昨年、岩手でデビューした女性ジョッキー、関本玲花騎手。
冬の間、岩手は開催がないこともあってか、現在、笠松で期間限定騎乗中です。
何故、岩手の騎手が笠松?
と思いませんか?
僕は最初にこの情報を目にした時、そう思いました。
調べてみると、関本騎手は、見習い時代に笠松に居たんですね。
それで笠松であると。
まあ、笠松は「名手のさと」と自称していますからね。
いろんな刺激を受けて、岩手に戻って活躍してもらいたいものです。
笠松の3歳重賞
さて、今回予想するのは、そんな笠松の3歳重賞であるゴールドジュニア。
1600m戦で出走は10頭。
関本騎手は…いませんね。
まあ、さすがにすぐ重賞は厳しいでしょうね。
それでは早速予想していきましょう。
出走馬はこちらです。
笠松1600mの傾向
笠松1600mについては、過去にも言及しています。

特徴としては
- 外枠有利
- 逃げ先行有利
- 佐藤友則騎手騎乗馬は要注意
- シニスターミニスター産駒は信頼度が高い
といったところがポイントになります。
参考レース
1/1 新春ペガサスカップ(名古屋1600m)
スタートをうまく切ったインザフューチャー。
同じくいいスタートを切ったムスターファに競りかけられます。
以降、道中4コーナーまでずっとムスターファに競りかけられたインザフューチャー。
見た目にはかなり厳しい競馬をしていたと思います。
前がそんな調子でしたから、後ろから行ったエムエスオープンに差されても当たり前。
・・・の展開でしたが、驚くべきは直線残り100mくらい。
もう一度インザフューチャーが差し返すんですよね。
最後はクビ差でエムエスオープンに軍配が上がりましたが、これだけ厳しいレースをして、直線で後ろから来た馬を差し返すインザフューチャーの根性は素晴らしいものがあります。
3着は後ろから来たユーセイシューターで、着差はわずか(0.1秒差)でしたが、競馬の中身からすると、インザフューチャーがはるかにいい内容の競馬をしていました。
同じ競馬が今回もできれば、といったところでしょう。
12/31 園田ジュニアカップ(園田1700m)
荒れた馬場で行われた園田ジュニアカップ。
馬券の方も荒れました。
このレースで3着に来たのがコスモピオニール。
後方から直線で末脚を伸ばしての3着でした。
ただ、今回は園田よりも直線が短い名古屋コース。
同じような競馬をすると入着も難しいでしょうね。
鞍上・永井騎手がどんな騎乗を見せるでしょうか。
12/5 笠松ジュニアキング(笠松1600m)
ここで勝ったニュータウンガール。
その後ライデンリーダー記念を制しました。
今年の東海地区はおそらくこの馬が台風の目になるでしょう。
その2着だったダルマワンサ。
ニュータウンガールの強さばかりに目がいきますが、この馬も後続を引き離しています。
このレースでも玉砕的な逃げを打ったのはムスターファ。
今回も出走しているだけに、かき回されると先行勢は苦しくなるかもしれません。
ゴールドジュニアの結論
前哨戦を一通り見て、インザフューチャーとダルマワンサで悩みました。
インザフューチャーの前走はかなり強いと思います。
あんな芸当ができる馬はなかなかいないでしょう。
ただ、道中でムスターファが絡んでこなかったら、楽に勝っていたとも言えます。
そして今回もムスターファ(鞍上は佐藤友則騎手)がいるんですよね。
ムスターファは前に行くでしょうから、前走・新春ペガサスカップ同様、ムスターファがインザフューチャーに絡んでくると、また末が甘くなる可能性があります。
そう考えると、後ろから行って、前の動きを見る形で動ける、
③ダルマワンサ
のほうを推奨したくなります。
このダルマワンサ、昨年10月に行われたジュニアクラウンでもニュータウンガールとタイム差なしの2着なんですよね。
そのときに手綱を取った筒井勇介騎手と再タッグ。
筒井騎手は昨年の笠松リーディングでもあります。
いわば万全の態勢になっていると言ってもいいでしょう。
やや内枠なのは気になりますが、前に行く馬ではないのでスタートで包まれても挽回できます。
展開が向くと見て、ダルマワンサを推奨したいと思います。
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