暮れも押し迫ってまいりました。
今年も残すところあとわずか。
振り返ってみると今年はいろいろなことがありましたね。
まあ、今年に限らず、ですが。
世の中的に一番大きな話題は、やっぱり改元ですよね。
それからラグビーワールドカップ。
すっかりにわかファンになってしまいました。
競馬界はというと、藤田菜七子騎手の初重賞制覇とか、明るい話題も多かったですね。
一方で、中央競馬はノーザンファームの一強状態が進み、有力馬のレース使い分けが顕著に。
高速馬場化がさらに進んだ結果、ジャパンカップには外国馬が1頭も来ず。
馬券の売り上げは好調ですが、昔のワクワクする感じが最近の中央競馬にはなんか感じられないんですよね。
そんなこともあって、個人的には地方競馬へのシフトが一段と進んだ1年でした。
そして、その地方競馬ですが、年末年始にかけて注目のレースが目白押し。
南関は浦和と大井のリレー開催なんかもあります。
どれだけ我々からお金を巻き上げれば気が済むのでしょうか(笑)
そんな活況を呈す地方競馬。
今回予想するのはクリスマスイブの浦和メイン・武州賞。
距離は1400m。
出走は11頭です。
早速分析に入りましょう。
浦和1400mの傾向
このブログで何度も言及していますが、今回も言及しなければなりません。
浦和は地方競馬場の中でも一、二を争うトリッキーなコース。
ただ、その浦和の中でも、1400mは比較的「まとも」なコースです。
傾向については以下の記事で言及していますので、参考にしてみてください。

参考レース
さて、出走各馬の参考レースを観ていくことにしましょう。
11/26 ’19まがたま賞(浦和1400m)
重馬場で行われた一戦。
スタート直後からかなり縦長の展開。
やや後方を進んでいたツルマルキングオーでしたが、3コーナーから先団に取りつきました。
4コーナーを回ったところでもじりじり伸びていましたが、4着まで。
勝ったデイジーカーニバルの強さが目立つばかりのレースでした。
とはいえ、好メンバーが揃った中での4着。
今回の相手関係からいくと、強気になれる内容だとは思います。
11/25 寒椿特別(浦和1500m)
この時の馬場状態は不良。
水が浮いているような状態でした。
例によってスタート直後にややカーブするトリッキーな浦和1500mのレース。
内からスタートダッシュを決めたゴーフォワード。
楽に先手を奪って自分の競馬の形に持ち込みました。
その後、ほとんど順番が変わらない隊列のままゴール。
ゴーフォワードは57キロを背負っていましたが、楽な競馬だったと思います。
そして今回は4キロ減の53キロ。
ただし外枠。
このあたりのバランスがどう影響するのでしょうか。
10/10 神無月特別(浦和1500m)
こちらも浦和1500mのレース。
ただし馬場状態は良馬場でした。
スタートから好ダッシュを決めて先手を奪ったのはホウショウレイル。
外枠からの発走でしたが、最初のゆるやかなコーナーまでにインを確保しました。
そこからよどみないペースで逃げての快勝でした。
この馬、2歳時から注目していたのですが、明け3歳になってからは思っていたような活躍ができませんでした。
2歳のときに連勝していた時は、スピードに任せて逃げていたんですよね。
それを矯正しようと控える競馬をさせていたのですが、やっぱり神無月特別の様子を見ると、逃げて持ち味が出せる馬だと再認識しました。
今回は最内枠ですし、逃げる競馬に徹すれば、また連勝につながるのではないでしょうか。
武州賞の結論
さて、武州賞の結論です。
このレースA2下のレースで、1着賞金は500万円。
地方競馬の中では比較的高額賞金のレースです。
ただ、その割にはあまりメンバーはそろわなかった印象。
このクラスの、このくらいの距離は、割と南関であっても手薄なのかもしれませんね。
ただ、その中で、ホウショウレイルはかつてクラシックでもかなり有力視されていた馬。
能力的なものは一枚上だと思います。
ただ、それが今までうまくかみ合ってこなかった印象。
今回は最内枠なので、逃げるのならばかなり有利な枠と言えるでしょう。
ただ、斤量55キロは見込まれましたね。
馬格のある牝馬なので、あまり影響はないかと思いますが、他の馬が軽斤量の馬ばかりそろったので、もしかするとそのあたりで足をすくわれる可能性があります。
そこで武州賞の推奨馬として推したいのは、
⑩ゴーフォワード
です。
外枠という点は不利な要素ですが、魅力なのは53キロという軽斤量。
鞍上も森泰斗騎手が続戦。
森騎手とゴーフォワードは8戦して5勝と好相性のコンビ。
逃げを主張しなくても、番手で競馬ができるのも強みです。
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