中央競馬も3歳重賞が多く行われる季節になってきました。
クラシックの足音が聞こえてきそうなこの季節ですが、それは南関も同じ。
クラシックに向けて重要な前哨戦が多く行われます。
水曜日の浦和メイン・ユングフラウ賞も同じ。
桜花賞に向けた重要な一戦です。
今年の出走は12頭。
かなりの好メンバーが揃いましたね。
本番の桜花賞を前にして、もう3歳牝馬戦線の頂上決戦かと思わせるようなメンバーです。
出馬表はこちら。
ちなみに昨年の予想はこちら。

昨年はポットギルが勝って、予想はかすりもしませんでした・・・。
今年こそはしっかり当てたいですね。
早速、分析していくことにしましょう。
浦和1400mの傾向
ユングフラウ賞が行われる舞台は浦和1400m。
浦和1400mは重要なレースが数多く行われることもあり、このブログでも再三傾向を分析してきました。
なので、ここで改めて傾向分析することはしないようにしましょう。
以下の過去記事を参照していただければと思います。


参考レース
12/31 東京2歳優駿牝馬(大井1600m)
いやあ、レイチェルウーズの末脚は凄いですね。
しびれます。
キレッキレです。
大井の1600mですから、外枠が圧倒的不利なんですが、なんのそのでした。
枠の有利を活かしてテーオーブルベリーも粘ったんですがね。
あとはこのレイチェルウーズの末脚を、浦和で繰り出せるかどうか、といったところでしょうか。
1/16 ツインホープ特別(浦和1400m)
勝ったアンジュエトワールですが、躍動感があっていい走りをする馬ですね。
直線でも少し口向きが悪いところもありました。
まだまだ気性面が幼いところがあるのかもしれません。
ただ、素質は高そうです。
浦和で、しかも1400mで実績を残していますので、注目しておきたい一頭です。
1/21 ’20桃花賞(大井1600m)
2着だったエンジェルパイロは終始、勝ったカラースキームをマークする形の2番手。
直線で先頭のカラースキームをとらえに行った形になったのですが、逆に突き放されてしまいました。
これは勝ったカラースキームを褒めるしかないと思います。
むしろエンジェルパイロも後続を大きく引き離しています。
力があるところは見せたのではないでしょうか。
今回、どんな位置から競馬を進めるのかが注目です。
9/26 園田プリンセスカップ(園田1400m)
スティローザのスタートダッシュのよさ、そのあとの吉原寛人騎手のペース配分と追い出し。
素晴らしいレースぶりだったと思います。
このときテーオーブルベリーはスティローザに完敗。
ただ、スティローザはこのレースの後、まったくいいところがないんですよね。
テーオーブルベリーとは好対照です。
この時の走りができれば、上位の一角を形成することは間違いないと思うんですが・・・。
ユングフラウ賞の推奨馬
好メンバーが揃っている分、予想は難解ですね。
展開面を考えると、ハナを切りそうなのは中央から転入初戦となるボンボンショコラでしょう。
デビューから2戦とも逃げていますし、鞍上も左海誠二騎手ですから、まず間違いなく前に行きます。
続くのは大外のミカエル・ミッシェル、レイズアストームでしょうか。
ミカエル・ミッシェル騎手もだいぶ南関に慣れてきた感じですね。
最初は強引なレースが目立ちましたが、だいぶ立ち回りが上手くなってきた気がします。
あるいはテーオーブルベリーあたりも前に行くでしょうか。
アンジュエトワールやエンジェルパイロも先団を形成しそうです。
これにチェリーブリーズやスティローザあたりも加わると、ペースがかなり速くなりそうですね。
そんな展開になるとすれば、いくら先行有利の浦和1400mとはいえ、後方待機勢にチャンスが巡ってきます。
前走で差す競馬も見せた、
③レイチェルウーズ
にとっては、願ったりかなったりのレース展開になりそうです。
左回りも、船橋コースではありますがこなしていますし、休み明けとは言え、そこまで間隔が空いているわけではありません。
この好メンバーの中に入っても、不安要素らしい不安要素は見つかりません。
アンジュエトワールの将来性にも期待したいところですが、安定感という点でいえばレイチェルウーズの方に軍配あり。
素直に軸はレイチェルウーズでいいでしょう。
馬券の相手を絞り込むのは難しそうですがね・・・。
いずれにせよレイチェルウーズには、無傷の5連勝を飾ってもらって、いざ桜花賞へ、という流れに期待することにしましょう。
コメント