今回予想するのは、名古屋の3歳牝馬による重賞・梅桜賞です。
距離は1800m。
出走は12頭です。
出馬表はこちら
早速、予想に入ることにしましょう。
名古屋1800mの特徴
さて、このブログもけっこう長いこと続けてきているので、各競馬場のコース別特徴は分析しつくしたかと思っていました。
ところが、この名古屋1800mについては、今まで分析したことがなかったようです。
そんなわけで、まずは名古屋1800mの特徴を捉えるところから予想に入りたいと思います。
馬番×脚質
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
1-6 | 11.2% | 21.5% | 32.9% |
逃げ | 34.6% | 50.0% | 62.8% |
先行 | 14.8% | 23.9% | 39.4% |
差し | 6.1% | 17.5% | 28.5% |
追込 | 5.0% | 11.9% | 19.5% |
7-12 | 10.0% | 21.4% | 30.8% |
逃げ | 27.9% | 44.2% | 53.5% |
先行 | 9.3% | 25.4% | 35.6% |
差し | 7.7% | 18.5% | 29.2% |
追込 | 5.1% | 7.6% | 13.9% |
内枠有利、かつ逃げ先行有利の傾向が出ていますね。
とはいえ、差し・追い込みが絶望的な数値、ということでもありません。
騎手(騎乗回数10回以上・勝率順ベスト10)
勝率順 | 騎手名 | 騎乗数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 岡部誠 | 61 | 24.6% | 47.5% | 59.0% |
2 | 丸野勝虎 | 51 | 21.6% | 37.3% | 49.0% |
3 | 戸部尚実 | 54 | 14.8% | 22.2% | 40.7% |
4 | 大畑雅章 | 68 | 13.2% | 22.1% | 30.9% |
5 | 東川公則 | 16 | 12.5% | 18.8% | 37.5% |
6 | 今井貴大 | 68 | 11.8% | 17.6% | 26.5% |
7 | 山田祥雄 | 43 | 11.6% | 25.6% | 37.2% |
7 | 友森翔太 | 43 | 11.6% | 23.3% | 32.6% |
9 | 宮下瞳 | 45 | 11.1% | 17.8% | 31.1% |
10 | 丹羽克輝 | 37 | 10.8% | 29.7% | 37.8% |
まあ、名古屋競馬のどの条件を切り取っても、岡部誠騎手が最上位に来るんですが、やっぱり名古屋1800mでも岡部誠騎手がダントツの成績を残しています。
ただ、今回、岡部誠騎手は騎乗なし・・・。
騎乗するようだったら狙ったんですが・・・。
次いで丸野騎手、戸部騎手と、名古屋のリーディング上位の騎手が1800mの条件でも上位に来ていますね。
種牡馬(産駒の出走回数10回以上・勝率順ベスト10)
勝率順 | 種牡馬名 | 出走回数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | シニスターミニスター | 12 | 41.7% | 41.7% | 50.0% |
2 | ディープスカイ | 12 | 33.3% | 41.7% | 50.0% |
3 | トビーズコーナー | 10 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
3 | マツリダゴッホ | 10 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
5 | ステイゴールド | 14 | 28.6% | 50.0% | 50.0% |
6 | ウォーターリーグ | 13 | 23.1% | 30.8% | 38.5% |
7 | ネオユニヴァース | 17 | 17.6% | 29.4% | 47.1% |
7 | ハーツクライ | 17 | 17.6% | 47.1% | 70.6% |
7 | マイネルラヴ | 17 | 17.6% | 23.5% | 41.2% |
10 | サウスヴィグラス | 30 | 16.7% | 23.3% | 26.7% |
サンプル数が少ないので何とも言えないデータではありますが、一応、勝率トップはシニスターミニスター。
次いでディープスカイ産駒となっています。
イメージでは、シニスターミニスター産駒って1200mあたりを主戦場にしている感じ。
1800mはちょっと長いんじゃないかと思いましたが、データ上はそうでもないんですね。
複勝率でいうと、ハーツクライ産駒の好成績が目立ちます。
ただ、今回、シニミニ産駒も、ハーツクライ産駒もいないんですよね・・・。
せっかく調べたデータなんですが、役に立たなそうです・・・。
参考レース
12/30 ライデンリーダー記念(笠松1600m)
逃げたビッグバレリーナはいい競馬をしたと思います。
ハナを切って、仕掛けどころも申し分なし。
競りかけてきたルミナスアローは沈みましたし、3着以下も引き離しました。
ただ、そのビッグバレリーナをいとも簡単に4コーナーでとらえたニュータウンガール。
モノが違うという勝ち方でしたね。
この勝ち方ならば距離が1800mに伸びても問題ないでしょう。
1/1 新春ペガサスカップ(名古屋1600m)
逃げたインザフューチャーがムスターファに絡まれて前がかなり速くなる展開。
控えていたエムエスオープンからすれば「しめしめ」の展開でした。
案の定、あっさり直線で前をとらえたエムエスオープン。
ところが。
このあとから沈むと思われたインザフューチャーの粘り腰。
結局、辛うじて勝ったエムエスオープンとインザフューチャーの着差はクビ。
で、そのエムエスオープンと接戦を演じたインザフューチャーは、というと、先日の笠松・ゴールドジュニアでまさかの9着に惨敗。
インザフューチャーの敗因はさておき、エムエスオープンの実力にはちょっと疑問符がつきました。
梅桜賞の結論
ここ最近、東海地区は強い牝馬がクラシックを席巻していますね。
昨年はエムエスクイーンがデビューから9連勝でこのレースを制し、そのまま東海ダービーまで制しました。
一昨年はやはりサムライドライブが7連勝でこのレースを制しましたが、東海ダービーはまさかの2着。
その前の年にこのレースを制したのは金沢の女傑・ヤマミダンスでした。
実力のある馬が出てきて、実力通りに勝つ
という傾向がこのレースにはあるようです。
まあ、それもそのはず。
3歳馬とはいえ、まだ1月の終わり。
この前まで2歳馬だった馬ばかりです。
年末の2歳戦で好成績を残していた馬が、年が変わったとはいえ、1か月後の同じようなメンバー相手のレースに出てくれば、好成績を残すのは当然と言えば当然です。
そう考えると、素直に
①ニュータウンガール
を推奨するのがベストだと思えてきました。
ケチをつけようと思えばつけられる馬ではあります。
初の名古屋競馬。
初の1800m。
笠松に来てから唯一馬券外に飛んだときに騎乗していた佐藤友則騎手が今回の鞍上。
危険な人気馬と言えばそうかもしれません。
ただ、前走のライデンリーダー記念の走りを見ていると、走りに余裕がある感じがしました。
まだまだ強くなる。
そんな雰囲気を醸し出していたと思います。
スピードに任せてハナに立つタイプだと不安な面もあるのですが、この馬は番手で控えることができます。
そういう意味でも安心して推奨できます。
そして、データ傾向上、内枠有利の傾向が出ていましたから、今回の最内枠もプラスに働くでしょう。
昨年のエムエスクイーンのように、あるいは一昨年のサムライドライブのように、ここを足掛かりにして、東海地区の覇者になってもらいたい。
そんな想いを込めて、ニュータウンガールを推したいと思います。
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