナチュラリーのほうはスタート直後でだいぶゴチャついたのも災いしました。
同じような競馬になるとキツイですが、スムーズならば力はあるので、巻き返せるかもしれません。
11/20 DASH心斎橋神楽月特別(園田1400m)
インコースからスタートダッシュを決めたのはセセリ。
そのセセリをすぐに交わして、エイシンミコノスもすぐにハナにいきます。
ところが、外からエイシンビジョンが前に行き、セセリは結局、中団からの競馬。
セセリと同じように位置していたブラゾンドゥリスが前に進出します。
セセリはずっとインにいたのですが、4コーナーで外に持ち出すと、そこからぐんぐん伸びての1着。
エイシンミコノスはずっと前で頑張っていたのですが、セセリに交わされての2着でした。
中央3勝クラスからの転入馬だったセセリ。
園田の馬場に合っているな、という印象の競馬でした。
10/25 兵庫ゴールドカップ(園田1230m)
いやあ、このレースも先団の争いが激しいレースとなりました。
ハナに行き切ったのはナチュラリー。
この馬はこのときのように、ハナに行き切ると強いですね。
そのまま抜かされそうで抜かされず、力強く押し切って1着。
エイシンエンジョイもかなりきわどく迫りましたが、及びませんでした。
そしてイルティモーネがやはり鋭く脚を伸ばしての3着。
このときは泥んこびちゃびちゃの不良馬場でしたから、馬場状態次第では逆転もありうるかと思います。
9/6 園田チャレンジカップ(園田1400m)
またまたエイシンエンジョイとナチュラリーの先手争い。
このときもナチュラリーが内枠を生かして先頭に立ちます。
ただ、ペースはなぜか上がらず、スローペース。
終始マークされる形となったナチュラリーにとっては厳しい展開ですね。
対するエイシンエンジョイはナチュラリーを見ながら3コーナー過ぎで追い出すと、直線はナチュラリーと合わせず、外に持ち出して追います。
ナチュラリーとエイシンエンジョイの一騎打ちになりますが、脚を残していたエイシンエンジョイが最後は伸びて1着。
下原騎手の上手さが光った一戦でしたね。
園田ウインターカップの推奨馬
さて、園田ウインターカップの推奨馬探しに入りましょう。
もう幾度となく対戦してきたナチュラリーとエイシンエンジョイ。
今回もまた対戦します。
しかも今回、ナチュラリーが1枠でエイシンエンジョイが3枠。
ともに内枠ということで、1コーナーまでの先手争いが激しくなることは必至。
・・・かと思ったんですが、ここ2走、ナチュラリーがハナに行けていないんですよね。
そうなると、エイシンエンジョイがハナに立つパターンになりそうです。
3番枠からエイシンエンジョイがハナに立つとき、そのすぐ内のセセリはエイシンエンジョイが前に行くのを見ながらインが取りやすくなります。
外からエイシンミコノスやタガノカピートもエイシンエンジョイに被せてくると、エイシンエンジョイにとっては厳しい流れになりそう。
逆に、インで脚を溜められるセセリにとっては願ってもない展開になります。
あとは、DASH心斎橋神楽月特別のときと同じように、4コーナーで外に持ち出せるかどうかでしょう。
ただ、外に持ち出せればセセリが勝つ確率は高くなりますが、外に持ち出せない可能性もあります。
外に持ち出せなかった場合は馬券内も大いに危うい。
そうなると、内で脚をためるタイプの馬よりも、外を回って追い込んでくるタイプの馬の方が確実性はある気がしませんか?
そんな観点から、園田ウインターカップの推奨馬は、
⑦イルティモーネ
とします。
前走・兵庫ゴールドトロフィーは展開に恵まれた感じは否めません。
しかしながら、力がなければJRAの強敵相手に2着には入れません。
2走前からコンビを組み、この馬の良さを理解して、上手くレースを運んでいる下原騎手の手腕によるものと思います。
今回も兵庫ゴールドトロフィー同様、前崩れになる可能性があるレース。
そうなればこの馬の末脚が発揮されます。
重賞初制覇のチャンス到来ではないでしょうか。
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