東京オリンピックのマラソンと競歩。
正式に札幌開催が決まりました。
開催まで9か月というタイミングでの競技場所変更。
去られる東京もたまったもんじゃありませんが、来られる札幌もたまったもんじゃありません。
すでに、いろんなところにハレーションが起きているようで・・・。
競馬ファンとして気になるのは、中央競馬の札幌開催でしょうか。
門別競馬には影響はなさそうですがね。
今シーズンの総決算・道営記念
さて、今年もまもなく門別競馬が終了となります。
門別競馬のフィナーレを飾るのは、おなじみ道営記念。
門別競馬の有馬記念とも言えるレースです。
今年の出走は12頭。
1着賞金は1,500万円と、中央や南関を除けば破格の賞金です。
総大将不在の道営記念
さて、今年のメンバーを見ると、そうそうたる顔ぶれがそろっています。
ですが、肝心の総大将がいませんね。
そう、スーパーステションです。
今、スーパーステションはどうしているのでしょうか。
twitter上では不吉な三文字が繰り返しツイートされていますが、確たる証拠はありません。
スーパーステション屈腱炎って本当なの?
— どらなりー☆UPDATE (@dora1293) November 2, 2019
スーパーステション屈腱炎?
— シエラおじさん (@az_2621) November 3, 2019
無事であってほしいのですが・・・。
もう一頭出てほしかった馬が・・・。
それから、スーパーステションのほかに、もう一頭出てほしかった馬が出ていません。
今年の門別三冠馬・リンゾウチャネルです。
こちらは10月24日の復帰戦を危なげなく勝利しています。
当然、道営記念に出てくるものだと思いきや、出走せず。
こちらもツイッター上では楠賞という文字が飛び交っていますが、果たしてどうでしょう。
リンゾウチャネル、園田楠賞か!
もしそうなれば、これは強い馬が園田参戦だなぁ…— 谷田 卓弥 (@tacktokotaro) November 1, 2019
リンゾウチャネルいないということは楠賞なのか
— ナカヤマ (@Festaknight) November 2, 2019
あおりを食らった騎手
さて、このリンゾウチャネル道営記念回避であおりを食らった騎手が1名。
リンゾウチャネルの主戦・五十嵐冬樹騎手です。
リンゾウチャネルが出てくることになれば、当然騎乗していたでしょう。
ところが、リンゾウチャネルが出てこず。
それで、もう一頭のお手馬・バルダッサーレが乗り替わりとなってしまいました。
ツイていないですね・・・。
そのバルダッサーレ。
有力馬の一頭なのですが、鞍上は大井の笹川翼騎手。
大井時代にコンビを組んでいた騎手ですね。
乗りなれた騎手なので安心のようにも思えます。
しかしながら、笹川騎手とバルダッサーレのコンビは、[2.1.4.5]
それほど相性がいいとは言えません。
相手関係があるとはいえ、むしろ門別に来てから五十嵐騎手とのコンビで[3.0.0.0]。
ということを考えると、今回の乗り替わりはあまり歓迎されるものではありません。
勢いのある3歳馬は・・・
もう1頭注目したい馬は、3歳馬・リンノレジェンド。
目下、大井の黒潮盃・盛岡のダービーグランプリと重賞を連勝中。
勢いだけでいえばこの馬が一番かもしれません。
ただ、気になるのは斤量。
いくら重賞勝ち馬とは言え、歴戦の古馬と1キロ差は酷ですね。
ちなみに、門別三冠レースでリンノレジェンドをよせつけなかったリンゾウチャネル。
そのリンゾウチャネルが先日のレースで下した面々の中に、今回の道営記念に出走するクラキングスの名前が。
単純なタイム差で比較してみると、
北海優駿でのリンゾウチャネルとリンノレジェンドのタイム差が0.7秒。
10/24のみついし花だより特別でのリンゾウチャネルとクラキングスのタイム差が0.9秒。
リンノレジェンドとクラキングスはリンゾウチャネルを基準にするとほぼ互角。
こういう比較が何の意味もないことは重々承知しています。
承知していますが、ひとつ参考にはしたいと思います。
消去法でいくと残るのは・・・
ということで、有力2頭であるバルダッサーレ・リンノレジェンドにミソをつけました。
となると、がぜん有力馬として注目なのはオヤコダカですね。
今回は天敵・スーパーステションもいません。
がぜん、この馬にとって有利な状況のように思えます。
しかし、そのスーパーステションとの力関係を見ていて思うことが。
オヤコダカって、実はマイルくらいがベストなのではないかと。
というのも、スーパーステションとの直近の対決だった旭岳賞(9/12)。
このときのスーパーステションとの着差は1.6秒。
一方、7/17のマイル重賞・星雲賞での着差は0.1秒。
スーパーステションは2000m前後が得意なのは間違いありません。
ですが、オヤコダカのパフォーマンスもマイル前後がベストなのではないでしょうか。
だから、マイルでは両馬の力差が縮まる、と。
となると、今回の道営記念は2000m。
スーパーステションがいなくても、他のメンバーも強力です。
オヤカダカがすんなり勝てるレースではないと思います。
道営記念の結論
スーパーステションとリンゾウチャネルの2トップ不在の道営記念。
本当ならこの2頭の頂上対決を見たかったのですが、それでも好メンバーが揃いました。
まさに門別の有馬記念にふさわしいレースだと思います。
そんな門別きってのビッグレースで推奨したいのは、
⑤モズオトコマエ
です。
いやあ、さすがにそれは厳しいんじゃないの?
という声が聞こえてきそうです。
前走もバルダッサーレ以下に大きく離されました。
しかしながら、今回は心強い味方が。
吉原寛人騎手が騎乗します。
吉原寛人騎手とのコンビは昨年7月の星雲賞以来となります。
このときはスーパーステションの2着。
ただ、相手が相手ですからね。
そのスーパーステションがいないここならば、一発があると見ました。
金沢の重賞・イヌワシ賞を制しているように、ベストは1800m~2000m前後。
地方の中距離路線で強いネオユニヴァース産駒の同馬。
前に行く馬が多いメンバー構成。
後ろでじっくり脚をためて直線弾けさせる展開になりやすそうです。
そのあたりのペース配分というか、状況判断に長けているのがまさに吉原騎手。
人気薄が予想されるだけに、オッズ的にもおいしいでしょう。
今年の門別競馬の総決算は、大荒れに期待することにしました。
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