JBCが終わって、道営記念が終わって、ひと段落した感がある地方競馬。
そんな地方競馬にショッキングなニュースが。
キタサンミカヅキが引退し、種牡馬入りすることとなったそうです。
JBCに出てきていなかったので、どうしているのかと思っていましたが・・・。
まあ、馬齢が馬齢だけに致し方ないかもしれません。
キタサンミカヅキは、すでに北海道に向かったそうです。
キタサンミカヅキのこと。
佐藤賢二調教師にお話をうかがいました。
種牡馬になるため本日、静内のカタオカステーブルに向かったそう。
来春から種牡馬になるのは決まっていて、脚元の状況から少し出立が早まったとのことですが、なんだか寂しくなりますね・・。— 中川明美(競馬ブック) (@nakagawaakemi) November 7, 2019
これだけの功績がある馬が引退式もないなんてさみしいですね。
まあ、脚元の状況がよくないようですから、これまた致し方ありません。
ディアマルコ引退
引退と言えば、牝馬中距離重賞路線で活躍した高知のディアマルコも引退することになりました。
今、活況を呈している高知競馬。
その高知競馬の復活の象徴と言ってもいい活躍を見せたディアマルコ。
こちらもキタサンミカヅキ同様、大変な功労馬です。
いっそのこと、キタサンミカヅキをディアマルコにつけてみてはどうでしょうかね?
血統的にはこんな感じになります。
なんか、けっこうよくないですか?この血統の馬。
生産者の方。
ぜひ、こんな夢のある配合を試してみませんか?
ディアマルコも活躍した園田の1700m
さて、今回予想するのは兵庫クイーンカップ。
園田の1700mで行われます。
園田の1700mといえば、前出のディアマルコ。
同じコースで行われる兵庫サマークイーン賞を3連覇しています。
よく言われることではありますが、同じレースの3連覇って、難しいんですよね。
まさにディアマルコは、高知競馬にとって不世出の存在でした。
そんな感慨にふけりつつ、また、次のディアマルコを探しつつ、予想をしてみたいと思います。
各地区から参戦する馬が熱い
さて、今回の兵庫クイーンカップのメンバーを見て思ったこと。
他地区からの参戦馬が熱い!
金沢の最強牝馬・ヤマミダンス
笠松で6連勝中のヴィクトアリー
この2頭が参戦することで、がぜん面白いレースになりそうです。
一方、受けて立つ地元・兵庫勢も、
重賞の常連・エイシンミノアカ
西日本ダービー3着の新鋭・リリコ
といった面々がそろっており、いいレースが期待できそうです。
園田1700mの傾向
そんな好メンバーが揃った今回の兵庫クイーンカップ。
その舞台である園田1700mの傾向ですが、過去に当ブログで分析してみたことがあります。

その分析によると、
- 内枠有利
- 田中・下原・吉村のトップジョッキー狙い
- なぜか芝向きの種牡馬の産駒が活躍
という傾向が出ていました。
まあ内枠有利と言う傾向はコース形態からも明らかですね。
向こう正面のバックストレッチ途中からスタートして、直後にコーナー。
こういう、最初の直線があまりないコースは、だいたい内枠有利になります。
ましてコーナーがキツイ園田。
外枠の逃げ馬は不利な展開になりがちですね。
今回のメンバーでいうと、ヴィクトアリー・ヤマミダンスといった他地区の精鋭が外枠。
なおかつ両馬とも先行勢。
うーん、気の毒としか言いようがありません。
兵庫クイーンカップの結論
というわけで、内枠の逃げ馬を狙いたいところ。
そこで触手が伸びそうなのは①スターリングブルス。
鞍上も川原正一騎手ですから信頼できます。
ただ、この馬、持ち時計が今一つ。
堅実な馬ではありますが、一線級との対戦もありません。
そんなレベルの中で勝ちきれないところがあるのは不安要素です。
となると、多少枠は外目でも、持ち時計が段違いにいい、
⑨エイシンミノアカ
で仕方ないのかな、と思います。
そもそも前走も牡馬相手の重賞で3着。
勝ちきれないところはある馬であることは間違いありません。
ただ、牝馬同士の今回の相手ならば、馬券外になることはない、と見ました。
頼れる鞍上は田中学騎手です。
ここでひとつ重賞を制して、来年以降、それこそグランダムジャパンにつなげたい一頭です。
そういえばこの人も引退・・・
さて、冒頭にキタサンミカヅキとディアマルコの引退について書きました。
もうひとり、11月7日に引退された方が。
コスモバルクでおなじみの田部和則調教師ですね。

もう73歳になられるのですか。
いやはや、月日が流れるのは早いものです。
競馬を見ていると、いっそう月日が流れるのが早く感じますね・・・。
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