単勝1倍台前半でも買ってはいけない騎手

いやあ、浦和記念はケイティブレイブでしたね。

実績・実力はNo.1なのは衆目の一致するところ。

でも・・・

開腹手術明け。

調教で2歳未勝利馬に遅れる。

騎手がスミヨンから急遽乗り替わり。

こんな状態で勝てるわけないと思ってました。

ところが、圧勝。

てか、

全然元気じゃないですか、ケイティブレイブ!

そして乗りかわった

御神本騎手の巧さ

なんであっさり浦和のインを、最初のコーナーまでに捨てれるのか。

ましてテン乗りの馬で!

やっぱり、本気出した時のミカポンはホント凄いですね。

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騎手で人気する馬

さて、そんな御神本騎手。

誰もが認める巧い騎手なので、御神本騎手が乗るだけでオッズが下がります。

いわゆる「騎手人気」ってやつです。

時に、馬の実力以上に人気が先行してしまうこともあります。

酷い(?)ときには単勝が1倍台の前半になるなんてことも…。

こういう、単勝1倍台の馬が馬券外に飛ぶと、いわゆる「大荒れ」になるわけです。

御神本騎手騎乗で単勝1倍台前半の勝つ馬・飛ぶ馬

そこで、

御神本騎手の騎乗した馬

で、

単勝1倍台前半

になった馬が、

  • どれだけ勝っているのか
  • どれだけ馬券外になっているのか

を調べてみました。

データは、2019年の1月から9月30日までの南関4場における全レースが対象です。

まず、御神本騎手の単勝1倍台前半での騎乗回数は、上記の期間で36回。

このうち、勝った回数は、

26回

でした。

勝率にして72.2%になります。

ちなみに上記期間における単勝1倍台前半の馬全体の勝率は、67.7%です。

なので、御神本騎手が乗るとさらに勝率が高まる、ということが言えるでしょう。

逆に、御神本騎手の騎乗馬で馬券外になった回数ですが、全36回のうち、

1回のみでした。

これは少ないと言えますね。

森泰斗騎手と矢野貴之騎手はどうか

では、御神本騎手以外の騎手はどうでしょうか?

南関の騎手で、御神本騎手以外に騎乗するとオッズが下がる騎手として思い浮かぶのは、

森泰斗騎手

か、

矢野貴之騎手

でしょうか。

両名の単勝1倍台前半の回数を見てみると、森騎手が51回、矢野騎手が31回。

こうしてみると、森泰斗騎手はさすがですね。

で、このうち、ちゃんと勝った回数は、

森騎手が28回

矢野騎手が23回

でした。

あれ?森泰斗騎手の勝った回数が・・・。

では、馬券外に飛んだ回数を見てみると、

森騎手が6回

矢野騎手が3回

となっています。

うーん、こうしてみると、森泰斗騎手騎乗の馬は、総じて過剰人気になりやすい、という傾向がうかがえます。

森泰斗騎手が騎乗しているというだけで人気になっているようなら、疑ってかかるのが高額馬券獲得の糸口かもしれません。

もっとヒドイ騎手もいる

このように森泰斗騎手騎乗の単勝1倍台前半の馬は怪しい人気馬である可能性が高い、ということがわかってきました。

上記の森泰斗騎手の、単勝1倍台前半時における勝率は54.9%。

馬券外率は11.8%になります。

御神本騎手の72.2%や、矢野貴之騎手の74.2%と比べると格段に低いことがわかりますね。

実はこの森泰斗騎手の勝率よりもダントツに低い騎手がいます。

吉原寛人騎手です。

吉原寛人騎手は、金沢の騎手です。

ですが、よく知られているように、全国各地で騎乗しており、南関でもよく騎乗しています。

最近では重賞でもバンバン勝っていて、地方競馬騎手の中でもNo.1の呼び声高い騎手です。

その吉原寛人騎手の単勝1倍台前半馬の勝率は、なんと、

25%

です。

また、馬券外に飛ばす、馬券外率は、

50%

になります。

これは、森泰斗騎手以上に、疑ってかかるべき騎手と言っていいでしょう。

まあ、それだけ、騎手の名前だけで人気になることが多い騎手、とも言えますがね。

単勝1倍台前半の馬をほぼ確実に勝たせる騎手

さて、ここまで挙げた、

御神本訓史

森泰斗

矢野貴之

吉原寛人

は、地方競馬をやる人なら知らない人はいないくらい、有名なジョッキーたちです。

リーディングも上位ですし、名手と言われる人たちです。

一方、リーディング上位じゃないのに、単勝1倍台前半の馬をしっかり勝たせる騎手がいます。

上記の期間において、単勝1倍台前半の馬に、吉原寛人騎手と同じく8回騎乗。

このうち7回は勝っている騎手がいます。

勝率にして87.5%の高率ですね。

そのジョッキーの名を

山林堂信彦

と言います。

一部に熱狂的なファンがいる山林堂騎手。

何を隠そう、僕もその一人です。

そんな山林堂騎手の単勝1倍台前半の馬に乗った時の安定感は凄いですね。

違う見方をすれば、(失礼な言い方ではありますが)山林堂騎手が乗ったからと言ってオッズが下がるわけではないので、その馬のオッズは、騎手人気が含まれていない、適性オッズだと言えるかもしれません。

なお、上記期間で5回以上単勝1倍台前半の馬に騎乗した騎手の中では、山林堂騎手の勝率がトップとなります。

次点は赤岡修次騎手の85.7%(7回中6回)となっています。

また、リーディング上位の笹川翼騎手は、期間中17回騎乗して、13勝していますが、1度も馬券外がありません。

上記の赤岡修次騎手も同様です。

まとめ

というわけで、騎手人気の観点から、簡単な分析をしてみました。

まとめると、

  • 森泰斗騎手と吉原寛人騎手の単勝1倍台前半は要注意
  • 単勝1倍台前半で信頼度が高い騎手は、山林堂・赤岡・笹川

といったところでしょうか。

最後に補足しておくと、1番人気を飛ばすことが多いことが、すなわち森泰斗騎手や吉原寛人騎手が「下手」ということではありません。

森騎手にしても、吉原騎手にしても地方を代表する騎手であることは衆目が一致するところ。

むしろ、騎手に力があることを誰もが認めているから、馬の能力以上に騎手に重きが置かれ、オッズが下がっている、と捉えるべきです。

ある意味、単勝1倍台前半が多いということは、騎手に対する信頼のあかしとも言えるのではないでしょうか。

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