台風19号。
とんでもない被害を日本各地に残して去っていきました。
当初懸念されていた暴風より、豪雨による被害が顕著。
至るところで川の氾濫がありました。
こんなときに競馬の予想なんて不謹慎だ!
そんなことを言う人がいるかもしれません。
気乗りがしないのも確かです。
ただ、僕は東日本大震災の時に学びました。
過剰な自粛は一番やっちゃいけないことだ、と。
被害に遭った人のことを思いつつ、やるべきことをやる。
しっかりお金を使って、経済を回す。
自然災害に遭った時は、これが一番大事です。
被害に遭った方を気遣いつつ、しっかり予想して、しっかり馬券を買っていきたいと思います。
逃げ馬不在のマイルグランプリ
さて、今回予想するのは大井の重賞・マイルグランプリ。
出走は16頭とそろいました。
大井のマイルは内回りコース。
他の大井の距離よりも、逃げ馬の枠が重要です。
逃げ馬が内枠に入れば、ペースは意外と落ち着きます。
一方、外枠に入れば、1コーナーまでのインコース争いでハイペースになりがち。
ところが、今回のメンバーを見て愕然。
積極的にハナを切ろうという逃げ馬が見当たりません。
難解な一戦になりそうです。
ノンコノユメ×御神本訓史
もうひとつ、このレースで注目したいこと。
それは、メンバー中実績No.1のノンコノユメ。
主戦を務めてきた真島大輔騎手が病気のため乗れず。
前回の日本テレビ盃は笹川翼騎手が代打を務めました。
今回も笹川騎手かと思いきや、まさかの御神本訓史騎手。
うーん、これは・・・。
おそらく1番人気が予想されますが、危険な人気馬だと思います。
僕はノンコノユメも御神本騎手も大好きです。
大好きですが、大好きがゆえに、それぞれのことをよく知っています。
知っているがゆえに言いますが、このコンビは合わないと思います。
あくまで感覚的なものですが・・・。
馬券的妙味もないので、このコンビは外して予想を考えたいと思います。
リッカルド×石崎駿
それと、昨年のこのレース。
1番人気に推されながら4着に沈んだリッカルド。
思えば、昨年のこのレースあたりから歯車が狂い始めた気がします。
ところが、前走の千葉ダートマイルで見事に復活を遂げました。
その勢いでマイルグランプリも・・・と思いきや、鞍上が石崎駿騎手に乗り替わり。
うーん、これは不可解な乗り替わりです。
これまで手綱を取ってきた矢野騎手はサブノジュニア。
サブノジュニアもいい馬ですが、リッカルドとどっちを選べと言われたら・・・。
大概、こういう不可解な乗り替わりは、いい成績を残さないものです。
外枠・大型馬・脚質を考えて、リッカルドも外して考えることにしましょう。
マイルグランプリの結論
ノンコノユメ、リッカルドという元・JRAの大物。
この2頭をバッサリ切って、指名したい馬がいます。
それは、トライアルを制したワークアンドラブ・・・でもなく。
矢野騎手が選択したサブノジュニア・・・でもなく。
絶好調・吉原寛人騎手騎乗のダノングッド・・・でもなく。
昨年、このレース3着。
前走も重賞で2着。
最内枠。
そして、鞍上は大井の帝王・的場文男。
そう、
①トロヴァオ
です。
マイルはお手の物。
特に大井マイルは全4勝中2勝を挙げている、もっとも得意とするコース。
その勝った時の馬番はいずれも内枠。
そして今回も内枠。
展開次第では前にも行ける自在性もあり、馬場も問いません。
前走よりも、相当相手は強くなります。
強くはなりますが、相手なりに走れる馬でもあります。
同厩舎のノンコノユメが人気を集めそうですが、古くからの格言に、
「同厩舎は人気薄を狙え」
という格言があります。
まさに今回は狙い時。
トロヴァオ×的場文男で勝負です。
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