今回予想するのは高知の2歳重賞・黒潮ジュニアチャンピオンシップです。
距離は1400m。
出走は12頭。
高知でデビューした馬の限定レースとなります。
これが予想をするうえでの最大のポイントになります。
それでは、予想に入りましょう。
シェナオセロの2着争い
さて、最初から結論めいたことを言ってしまいます。
このレース、シェナオセロの2着争いです。
そもそも高知デビュー馬限定レースということで門戸が狭いこのレース。
さらに、高知の2歳戦なんて、レース数がそれほど多くありません。
ほとんどの馬がすでに対戦済み。
出走12頭のうち、実に6頭が前走、山北みかん特別(11/10)。
地方競馬ライブ
このとき最先着したのがシェナオセロ(2着)。
さらに、その前の10/27に行われたかぼちゃの小倉煮特別には7頭が出走。
地方競馬ライブ
このときの1着がシェナオセロ。
2着のポルトギーニにつけた着差は2馬身1/2(0.5秒)。
さらにさらに、その前の10/13に行われた2歳条件戦も4頭が出走。
地方競馬ライブ
ここでも勝ったのはシェナオセロ。
3馬身差の圧勝でした。
・・・ということで、シェナオセロと既に対戦した組が、シェナオセロに先着するのはかなり至難の業でしょう。
まして、今回シェナオセロは大外枠。
高知は外枠有利のコースですから、諸条件がシェナオセロに向いています。
素直に2着争いを検討して、その馬の複勝狙いがよろしいかと・・・。
1頭を除けば・・・
では、その2着争いの候補ですが、参考レースを見て検討してみましょう。
10/13 ツガニうどん特別(高知1300m)
このレースで後続に6馬身差をつけて勝ったのがアヴァンティ。
6馬身という着差はけっこう決定的ですね。
もうこの馬が相手筆頭でいいんじゃないかと思えるくらいです。
ただ、悩ましいのはこのアヴァンティ。
先述のかぼちゃの小倉煮特別でシェナオセロに4.5秒の大差をつけられ7着に沈んでいます。
このときシェナオセロの3着に食い込んだのが、ツガニうどん特別で2着だったガンバルン。
うーん、なかなか悩ましい相手関係です。
9/23 土佐ジロー特別(高知800m)
このレースを制したのは前述のガンバルン。
800m戦とはいえ、後続に4馬身をつけている点には注目です。
黒潮ジュニアチャンピオンシップの結論
この時期の2歳戦は門別馬が有利。
・・・というのはもはや地方競馬をする上でセオリーとなりつつあります。
2歳戦で門別馬が出ていれば、まずはその馬を軸に考えたくなります。
ところが、高知デビュー馬限定という「しばり」がある黒潮ジュニアチャンピオンシップはそうはいきません。
まあ、その点が、予想をする上で面白いところですが。
で、前述のとおり、シェナオセロの軸は揺るがない。
・・・となると、2着・3着にどの馬が来るか、ということになるのですが、結論としては、
③ガンバルン
を推奨することとしました。
理由は安定感。
これまた先述の通り、ガンバルンはツガニうどん特別でアヴァンティに先着を許しています。
ただ、成績に波のあるアヴァンティに対し、ガンバルンは5戦して1度も馬券外になっていません。
シェナオセロのような1頭抜けた馬がいるレースでは、こういう相手なりに走る安定感のある馬がねらい目です。
馬券的にはシェナオセロとガンバルンの三連複2頭軸か、ワイド1点勝負がベストでしょうね。
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