今年、約7年半ぶりに再開した姫路競馬。
いよいよ、その再開した姫路競馬で重賞が行われます。
2000mの距離で行われる白鷺賞です。
白鷺賞自体が行われるのはなんと15年ぶりのこと。
どんなレースになるんでしょうかね~。
否が応でも盛り上がります。
楽しみでなりません。
今日はその白鷺賞を予想していきたいと思います。
出走馬はこちら
参考レース
1/3 新春賞(園田1870m)
今回出走メンバー中5頭が出走していた新春賞。
好スタートを切ったのは、今回出走していないマイタイザン。
そこに食いついていったのがマコトタリスマンでした。
エイシンニシパは3番手の好位。
3コーナー手前でマイタイザンがスパートして、マコトタリスマンは脱落。
一方3番手に控えていたエイシンニシパは力強い脚で4コーナー外に持ち出します。
そのまま力強く伸びて3馬身差の圧勝でした。
総じてこのレース、エイシンニシパの力強さだけが際立ちました。
58キロを背負ってこの芸当ができるのは力が抜けている証拠だと思います。
12/5 園田金盃(園田1870m)
このレースでも好スタートを切ったのはマイタイザン。
本当にスタートがすばらしい馬ですね。
杉浦騎手の技術もあるんでしょうね。
そのマイタイザンにプレッシャーをかけていくのが吉村エイシンニシパ。
エイシンニシパを3馬身前くらいに見る形でレースを進めていたのが下村タガノゴールド。
位置取り的には外目に出していたので、距離ロスがあるレースぶりでした。
しかしながら、全体的にゆったりとしたペース。
3コーナー手前でマイタイザンとエイシンニシパがピッチをあげて2頭のマッチレース状態になります。
その状態になってもタガノゴールド下原は手綱を抑えたまま。
4コーナーでエイシンニシパが抜け出して、ああ、これはエイシンニシパだなと思った瞬間、直線凄い脚で伸びてきたのがタガノゴールド。
残り100mくらいは、ダートとは思えないような鋭い伸びでした。
きっちりゴール前でアタマ差で差し切った下原騎手の好騎乗が光ったレースだったと思います。
白鷺賞の予想
なにせ7年半ぶりの開催。
そして施行回数も少ない2000m。
実績データから予想するのにはちょっとしんどいレースです。
データ重視、というか、レースの数日前に予想を公開するスタイルのこのブログでは、過去データで予想していくスタイルがどうしてもメインになってしまいます。
ただ、それも、こと今回のレースに限って言うと難しい。
じゃあどうしろっていうんだ~!と叫びたくなります。
そこで実績データに代り重視したいのは
展開面の予想。
どの馬が逃げて、どういうペースになるか。
どの馬がどのあたりで仕掛けるのか。
そんなところを予想して、推奨馬を導き出したい、というか、そうするしかないですね。
で、白鷺賞の展開予想ですが、出走していたら間違いなく好スタートからハナを切るだろうマイタイザンが今回はいません。
となると、逃げ馬がいないんですよね。
もしかするとエイシンニシパが逃げちゃうかもしれません。
あとは2枠川原騎手のスターリングブルスでしょうか。
いずれにせよ、スタートからペースが速くなるようなことはないんじゃないでしょうか。
そうなってくると苦しくなるのはエイシンニシパでしょう。
ペースが遅くなれば逃げ馬が楽になると思ったら大間違い。
ペースが遅くなればなるほど、追走する後続の馬も楽にレースを運べます。
そして後続の馬は、前の馬を見ながらレースが進められる利点があります。
逆にハナを切る馬は後続のプレッシャーを常に受けながらレースを進めないといけません。
その意味で、今回前に行くだろうエイシンニシパにとっては苦しい展開になると考えました。
となると、やはりタガノゴールドを推したくなるのですが、それではあまりにも芸がなさすぎるかと。
そこで推奨したいのは、7歳牝馬
⑧エイシンミノアカ
です。
この馬の持ち味は鋭い末脚。
昨年10月の重賞・姫山菊花賞(3着)で繰り出した上り3ハロンのタイムは36.7。
もはやダートとは思えないほどの末脚です。
姫路コースはここまでの傾向を見るに、先行馬有利の傾向はあるものの、差しも決まっています。
スローペースからの瞬発力勝負になると考えれば、エイシンミノアカの末脚は驚異です。
さらに頼もしいのは、地方競馬騎手屈指のイケメンとして知られる、鞍上・鴨宮祥行騎手です。
1月28日の姫路では、8・9・10Rを3連勝と絶好調。
特に8Rでは11番人気の人気薄を1着に持ってきています。
この日はその他にも2着も2回あり、完全に姫路コースを手の内に入れている印象。
エイシンニシパ騎乗の吉村騎手やタガノゴールド騎乗の下原騎手も姫路コースでしっかり勝っていますが、鴨宮騎手の巧者ぶりは目をみはるばかり。
馬券的な妙味もタガノゴールドから入るよりは、エイシンミノアカから入った方が面白いのではないでしょうか。
というわけで、15年ぶりの白鷺賞は鴨宮騎手のエイシンミノアカで勝負してみたいと思います。
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