今回予想するのは川崎の2歳牝馬重賞・ローレル賞です。
距離は1600m。
出走は14頭です。
なかなか面白いメンバーが揃いましたね。
早速予想していくことにしましょう。
川崎1600m
川崎1600mの傾向は過去にも分析をしています。



まとめると、
- やっぱり内枠有利
- 的場、真島、繁田、森の4人に要注意
- スマートファルコン、アグネスデジタル、バトルプランの産駒は押さえておく
という傾向が出ていました。
今回のメンバーを見ると、スマートファルコン産駒・バトルプラン産駒が出走していますね。
要注意です。
参考レース
2歳戦は参考レースの分析がカギを握ります。
いくつか参考レースを見てみましょう。
10/29 ハートビートフィリーズ(船橋1500m)
地方競馬ライブ
このレースには、⑧ノラ、⑨クレセントアーチ、⑪アートムーブメントが出走。
勝ったのはアートムーブメントでした。
道中は中団やや後ろ。
直線で鋭く伸びて、最後まで余裕のある走り。
器の大きさを感じさせました。
2着はノラ。
こちらは藤本騎手の好判断が効いた感じの印象。
果敢に逃げて、最後までばてませんでした。
ただ、このレースは不良馬場で行われました。
重・不良馬場への適性は両馬とも示した、という格好でしょうか。
9/25 ハートビートヴィーナス特別(船橋1500m)
前述のハートビートフィリーズと同じようなメンバー構成で行われたレースです。
着順も1着のノラとアートムーブメントが入れ替わっただけ。
地方競馬ライブ
ただ、このときは稍重。
ノラはこのときも逃げて、最後までバテませんでした。
この先行力はなかなかのものだと思います。
10/22 鎌倉記念(川崎1500m)
地方競馬ライブ
日にちが若干前後します。
このレースには、今回出走メンバーの中では、④スティローザと⑦ミナミンが出走していました。
スティローザのほうは大外枠で、スタート直後に外によれました。
道中も外を回らされた印象。
力を出し切った感じはしませんでした。
ミナミンのほうは、3着に入線。
1・2着が先行勢だった中で、1頭だけ中団から差し込んできたのは見事。
なかなか味のあるレースをしたと思います。
10/21 小町特別(川崎1600m)
今回と同じ舞台で行われたレースです。
地方競馬ライブ
このレースには③ハセノワールド、⑤ルイドフィーネ、⑩ブロンディーヴァ、⑬トキノノゾミが出走。
勝ったのはブロンディーヴァでした。
外枠気味の枠順でしたが、スタートダッシュよく内に入って道中は2番手。
4コーナーを回ってくるときには手ごたえ抜群。
直線でもよく伸びて、スケールの大きさを感じさせました。
ルイドフィーネもよく食い下がっての2着でした。
ただ、ブロンディーヴァとの力の差が感じられました。
なかなか逆転までは難しそうな力関係のように映りました。
8/29 リリーカップ(門別1200m)
一見関係なさそうな参考レースです。
ですが、今回は門別馬が2頭いて、その2頭が直接対決しているレースがあります。
それがこのリリーカップ。
地方競馬ライブ
勝ったのはプリモジョーカー。
鞍上はルーキー小野楓馬騎手。
スタートダッシュを決めて果敢にハナを切りました。
そしてそのまま押し切ってのゴール。
対するバブルガムダンサーは中団のまま、伸びきれずゴール。
まあ、このレースだけ見ると、力の差は歴然としています。
ただ、条件面が大きく違いますね。
このときは直線の長い、門別の1200m。
一方、今回はトリッキーなコースで有名な川崎1600m。
右回りと左回りという点でも違います。
プリモジョーカーは同じような競馬ができるかどうか、といったところでしょう。
ローレル賞の結論
参考レースを見る限りでは、先行勢と追い込み勢がはっきりわかれるメンバー構成。
どっちを取るか、ですが、舞台は川崎。
内枠・先行有利の傾向がはっきりと出るコースです。
ただ、今回は内枠に出足の早い馬が揃いました。
前述の門別・①プリモジョーカーはもとより、②のトキノカナエルも不気味な存在。
④のスティローザも今後は内枠ですから、前に行けそうです。
⑤ルイドフィーネも前に取りつきたいでしょうね。
こんなメンバー構成と枠順を見ていると、ハイペースは必然でしょう。
後方待機組に分がありそうな気配です。
ただ、何度も言いますが、舞台は川崎。
動けるところで動いていかないと、直線勝負に賭けるのは難しい舞台です。
そういう意味では、操縦性の高さ、も大事でしょうね。
参考レースを見る限り、操縦性の高さが一番高そうで、前に行かなくてもれーすができそうな馬。
うーん、これはやっぱり、
⑩ブロンディーヴァ
ではないでしょうか。
前述の通り、前走はやや外枠にもかかわらず、スタートダッシュでスッと前目のインを取りました。
同じような競馬ができれば、あとは力の差は歴然。
鞍上は安心と安定の御神本訓史騎手。
御神本騎手のうまさのひとつに、4コーナーでの空間把握のうまさがあります。
4コーナーで空いたところにスッと馬を入れて、直線できれいに抜け出す。
こんなシーンをたくさん見てきました。
おそらく今回もそんなパターンのレースになるのではないかと予想しました。
川崎1600mに強いスマートファルコン産駒という点も、推しの要素の一つです。
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