年末は地方競馬の注目レースが目白押し。
家族旅行や帰省もあって、なかなか予想記事が書けないかな、と思っていました。
それで、こんな記事を書いたんですが、うれしい誤算が。
東京大賞典の出馬表が想定よりも早くて25日だったので、予定よりも早く記事を書くことができました。

そして、時間がないので簡易的な記事になると宣言していた東京シンデレラマイル。
こちらも、出馬表が本日(26日)に出たので、簡易版ではなく通常版で予想記事が書けます。
今後も、当初の予定にとらわれず、時間が空いたらできるだけ記事を書きたいと思います。
豪華メンバーで混戦ムード・東京シンデレラマイル
さて、その東京シンデレラマイルの出馬表はこちら。
いやあ、豪華メンバーですね。
南関の古馬牝馬路線の頂点を決めるレースと言っていいでしょう。
そして、馬も豪華ですが、騎手も豪華。
佐賀のトップジョッキー・山口勲騎手まで参戦じゃないですか。
森泰斗vs山口勲vs的場文男vs赤岡修次vs吉原寛人vs御神本訓史vs矢野貴之vs笹川翼
凄いですね、このレース。
オールスタージョッキーと言ってもいいレースです。
ある意味で東京大賞典よりワクワクします。
早速、分析していくことにしましょう。
大井1600mの特徴
さて、豪華メンバーが揃った東京シンデレラマイルの舞台は大井1600m。
このブログでは何度となく、大井1600mの特徴について言及してきました。


くどいようですが、大井1600mの特徴は、もう典型的な、
内枠・先行有利
です。
これを大前提にして予想を組み立てる必要があります。
参考レース
11/14 シンデレラマイルトライアル(大井1600m)
レース名の通り、この東京シンデレラマイルのトライアルレースです。
今回、このトライアルに出走して、本番にも出走してきた馬が6頭います。
このトライアルの分析が、本番の予想にも大きく影響しそうです。
まず、スタート直後、エースウィズとレガロデルソルが出遅れ。
逆に好スタートを切ったのはサンレイビルです。
先手を奪ったのは好枠だったアークヴィグラスとブルーミン。
好スタートを切ったサンルイビルは先団の3頭を見る形の4番手あたり。
サンルイビルと同じような位置にローレライがいて、2コーナーに入っていきます。
2コーナーを過ぎたあたりから後方から進出を開始したのがペタルーダ。
その後ろからついていく形になったのが出遅れていたレガロデルソルでした。
直線を向くと内で気分よく走っているように見えたアークヴィグラスがズルズル後退。
前で粘っていたブルーミンを交わしたのがペタルーダでした。
完全にペタルーダ×御神本の勝ちパターンと思いきや、敢然と伸びてきたのがサンルイビル。
ただ、ペタルーダも交わされそうになりながらもうひと伸び。
結局勝ったのはサンルイビルでした。
まあ、このレースぶりを見る限り、上位2頭はレベルが高いな、という印象。
3着ローレライは力を出し切ってますが、上位2頭には及ばないという感じを受けました。
4着には出遅れていたエースウィズが入っていますが、出遅れていなかったら上位といい勝負をしたかというと、微妙ですね。
本番と同じ舞台で行われたトライアルなだけに、このレースで感じた力の差は本番でもそのままでしょう。
11/4 JBCレディスクラシック(浦和1400m)
このレースで5着に入ったのがミッシングリンク。
上位とはかなり差のある5着でしたが、その上位はかなりレベルが高いので致し方ないと思います。
そしてポイントは距離。
この馬にとって1400mは少し忙しすぎたと思います。
そのことは、このレースの後に行われたクイーン賞(船橋1800m)で4着に入っていることからも実証済み。
TCK女王盃を勝っている馬ですし、大井ならもうちょっとやれるのではないかと期待しています。
東京シンデレラマイルの結論
いやあ、今回の東京シンデレラマイルの出馬表は見ていて飽きないですね。
高知から南関に転入したナンヨーオボロヅキがいて、赤岡修次騎手がいるのに、ナンヨーオボロヅキには乗らないんですね。
前走・ペタルーダに騎乗していいレースをした御神本騎手はサラーブに乗るわけですか。
期待が持てるのはペタルーダの方だと思うんですが・・・。
そのペタルーダに騎乗するのは絶好調・吉原寛人騎手。
前走ハナ差で1着だったサンルイビルは斤量53キロから55キロ。
一方、ペタルーダは53キロのままなんですね。
ただ、サンルイビルは2枠4番と内枠ですが、ペタルーダは5枠10番。
この斤量と枠のバランスが絶妙に難しいですね。
地力はあると思うミッシングリンクも内枠を引きましたが、こちらは56キロ。
うーん、難しいですね。
ただ、やっぱり大井1600mで押さえておきたいのは
内枠・先行有利
というファクターです。
なので、もう思い切って外枠の馬は見ないようにして、内枠の馬だけを見るようにすると、2頭の先行馬が目につきます。
1頭は高知からの転入馬・ナンヨーオボロヅキ。
もう1頭はステップオブダンスです。
ナンヨーオボロヅキのほうは斤量52キロが魅力。
ただ、高知の3歳馬と南関の歴戦の古馬たちでは、さすがにこの斤量をもらってもレベル差がありすぎるのではないでしょうか。
となると、ステップオブダンスが俄然脚光を浴びることになります。
そのステップオブダンスですが、斤量は56キロ。
決して軽いとは言えません。
ただ、近走の成績は安定しています。
本橋騎手とのコンビでも前走(船橋1700m)で2着と好走しています。
内のナンヨーオボロヅキが逃げてくれれば番手のインで競馬ができますし、ナンヨーオボロヅキにスピードがなくても、自分自身がハナに立つという戦法もあります。
いずれにせよ、やはり枠と脚質がこの馬に向くのではないかと・・・。
そんなわけで、激戦必至の東京シンデレラマイル。
推奨馬は、
⑤ステップオブダンス
としたいと思います。
さあ、このレースで弾みをつけて、31日の東京2歳優駿牝馬と高知県知事賞に臨みたいものですね。
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